【 君はもう消えた世界。俺中心の国。 】
敬語マジ知らん。
主人公の性格&口調、マジ忘れr((
俺の大事な妹。
可愛くて、優しい大切な娘。
そんな妹の名前は………?
「クソクルスがぁぁぁあ!!!!」
「単細胞ですね、リバー!」
「ぶっ潰してやらぁああ!!!!」
いろいろあって、何故か戦闘モードな執事・クルスと執事(?)リバー。
俺はというと、ベッドの上で巻き込まれないように避難しつつ、戦闘を見てます。
…って、そんな悠長なこと言ってる場合か!?
そろそろ止めないとな。
「クルス!リバー!いい加減やめろ!!」
「「仰せのままに」」
俺は、呆気にとられた。
どこかの某漫画のように戦闘してた二人が一瞬で止まったのだ。
さすが、俺。さすが、権力。
「そろそろ他の使用人達に会いたいんだけど」
「かしこまりました」
「我が主、お召し物はこちらに」
クルスは、手品が上手いのか?
いつの間に出したのか。
手元には服がある。
「さんきゅ。じゃ、ちょっと外出ててよ」
「何故ですか?」
「いや、そこ聞き返すなよ」
当たり前に決まってるじゃないか。
「「主人の着替えを手伝うのは、我々執事の仕事。さぁ、我が主」」
何が、さぁ、我が主、だよ。
いいよ別に。
特にクルスは遠慮したいよ。
というより、仲悪いのにこういうときだけハモるとか…。
「ハモらなくていいから、出てけ。命令だ」
「「う゛っ…!!…仰せのままに」」
命令、という言葉を聞き、渋々と部屋の外に出て行く。
「全く…」
はぁ、と深い溜め息をついて、着替え始める。
服はわりと質素?てか、普通で、ワイシャツと黒いズボン、黒いネクタイ、靴下、黒い靴…。
うーん、白黒!
まぁ、変なの着るよりはいいけどね。
ちなみに、俺は入院する時に着る服…俗に言う、病衣を着ている。
腰の紐を解き、服を脱ぐ。
そして、ワイシャツを着て、ズボンも履き、靴下を履き、靴を履いて、ネクタイを締める。
うん、OKだな。
ドアノブを掴み、扉を開ける。
「お待たせ」
「よくお似合いです我が主」
「さぁ、下へ参りましょう」
二人が廊下を歩く。
それに合わせて俺もついていく。
……無言。
なんてこったい。
「えーと…こ、この屋敷って何人使用人とかいんの?」
「ざっと25人ほどです」
…少ない方…なんだよね?
「以前は100人以上はいましたが、戦争でほとんど死にました」
「生き残った者は、逃げ出したか、貴方様の帰りを信じてずっとここで勤めているか、です」
「ふぅん…」
もし、俺が帰ってこなかったら…。
「そう深く考えないで下さい。現に貴方様は戻っていらっしゃった。それだけで私どもは十分なのです」
「そ、っか」
うーん。暗い物語だ。((
いろいろ話してるうちに、一階へ来てた。
そして、二人がピタリと止まる。
「うおっ」
「着きました、我が主」
「ここに、使用人全員が集まっております」
「へぇー…」
リバーが扉を押す。
ギィィ…と重い音を立てて、扉は開く。
ズラリと並ぶ使用人。
少し怖い。
「遅かったじゃない、リバー!私は、なるべく早くねって言ったのよ!」
女性の中では一番背の高い人が、若干怒り口調で叫ぶ。
なかなか綺麗な人だ。
「すまん。このクソクルスの所為だ」
「すみませんね、アリア」
どうやら、アリアと言うらしい。
「ちょっと。早く並んでよ。いつまで経っても主にあいさつが出来ないじゃん」
小柄の可愛い顔をした男の人が言った。
「すまん、ライ」
「いいから早く」
「…すまん」
ライと言うらしい。
うん、リバーのテンションが下がった。
「さぁ、主。奥の椅子へおかけになられてください」
またまた綺麗な女の人が俺に言う。
「私は、ロゼッタと申します。以後お見知りおきを」
ニコリ、と綺麗に微笑むロゼッタ。
うん、綺麗。
ロゼッタに言われるがまま、奥の椅子へと歩いていく。
腰をかけると、案外ふかっとしてた。気持ち良い。
…。
前を向けば、25人くらいの使用人。
怖い。
大勢の使用人にビクビクしてたら、クルスが口を開く。
「我が主、クロード様。貴方様のお帰りを、私どもは心からお待ちしておりました。
これからは、貴方様がこのイーリアス王国の頂点に立つのでございます。
私どもは、クロード様の勇姿、ご活躍を期待しております。
クロード様に災難が降りかかろうものなら、私どもで排除いたしますので、ご安心ください。
また、何かご不便、ご不満が御ありでしたら何なりと。
…クロード様、貴方様が無事で、本当に良かったです。
私どもは、貴方様に精一杯努めますので、これからよろしくお願い致します」
『よろしくお願い致します』
…何となく怖い。
目の前に数十人の人。
皆、直角90度に身体を曲げ、礼をしている。
――ホントに俺、王子なんだ。
~next~
敬語とかマジ知らん。
主人公の口調、性格マジ忘れt((
オワタ(^p^)
珍しくネタがめっちゃあふれてる!
すごい!ネタの泉!!(笑




