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ある日、零たちは森で探索をしている途中、一匹の小さなモンスターと遭遇した。それは、通常のモンスターとは異なり、見た目がまるでぬいぐるみのように愛らしかった。


「なんだこいつ、モンスター…だよな?」零が警戒しながらも、そのモンスターに近づくと、モンスターはぽてっとした体でよちよちと歩き出した。


「可愛い…」麻美は目を輝かせ、そのモンスターを抱き上げようとしたが、モンスターは突然くるりと回り、彼女に小さな泡を吹きかけた。


「ぷはっ!」麻美は驚いて手を離し、モンスターは地面に着地して、再びゆっくりと歩き始めた。


「…なんか、全然強くないな。」守田が笑いながらその光景を見守っていたが、モンスターはそのまま森の奥へと去っていった。


「まあ、たまにはこういう平和な出会いもいいな。」零が肩をすくめながら、3人はその場を後にした。


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