面白いとは
さてさて、編集について述べていたわけですが、今回は面白いということについて考えてみたいと思います。
一度見て、それ以降読者に読まれない小説とは面白くない小説です。
面白い小説というものは読んだ人の感情を揺さぶるものです。
人にはいろんな感情があります。
喜怒哀楽あり、負の感情や欲もあり。
どんな感情にさせるのであっても人の感情を揺さぶれるのであれば、それは面白い小説と言えましょう。
さて、あなたの作品はどんな感情を揺さぶるのでしょうか?
楽しいと思わせるのでしょうか?
悲しいと思わせるのでしょうか?
知識欲を満たしてくれるのでしょうか?
爽快な気分にさせてくれるのでしょうか?
笑わせてくれるのでしょうか?
共感できる内容なのでしょうか?
わくわくさせてくれるのでしょうか?
どきどきさせてくれるのでしょうか?
思い出を思い出させてくれるのでしょうか?
懐かしく感じさせるのでしょうか?
感動させてくれるのでしょうか?
幸せな気分にさせてくれるのでしょうか?
満足させてくれるのでしょうか?
小説の世界観に浸れるのでしょうか?
まったく感情が動かせないのであれば、それはつまらない小説ということになります。
内容が感情を動かすものであっても理解できなければつまらない小説になってしまいます。
また、自分の面白いと他人の面白いの基準も異なることを知っておくべきでしょう。
自分がどんなに面白いと思っても他人にとって面白いとは限らないのです。
自分の常識は他人にとっては非常識なのです。




