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[ 俺物語 ]  作者: 瑞希
3/4

【  君のいない世界。俺中心の国。  】

適☆当イズマインです。この話は、小説になってない感じしますね。


あと、主人公の口調徐々に変わってまs((


※BL注意です!

【  君のいない世界。俺中心の国。  】











海里。海里。







「お兄ちゃん!」






そんな元気な声も、今では遠くなっている。


















「クロード様……」




「…んだよ」




「貴方様は、先程のご説明を信じていらっしゃいますか?」






…いやな執事だ。





「本当は信じたくないが…信じるしかねぇんだろ」





「…ありがとうございます」




にこり、とクルスが微笑む。










…イーリアス王国の第一王子かぁ…。




あれ?でも、イーリアス王国って一回滅んで、また立て直したんだっけ?どうやって?((触れちゃいけない





ん?それまでの間、王様って…。





「なぁ、クルス」




「はい」





「王様って…」




「……王様は、国が滅んだのと同時にお亡くなりになりました」




「そっか」





…ん~?





「じゃ、それまでの間、王様とかって誰だったの?」




「いらっしゃいません」




「え」




「私ども執事や使用人が、王という地位にはつけませんので」





そしたら、国は立ち直らないような気もするんだけど…。





「そこの点については、触れないで欲しいと、作成者さんより伝言を預かっております」




堕作者が…。





『ごめんなさい by瑞希』






「…王、っていないんだよな」



「えぇ」



「俺って、王子なんだよな」



「えぇ」



「だけど、王いないんだよな」



「えぇ」



「…どうすんの?」






「クロード様に王位を継承なさって頂きたいのです」






やっぱり。



そんな気もしてた。





「いやだ、って言ったら怒る?」



「滅相もございません」



「…王より、王子のまんまでいいんだけど。恐れ多すぎるよ」





大体、今まで普通の高校生として過ごしてきたのに、いきなり王子や王とかになれって言われても、無理なわけで。



ふざけてるわけで。





「それなりに時が過ぎたら、王になるさ。多分」



「承知いたしました」







さ、て。




…いろいろ、疑問もあるんだが。






「…クルスって、何でそこまで俺に忠実、なの?」



「それは第一王子なので」



「…そうだよなー…。主人には忠実に、か」



「仰せの通りです」





「じゃ、他の使用人とかっていんの?」



「はい。皆、貴方様のお帰りを喜んでいるようでした」



「ふーん…。じゃ、なるだけ早く会いに行った方がいいか」



「貴方様のお好きなように」





「…」



「…」



「…使用人とかんとこに連れてってよ」



「はい。ですが、その前に少しよろしいでしょうか」




「ん?」





「失礼いたします」






クルスが突然しゃがんだ。




何をするかと思えば、俺の脚を手にとり、




そのまま自らの口へと運んでいき…。





「…って、何してんだよ!!!!?ちょ、やめっ…」





その細い体のどこにこんな力があるのか。



足を振りほどこうとしても、ガッチリ掴まれてて離れない。




「うわっ、やめっ…!!ばかっ、ばかっ!!」






-ちゅっ-






小さなリップ音を立てて、クルスは俺の足の甲にキスをした。




「な、何やって…!!!///」



「…服従の証?ですよ」



「何で疑問系になってんだよ!いい加減、離せよっ//」





ホント、気持ち悪い!



男同士だよ!?



いくら、服従なんちゃらかんちゃら(!?)だとしても…!




ありえん!!!





「クロード様、また失礼します」



「えっ!?ちょっ、何っ、やめっ、ばかっ!」





お次は、顔をガッチリ掴まれた。




これはやばい。



いろいろやばい。



てゆーか、男同士。



その前に、こいつ離れねぇ。



こいつ結構イケメン。




…じゃなくて!!!




近い。近い近い近い近い近い近い近い!!!!




「や、めっ…!!」





俺の唇と、クルスの唇が重なった。





「むっ…!!???!!?」



「……」





突然、口を割ってぬるりとしたものが入ってきた。



舌、と分かったのは、数秒後。





「んっ、むっ、ちょっ、んぐっ、やっ、んぁっ…!」




「…ぐっ…!」






クルスが、うめき声をあげた。




手の力が弱くなった瞬間、俺は一気にクルスから離れた。




そして、ごしごしと口を乱暴にこする。





「にゃ、にゃにすんだこのボケェ!!!!噛んだ!!!」



「何してんだ、このクソクルスぅう!!!」






…ん?





「痛いですね…何をするんですか、リバー」




「何をするんですか、じゃねぇよクソが。何クロード様と接吻してんだ、このクソボケが!!」




「そうだ、ボケェ!」



リバーとか言う人に便乗してみた。





…ってこいつ誰!





「あの…あんたは?」




「あ゛ん!?」



「ひぇっ!」




ちょちょちょ、超ビビった!めっちゃ睨まれた!!!




何なんだ、こいつ!!ちょっと渋((





「あ゛ぁぁぁっ!!!!!失礼いたしました、クロード様!」



「え、あ」



「ど、どんな処罰も甘んじて…!」



「何もそこまで…」





何かこの人も、忠実?なのかぁー。



何か、熱い人だなー。





「クロード様。ご遠慮なさることなど微塵もありません。いっそのことコイツを解雇にしてしまいましょう」




「ふざけんな、このクソクルス!」




「おや、どんな処罰も受けるのでしょう?」




「ぐっ…!」






リバーが、物凄く悔しそうに拳を握る。



いや、何やってんだよ。






「さぁ、クロード様!判決を!!」





クルスの目が生き生きしている。



それほどまでリバーが嫌いなのだろうか。





「別に、何もしないけど」




「っ…!そんな、クロード様!罪を犯した人間は、罰を受け、償うことで許されるものです!



このアホなリバーに罰を!」





クルスが生き生きしてる。





「クッソクルスがっ…!!!」




リバーはリバーで、いろんな感情が渦巻いているようだ。




「じゃ、じゃあ、でこぴんでいい?」




「はい!…って、えぇえぇええ!!!!!?」





クルスがげんなりしてる。





「それでいいよね。うん。はい、リバー、でこぴーん」



バチッと少々大きな音がする。



結構力いれちった。





「あ、ありがとう、ございます…」




リバーはリバーで、こんな軽いものなのかと、驚いているようだ。









クルスは、げんなりしてる。









~next~



最後、超ツマンネwwwめんどくs((((タヒ

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