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[ 俺物語 ]  作者: 瑞希
4/4

【  君はもう消えた世界。俺中心の国。  】

敬語マジ知らん。


主人公の性格&口調、マジ忘れr((








俺の大事な妹。





可愛くて、優しい大切な娘。







そんな妹の名前は………?















「クソクルスがぁぁぁあ!!!!」




「単細胞ですね、リバー!」




「ぶっ潰してやらぁああ!!!!」








いろいろあって、何故か戦闘モードな執事・クルスと執事(?)リバー。




俺はというと、ベッドの上で巻き込まれないように避難しつつ、戦闘を見てます。






…って、そんな悠長なこと言ってる場合か!?



そろそろ止めないとな。







「クルス!リバー!いい加減やめろ!!」






「「仰せのままに」」








俺は、呆気にとられた。




どこかの某漫画のように戦闘してた二人が一瞬で止まったのだ。






さすが、俺。さすが、権力。









「そろそろ他の使用人達に会いたいんだけど」




「かしこまりました」




「我が主、お召し物はこちらに」







クルスは、手品が上手いのか?




いつの間に出したのか。




手元には服がある。







「さんきゅ。じゃ、ちょっと外出ててよ」




「何故ですか?」




「いや、そこ聞き返すなよ」





当たり前に決まってるじゃないか。








「「主人の着替えを手伝うのは、我々執事の仕事。さぁ、我が主」」






何が、さぁ、我が主、だよ。



いいよ別に。



特にクルスは遠慮したいよ。




というより、仲悪いのにこういうときだけハモるとか…。







「ハモらなくていいから、出てけ。命令だ」





「「う゛っ…!!…仰せのままに」」








命令、という言葉を聞き、渋々と部屋の外に出て行く。





「全く…」




はぁ、と深い溜め息をついて、着替え始める。






服はわりと質素?てか、普通で、ワイシャツと黒いズボン、黒いネクタイ、靴下、黒い靴…。




うーん、白黒!





まぁ、変なの着るよりはいいけどね。











ちなみに、俺は入院する時に着る服…俗に言う、病衣を着ている。




腰の紐を解き、服を脱ぐ。







そして、ワイシャツを着て、ズボンも履き、靴下を履き、靴を履いて、ネクタイを締める。




うん、OKだな。







ドアノブを掴み、扉を開ける。





「お待たせ」




「よくお似合いです我が主」





「さぁ、下へ参りましょう」






二人が廊下を歩く。



それに合わせて俺もついていく。







……無言。






なんてこったい。






「えーと…こ、この屋敷って何人使用人とかいんの?」




「ざっと25人ほどです」






…少ない方…なんだよね?





「以前は100人以上はいましたが、戦争でほとんど死にました」




「生き残った者は、逃げ出したか、貴方様の帰りを信じてずっとここで勤めているか、です」






「ふぅん…」




もし、俺が帰ってこなかったら…。







「そう深く考えないで下さい。現に貴方様は戻っていらっしゃった。それだけで私どもは十分なのです」




「そ、っか」




うーん。暗い物語だ。((








いろいろ話してるうちに、一階へ来てた。




そして、二人がピタリと止まる。





「うおっ」









「着きました、我が主」




「ここに、使用人全員が集まっております」





「へぇー…」






リバーが扉を押す。




ギィィ…と重い音を立てて、扉は開く。








ズラリと並ぶ使用人。



少し怖い。






「遅かったじゃない、リバー!私は、なるべく早くねって言ったのよ!」





女性の中では一番背の高い人が、若干怒り口調で叫ぶ。



なかなか綺麗な人だ。






「すまん。このクソクルスの所為だ」




「すみませんね、アリア」






どうやら、アリアと言うらしい。






「ちょっと。早く並んでよ。いつまで経っても主にあいさつが出来ないじゃん」




小柄の可愛い顔をした男の人が言った。






「すまん、ライ」




「いいから早く」





「…すまん」





ライと言うらしい。



うん、リバーのテンションが下がった。







「さぁ、主。奥の椅子へおかけになられてください」




またまた綺麗な女の人が俺に言う。






「私は、ロゼッタと申します。以後お見知りおきを」





ニコリ、と綺麗に微笑むロゼッタ。



うん、綺麗。






ロゼッタに言われるがまま、奥の椅子へと歩いていく。




腰をかけると、案外ふかっとしてた。気持ち良い。







…。








前を向けば、25人くらいの使用人。




怖い。






大勢の使用人にビクビクしてたら、クルスが口を開く。







「我が主、クロード様。貴方様のお帰りを、私どもは心からお待ちしておりました。



これからは、貴方様がこのイーリアス王国の頂点に立つのでございます。



私どもは、クロード様の勇姿、ご活躍を期待しております。



クロード様に災難が降りかかろうものなら、私どもで排除いたしますので、ご安心ください。



また、何かご不便、ご不満が御ありでしたら何なりと。





…クロード様、貴方様が無事で、本当に良かったです。



私どもは、貴方様に精一杯努めますので、これからよろしくお願い致します」






『よろしくお願い致します』








…何となく怖い。







目の前に数十人の人。



皆、直角90度に身体を曲げ、礼をしている。









――ホントに俺、王子なんだ。










~next~





敬語とかマジ知らん。


主人公の口調、性格マジ忘れt((


オワタ(^p^)


珍しくネタがめっちゃあふれてる!

すごい!ネタの泉!!(笑

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