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田辺 OF THE DEAD~みんな死ねばいいのに~  作者: 酒とゾンビ/蒸留ロメロ


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29/29

田辺登は考えていた

 今日も昨日と同じように大学へ行き、誰とも話すことなく、また家に帰る。

 いや・・・話はしたか?コンビニで「レシート貰います」と・・・

 僕の人生はどこまで続くのだろうか?

 明日もまた今日と同じだろう。こうやってただゾンビ映画を見るだけ・・・

 駅のホームで電車を待ちながら視界に入る人達を見て思う。この人たちはよく生きていられるなと・・・

 いや・・・そんなことはないのだろう。僕がおかしいだけで、これが普通なのだろう。

 空はいつまでも青く、暗く、紅く・・・同じことの繰り返しだ。

 これに耐えられることは普通なのか?僕はそうは思わない。


 今日もまた橋本さんと目があった。どうせ気持ち悪いと思われているに違いない。

 見たくないなら見なければいいじゃないか?目をつぶれよ・・・

 何故、わざわざ気持ち悪いと分かっているものを見ようとするんだ。

 何故、僕に話かける必要がある?辟易する・・・すべてに・・・

 このどうでもいいすべてに・・・


 何故、ゾンビに惹かれるのだろうか?

 ゾンビ。それ自体に惹かれるのか?それともそれ以外の・・・

 ただ何よりもマシどころか、楽しいと思える。安らいでいると実感できる。

 それがゾンビ。


 いつかゾンビが目の前に現れないだろうか?

 目の前で誰かが何かを食い荒らしている。

 そんな光景が頭を過る・・・


 それこそがファンタジーだと、そう思えるから・・・

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