第69話 ぼっち飯の渚が紹介してくれた情報屋が見返りに求めたものは
「支払方法その①白気の修得方法を教える」
また、それかい! 本当に人気があるんだな、気の修得方法。ただ、これには祥君の協力がいるし、エミリーや渚ならともかく私の一存で情報屋に情報として売ってもいいものなのか。
私が思案顔をして考えていると三重野先輩はそれを察してくれたのか話を続けてくれた。
「支払方法その②定期的に私の元を訪問し、私の情報収集に付き合う」
う~ん、これも微妙だ。私が知った情報を先輩に流すってことだろう。確かにこの程度の条件でエミリーの現在位置が分るのは魅力的だがなんかスパイしてるみたいで嫌だな・・・
「支払方法その③分割支払い。おまえはたぶん、すぐ100万ぐらい稼ぐプレイヤーになるから分割で返してくれてもいいよ」
普通に考えてたらこれかな。将来100万稼げるかどうかは分らんがとりあえず、今、一番リスクが少ないのがこの選択肢だ。エミリーを見つけてから彼女に立て替えてもらってもいいし。
「支払方法その④これに関しては全くお勧めしない。だから中身も教えない。①、②、③がどれも嫌で内容を聞かずに④を選択したなら答えよう」
「なら④で!」
「即答かい!いいのか、今さら他の選択肢など認めんぞ」
「④一択でお願いします」
「くそ~どうしようかな~よりにもよってこんな怪しい④を選ぶか~普通なら③だろう~」
なんか知らんが髪の毛をかき乱して悶絶している。そんなに嫌だったのか。
「ああっ、もう決めた。雇われで行くよ。④は我が新聞部に入らないかだ」
「第2新聞部入部の勧誘?」
「実は部員が数人しかいなくてこのままだと同好会に格下げされて部室を追い出されてしまう。それだけは嫌で方策を練ってた最中なんだ。ここは私達のリアルでのたまり場でできれば失いたくない。別に新聞部ってことにこだわらなくてもいいよ。部の名前や活動はをかえてくれてもいい。入部しないか?」
「分りました。入部します!」
実はまだ、入る部活を決めていなかったのだ。帰宅部系が良かったのだが自由に活動できるならどこでもいい。まあ、私の場合、どの部活に入っても大概、実権を取ることができるのだが。それに今はエミリーの情報を得ることが第一だ。このぐらいのリスクはなんでもない。
「ところでさっき、なんで④を選択したんだ?普通③だろう」
「いや、ログイン中でも無かったんで無理に①②③④を選ぶ意味はないかなって。④の内容を受け入れられそうになかったら強引に③に変えるように説得するつもりだったし」
「なるほど、これが春日井真澄か・・・」
読んで頂きありがとうございました。なんとかギリギリ投稿できました。明日は投稿時間未定です。ブックマーク、感想、評価などあればお待ちしております。




