第21話 エピローグ 春日井真澄が清水谷祥の顔をまともに見られなかった訳
ゲート現象が終結させた翌日、私達は普段どおりの学校生活に戻った。さて、今日もログインしてとっととレベルを上げて彼らに追いつくか!
私が自習室に行こうとすると清水谷君が現れ、無言でキレイにラッピングされた化粧箱を渡された。
「これって!?」
どう考えてもプレゼントだ。ドキドキしながら箱を開けるとピンク色をした小型のデバイスが入っていた。
「これってインフィニットステーションピュアピンク、最新型じゃない!!! この型はピュアピンクが出てなかったはずだけど。まさか、オーダーメイド!?」
「このタイプじゃないと反応速度に遅れが生じるんだ」
彼は照れ隠しに私に背中を向けてそう話した。
だから私は彼の背中を思い切り叩いてこう返した。
「バーカ、女の子に最初にものを送る時はもっと考えなさい」
彼が痛そうにリアクションしているがふりかえらなくて助かった。
だって、私も耳まで真っ赤になっていたからだ。
やれやれ女の子に送る最初のプレゼントがゲーム機とは情報偏差値は高いが現実適応能力はよっぽど低いようだ。
仕方がない私の彼氏候補として色々教育してやるか。あれ、けどそうなると私の彼氏はPK職人になるのか!?
うーむ、よく考えると友達に彼を紹介するとき困る肩書きだな、これは。
終に第一章完結です。読んで頂き本当にありがとうございました。これを機に活動報告の更新も始めようと思います。もしよろしければこちらもご参照下さい。




