「小説家になろう」アニメ化作品の考察(5w6)
【タイプ5w6:問題解決者(The Problem Solver)】の物語
5w6は頭を使う事が得意、知恵を使ってみんなの問題を解決するキャラクター。
5w6が主人公のお話はあまり多くはありませんが、重厚感のあるストーリーが見受けられます。
有名な主人公は緑谷 出久(僕のヒーローアカデミア)、ヤン・ウェンリー(銀河英雄伝説)など。
お話の特徴として個人ではなく組織単位の(みんなの問題を解決する)ストーリー展開がよく見られます。
【ストーリーライン(世界観)】
「現実世界(理論で理解できる小さな世界)」にいた主人公が「理想の世界(理論だけでは理解できない大きな世界)」とは何かを探し求める。
【登場人物】
〇主人公:5w6(問題解決者)
(学者タイプ、他人の問題を解決したい)
〇裏の主人公:1w9(理想主義者)アンチテーゼ
(真面目な完璧主義者、加えて物静かで内向的)
〇主人公を導く者:タイプ8(挑戦する人)(ウィングは7でも9でも有)
(パワフルで決断力があるリーダータイプ)
〇ヒロイン:タイプ7(熱中する人)(ウィングは6でも8でも有)
※ヒロイン枠には「宿敵」が配置される場合もあります。
(明るく人生を楽しみたい楽天家)
※裏の主人公がアンチテーゼの役割として活躍するのは「成長物語」の場合。
『小説家になろう』アニメ化作品のほとんどは「成長物語」の構成ではありません。
その為、裏の主人公は単に主人公を助けるキャラクターとして登場する事が多いです。
『小説家になろう』アニメ化作品:5w6が主人公の物語
「ログ・ホライズン」
主人公(5w6):シロエ
裏の主人公(1w9・アンチテーゼ):アカツキ・濡羽
主人公を導く者(タイプ8):直継
ヒロイン(タイプ7):カナミ