表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

184/391

オパール

零が手に入れたオパールには、持ち主の感情を映し出すという特別な力があった。石の色は、持ち主の心の状態によって変わる。零が手に取ると、そのオパールは鮮やかな緑色に輝き出した。「なんで緑なんだ?」と不思議がる零に、麻美は「あなたが穏やかな気持ちだからよ」と微笑む。


だが、冒険の最中、零が危機に直面すると、オパールは赤く変わり始めた。「感情が直接石に出るのか…」と驚きつつも、零は次第にオパールとの絆を深めていく。


戦いの中で恐怖を感じるとオパールは青に、喜びを感じると黄色に輝いた。「この石、感情が分かりやすくて面白いな」と零は感心する一方で、時には感情が露わになることを恥ずかしがることもあった。


だが、オパールは常に零の心を映し出し、彼が自分の内面に気づく手助けをしてくれる。最終的に零は「自分の感情を正直に見つめるのも悪くないな」と、この不思議な石を大切にするようになった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ