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楽しみの常夏と悲しみの常夏

どうも、初めまして。この度デビューさせていただきました。

本当に物語を書いたりするのは初めての経験なので、アドバイス等は遠慮なくしてやってください。

良い作品に出来るように頑張っていきたいと思います。


ジャンルが自分で書いていてよくわからないので、その他になってしまいましたw

ジャンルはこんな感じじゃない?みたいなのがあったら教えていただけると嬉しいです

「なぁ、悠斗。お前にひとつ、聞きたいことがある。」

「なぁに?おとーさん!」

「お前は、大きくなったら・・・何になりたい?」

「ん~・・・おかーさんのようにやさしくて、おとうさんのようにかっこいいおとなにいなりたい!!」

「フフッ・・・そうか・・・。大丈夫だ。お前なら、絶対なれる。お前は、パパとママの自慢の息子だからな!」

「急にどうしたの?おとーさん」

「いや、なんでもない。さぁ、行こう。ここからは遠い、遠い・・・俺たち家族の、新しい家へ。」

「うんっ!お友達、いっぱい出来るかな?」

「あぁ・・・できるさ。お前なら。」


 そこは、ちっぽけで―せまくて―ちいさなこどもたちがかけまわる―ちいさな―ちいさな田舎。

ほとんど珍しいことも物も、何もない場所で。ここが他の場所と違うことといえば、それは一年中が夏である、常夏であること。

それ以外はなんでもない平和な田舎だ。

俺は、10年前にここに引っ越してきた。今は15歳、だからここに越してきたのは5歳の時になる。

何故引っ越してきたのか父さんに理由を聞いたこともあったけど、その理由だけは父さんは頑なに答えようとはしなかった。俺はいじめを受けていたわけではない。両親の仕事の都合というわけでもない。母さんに至っては、専業主婦である。

だが、俺は気にしていない。前の都会での生活も楽しかったが、ここでののんびりとした暮らしも、また楽しかったから・・・。


ベッドでうたた寝しながらそんなことを考えていると、1階の台所から母さんの声が聞こえた。きっと朝食が出来たのだろう。


「悠斗ー!ご飯よー!」

「はーい!母さん!」

香ばしいベーコンの匂い、食欲をそそるスクランブルエッグ。炊きたての白米。全て俺の大好物だ。俺の母さんは、こうしていつも朝食は俺の大好物をだしてくれる。この母さんの作る飯が、最高にうまいのだ。

「美味しいよ、お母さん」

「あら、ありがとう。ねぇユウト?今日は1日、何してるの?」

「ん~、いつもどおり健太と護と一緒に遊んでるかなー。今日は海に行こうって約束してるんだ。まぁ、海には入らないんだけどね」

「そう。気をつけて行ってらっしゃいね。」

「うん、母さん。あ、そういえお父さんはどうしたの?」

悠斗がそう聞くと、俺の母、早苗は少し沈んだ顔をして答えた。いつものことなのだが、やはりこんな顔をされると心配してしまう。

「うん・・・私が起きた頃にはもう置き手紙が置いてあったのよ。お仕事みたいよ・・・」

「いつも早いね。父さんは。無茶してなきゃいいんだけど」

そんな話をしていると、外から無駄に大声で無駄に聞き慣れた悪友たちの声が聞こえた。


「お~い!悠斗ー!海いっくぞ~~!!」

「ほら、早くしろよ!暑くてたまんねぇんだからよぉ!」

今日も始まる。俺の平和な、何一つ変わらない単純で、単調で、楽しい1日が―

「わかったわかった!待ってろ!今行く~!」

「じゃ、母さん!行ってくるね!多分帰ってくるのは夜になると思うから。」

「行ってらっしゃい。気をつけてね!夏休みだからってあんまりハメはずさないようにね~!」


いつものやりとりを終え、靴を履き、玄関のドアノブを明け、容赦なく俺を照らし続ける太陽の下で待ち続けている、2人の親友のもとへ駆け寄った。


「悪い悪い!待たせたな」

「ったく、おせぇよ!」

「ほんとだよなぁ・・・」

「今日は海行くんだっけ?なんだ?どうせナンパかなんかだろ?」

「当たり前だろ!海でそれ以外になんかやることあるってんのかよ!!」

いや、あるだろ・・・。海水浴とかナンパとか焼きそば食べるとかサーフィンとかナンパとかさ。

・・・やっぱりナンパが一番だよなぁ・・・。海と言ったらそれしかない。さぁ、今日も平和にナンパだ。


―歩くこと30分、俺たちはやっとの思いで海についた。

疲れたので、とりあえずそのへんに適当に腰掛け、水着姿の女性たちを眺めていた。

やっぱりこういうのは目の保養にいいなぁ、とつくづく思った瞬間だった。

ぼーっと遠くの方を見据えていると、水着の人が多いこの場所ではあまりに目立つ格好をした少女が立っているのが見えた。

普段ならそんなもの気にしないのだが、なぜか今回は居ても立ってもいられない気持ちになり、俺は一目散に走っていった。周りにたくさんの目の保養があるのに、そんなものを気にしている余裕はなかった。健太と護は、そんな俺を見て唖然としていたが、そんなアホ面に構っている余裕もなかった。

息を切らせ、苦しくなる。そんなことにも気づかずにただ、ただひたすらに走り続けた。中々近づかない。もどかしい。なぜ近づかないんだ!なんか分からないけど・・・俺は・・・俺はあの子のところに行かなきゃいけない気がするんだ!!けど、何故?何故なんだ・・・?わからない・・・わからねぇよ!


ただただ苛立ちながら走り続けると、いつの間にか少女の側に俺は立っていた。

肩まで伸びた綺麗な黒髪、白いワンピース、麦わら帽子。近くで見ると、とても可憐な少女だった・・・。素直に可愛い・・・可愛すぎる・・・。


「やっとついた・・・。ねぇ君?こんなところで、何をしてるの?」

「・・・・・・・友達の帰りをね、待ってるの・・・・・。」

「・・・帰り?こんなところで・・・?」

「うん・・・・・・。絶対・・・・絶対帰ってくるから・・・だから・・・待ってるの・・・・・・。」

「ふぅん・・・そっか・・・。」

「その友達とは、どんな関係なの?」

「昔、よく遊んでもらったんだ。いじめられていた私を、ただひとり、いじめずに、ひとりの女の子として扱ってくれたお友達・・・。その子の帰りをね・・・待ってるの・・・。もう、何年も前から、毎日ここにきて・・・。」

俺は、その話を聞いて、一途な子だと思った。こんな子にナンパなぞできるわけがない。俺だってそんな愚かじゃない。まぁ、あの二人だったらどうなるかは分からんが・・・。

とにかく、顔を見ないことには始まらない。というか、俺が顔を見たい。そんな素直な欲求を考えていたら、次第に言葉が紡ぎ出されていた―。

「顔を見せてくれるかい?」

まぁいいだろう。顔を見ることは、コミュニケーションの基本なんだから・・・多分。

「・・・・・うん。」

案外素直に頷いてくれた。きっと可愛いんだろう。

だけど、そう言って振り向いた少女の顔は・・・暗い顔をしていて、とても、重苦しい雰囲気だったんだ。こんなに澄んだ黒色の瞳をしているのに―。こんなに白い肌を持っているのに―。とても・・・・・・悲しい顔だったんだ―

同時に、何かよくわからない衝撃に襲われた。ほんとうに、よくわからない衝撃に。

「・・・・・・・・・・っ!?!?」

「えっ、きみ・・・は・・・。」

顔を見た瞬間、俺の両目から涙が流れてきた。

なんだ?わからない・・・。俺と彼女は初対面のはずなんだ。なのに、なんで涙が出てくる?なんでこんなに胸が締め付けられるような感じがする!?顔が上げられない・・・。

だけど、顔を見なくちゃいけない気がしたんだ。なんの根拠もないんだが・・・。俺は彼女の悲しみに染まった顔から、逃げてはいけない気がした。そんな意味不明な義務感に迫られ、彼女の顔を見た・・・。

彼女の顔には、悲しみに染まった涙が流れていた・・・。

「・・・・・・・・・君の名前は・・・?」

「・・・・・私の名前は・・・」



彼女の名前は――。

どうも。読んでいてどうだったでしょうか?正直展開がよくわからなかったと思います。というか、自分で読んでいてもよくわからない展開がたくさんあります。

どんな方面へこの作品が転んでいくのか、書いている僕自身にもよくわかりませんが、何卒最後まで応援してくれると嬉しいです。

それでは、これからもよろしくお願いします

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