理想を求めて人々を救う主人公（1ｗ2）
【タイプ1ｗ2：擁護者（The Advocate）】の物語
今回はタイプ1ｗ2（擁護者）が主人公の物語について。
1ｗ2で有名なキャラクターはグリフィス（ベルセルク）や貝木 泥舟（物語シリーズ）。
融通が利かない堅物で超真面目な性格、1ｗ9（理想主義者）よりも外向的で「目の前の人々を救いたい」と言う気持ちが強い性格。
1ｗ2のキャラクターとしては他にフェルディナンド（本好きの下剋上）、紫檀（海賊王女）、エルサ（アナと雪の女王）などが挙げられます。
【タイプ1ｗ2：擁護者（The Advocate）】性格特徴
1ｗ2（擁護者）は基本的に真面目で理想を求める（タイプ1）完璧主義者、それに加えて理想を示す為の方法として人々を救おうとする（タイプ2）性格
人との関係を作る事が苦手な1ｗ9と異なり、1ｗ2は現実に関わりを持つことを好みます。気性が激しく、行動的。
【タイプ1ｗ2：擁護者（The Advocate）】の物語
思想などの概念を「擁護」し、その思想の正当性を主張する。しかし、その実現性までは考えておらず、その考案には裏人格6ｗ5は必要。
1ｗ2は理想を掲げる事は得意ですが、掲げた理想を実現する為に現実の世の中で細かな計画を立てて実行することは苦手 その考案には「裏の主人公（6ｗ5）」との相互理解が必要となる。
【ストーリーライン（世界観）】
1ｗ2のお話は守るべき大きな（広い）世界の為に「理想」を主張していた主人公が、世界を守る為の「現実的な実現性」を見つけ出す。
【登場人物】
〇主人公：1ｗ2（擁護者）
（不器用な完璧主義者、理想を示す為に人々を救おうとする）
〇裏の主人公：6ｗ5（守る人）
（心配性のお嬢様・お坊ちゃま、集めた知識を活用して何かを守ろうとする）
〇主人公を導く者：タイプ7（熱中する人）（ウィングは6でも8でも有）
（基本的に明るく人生を楽しみたい楽天家）
〇ヒロイン：タイプ4（個性的な人）（ウィングは3でも5でも有）
※ヒロイン枠には「宿敵」が配置される場合もあります。
（繊細できまぐれな芸術家気質）
1ｗ2（擁護者）は6ｗ5（守る人）が主人公のお話における『裏の主人公』として多くの物語で登場します。
フェルディナンド（本好きの下剋上）
イアル（獣の奏者エリン）
紫檀（海賊王女）
ジェローム・カールシュタール准将（86-エイティシックス-）
筑波 大洋（地球外少年少女）
早坂 愛（かぐや様は告らせたい）
島大介（宇宙戦艦ヤマト）
貝木 泥舟（物語シリーズ）
黒猫（俺の妹がこんなに可愛いわけがない）
エルサ（アナと雪の女王）
ダリューン（アルスラーン戦記）など
またタイプ7（熱中する人）が主人公のお話における『宿敵やヒロイン』としてもタイプ1ｗ2はよく登場します。
猫柳 パウー（錆喰いビスコ）
エルマ（小林さんちのメイドラゴン）
ミカサ・アッカーマン（進撃の巨人）
地場 衛（美少女戦士セーラームーン）
日之出 賢人（泣きたい私は猫をかぶる）
桐須 真冬（ぼくたちは勉強ができない）
しかし1ｗ2自身が主人公のお話（サイドストーリーを含めて）は非常に少なく、悲しいキャラクター（当て馬）となっています。
「ベルセルク」
主人公（1ｗ2）：グリフィス
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：シャルロット
主人公を導く者（タイプ7）：ガッツ
ヒロイン（タイプ4）：ソーニャ
「五等分の花嫁」
主人公（1ｗ2）：上杉 風太郎
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：中野 五月
主人公を導く者（タイプ7）：中野 四葉
ヒロイン（タイプ4）：中野 三玖
「紫雲寺家の子供たち」
主人公（1ｗ2）：紫雲寺 新
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：紫雲寺 謳華
主人公を導く者（タイプ7）：紫雲寺 南
ヒロイン（タイプ4）：紫雲寺 ことの
「響け！ユーフォニアム」
主人公（1ｗ2）：高坂 麗奈
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：黄前 久美子
主人公を導く者（タイプ7）：加藤 葉月
ヒロイン（タイプ4）：滝 昇
「ハウルの動く城」
主人公（1ｗ2）：ソフィー
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：ヒン
主人公を導く者（タイプ7）：かかしのカブ
ヒロイン（タイプ4）：ハウル
「ケムリクサ」
主人公（1ｗ2）：りん
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：りり
主人公を導く者（タイプ7）：わかば
ヒロイン（タイプ4）：りく
「異世界美少女受肉おじさんと」
主人公（1ｗ2）：神宮寺 司
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：ルシウス
主人公を導く者（タイプ7）：橘 日向
ヒロイン（タイプ4）：シェン
「チ。―地球の運動について―」
主人公（1ｗ2）：ドゥラカ
裏の主人公（6ｗ5・アンチテーゼ）：ヨレンタ
主人公を導く者（タイプ7）：レヴァンドロフスキ
ヒロイン（タイプ4）：ドゥルーヴ
など。
※注：ここで言うヒロインとは女性とは限りません。物語によっては人間でない場合もあります。「主人公が最終的に救い出す存在」それがヒロインなのです。
※ヒロイン枠には宿敵が配置されるパターンもあります。
これらのお話は「キャラクター」と「ストーリー」が同じ構成の作品となっています。
