表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

384/391

仲間の裏切り


霧がさらに濃くなる中、4人の魔導士たちは魔石を巡り激しい言い争いを始めていた。バルーがルーに向かって不敵な笑みを浮かべると、ジュジュは挑発するように手をひらりと掲げた。「こんなところで何をしている?仲良く力を分け合おうというのか?」エクがそれに反発し、「お前たちのような奴らに、魔石は渡せない」と言い放つ。


バルーは目を細め、ルーとエクの意志の強さを試すかのように、わざとらしく彼らの足元に向けて魔法の火花を散らせた。小さな炎が地面で弾け、薄紫の光がさらに濃く染まる中で、緊張感が一層高まった。ルーが一歩踏み出し、「これはお遊びじゃない、魔石を持ってこの場を立ち去りなさい」と鋭い言葉を投げかけると、バルーは冷笑しながらも、すでに自らの手に魔石を掴むイメージを頭に描いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ