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サバイバルゲーム  作者: 秋元智也
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有利な地形

車で近づいて行くと向こうもバカではない。即座に建物の中へと入ってしまった。

影に車を止めてもらうと澪は助手席から降りるとスカーを構え直し家の中へと入っていく。

「俺もっ・・・」

言葉を発する前にピシャリと断られた。

「来るな。そこの陰から出てこないか見張っていろ!」

「あぁ。分かった、が。気を付けろよ」

「分かっている」

いうことだけ言うと颯爽と家の壁に張り付き扉をゆっくりと開けた。

中を窓から覗き、石を中に放り込む。

ガッシャーーーン。

と物凄い音が鳴り響くなか入り口にダッシュで向かい、中へと入り込むといきなり銃撃戦に突入した。

荒木俊介は気が気ではない。

もしもの事があれば次は自分なのだ。

すると窓から血だらけの人間が這い出てきた。

まるでゾンビ映画のワンシーンを見せられているかのようであった。

まさか、見ているだけでいいはずもなくAKを構えた。サプレッサーが付いているために静かに仕留める事に成功した。

それからは誰も出てくることはなかった。

澪の血を浴びた姿にはギョッとしたが、それは全てが返り血であると言われ車に置いてあった替えの服を手渡した。

「すぐにまた汚れるだけだぞ?」

「それでも、着替えてこいよ」

4人チームを倒したので残りも大分と減ってきていた。

家の中で着替えると、弾薬だけを回収してきた。

「サンキュー。7.62mmが少なかったんだよ。そっちのスカーの弾薬はあるのかよ?こんなにあるなら分けるか?」

「その必要はない。スカーは5.56mmだ。少しは種類を覚えておけ!」

暫く澪からの説教を聞かされる事となった。しかし、澪はなぜだか楽しそうだった。

車に乗り込むとまた、南へと向かうのだった。



足立亨と一緒に屋上にいた水谷優は三階建の寄宿舎の一階へと降りてきていた。

さっきの倉庫で倒したと聞いていた女性がM249を持っていて変えた方がいいと言われたからだった。

今持っているM416は9mm弾だが、M249通称ミニミは5.56mmであった。

弾薬は結構落ちていたし、さっきの屋上で殺した人の鞄の中に200発位は入っていたので鞄ごと拝借した。

ミニミにクイック弾倉を馴れない手つきで付けるとレッドドットサイトを装着した。

ショットガンも背中に背負うと一階の北の橋に面した方に腰をおろした。

下にショットガンを置くと、ミニミを持ったまま外を眺める。

「そろそろ二人組が見えてくるぞ!」

屋上の足立亨からの声だった。ここで撃てるのは屋上の亨と管制塔の上に上っている牧野美弥だけだった。

「俺は向かって右を狙ってみる」

亨の言葉に美弥が左は任せて欲しいと言ってきた。

双眼鏡で遥か先の様子を見ていると パシューン。

という音と共に左に歩いていた人がいきなり倒れて動かなくなった。

右にいた人は肩口を押さえると引き返して岩影に隠れようと試みたが、時既に遅し。

美弥にロックオンされていた。逃げるよりも早く頭部を撃ち抜かれていた。

これで、残りの生存者は12人となったのだった。

自分達を除けばあと7人であった。




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