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サバイバルゲーム  作者: 秋元智也
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軍事基地

向こう岸に着いたと連絡が入ったのは男達が二個目の回復を使った時だった。

「これ以上使われる無くなるかもしれないな」

「早く回収しないとダメね」

水谷優と牧野美弥は回復薬の事を簡単に伝えると使われないように行動を開始する事にした。

それと、回復を使ってるときは一定時間動けない事も分かったので安全を確保しない限り使わないというのも理解した。

その為、回復を使おうと隠れた瞬間が狙い目であると思われた。

するとまた後ろに下がってきた男がケースに手をかけたので牧野美弥は即座に頭を撃ち抜いた。

パシュ。

っと静かで軽い音と共に男が倒れた。

それを知った仲間は前からと後ろからで挟み撃ちにされた事にやっと気づいた。

今更気づいても下がることも、前に出ることも出来ないのだからはじめから詰んでいるのだ。

反対側でも同じようなことが起きていた。

後ろからサブマシンガンで撃たれたのだ。

向こうはもっと悲惨だった。

なぜなら車を盾にして応戦していたのに後ろから撃たれれば逃げる場所がないのだ。

それに前に逃げても撃たれるのは確実。だからといって橋から飛び降りても銃を濡らせば使い物にはならなくなってしまう。

生きていたとしても、武器を持つ敵の中で丸腰で戦う事になってしまうのだ。

向こうの4人はあっという間に制圧されたのだった。

こちら側はというと、後ろからというのはわかるが位置が掴めないせいかこちら側に隠れたままで向こうを向かないのでこっちとしてもまだ位置を知られたくなかった為に撃つのを躊躇われた。

あと、残り二人。

確実に仕留めていきたい所だった。

すると途中で停めてあった車がこちらに向かって突っ込んできた。

それに反応して銃を構えたのを見ると水谷優は岩の左側から飛び出した。

M416のグリップをしっかり握って単発撃ちにした状態で撃ちはなつ。

それに気づいて向きを変えた男は右にいた牧野美弥の格好の的になった。

スナイパーライフルは連射が出来ないので外すとロスタイムが大きい。

しかし、彼女は外す事なく着実に命中させていく。

勿論、水谷優の弾も多少は命中していた。

しかし、殺すところまでには至らない。最後のとどめは車での、のりあげだった。

「どう?俺の機転を効かせた運転テクニックは?」

荒川千博のなぜかスッキリとした顔が憎らしくなって水谷優は降りてきた彼に飛びかかった。

「こらー遅い。それになっんでさっきと感じが違うんだよ。なんか怪しいぞ~」

「なんでもねーよ」

「は~な~せ~よ~」

「話さねーよーだ」

じゃれあっていると、どこからか拳骨が落ちてきた。

「あんた達ここから離れるわよ」

伊藤香奈の愛の鉄拳だった。

橋を渡りきると、今にも壊れそうな車を捨てて軍事基地の中へと入った。

「これからは別れて捜索をするわよ」

「何かあったらすぐに連絡すればいいね?」

「うん。美弥ちゃんは優を連れていって。代わりに私はこっち二人を連れてくわ」

二人のやり取りに物の売買をされているような気分になる。

「俺達は物かよ」

ふて腐れる優に、ニヤニヤする香奈。なんだか自分だけ何も分かっていないような感覚に悔しさが募る。

「香奈の癖に・・・」

呟いた声に亨から哀れみの視線が来た。

「何なんだよ、お前ら~」

叫ぶと直ぐ様どつかれた。

「まだ、誰がいるかわからないんだからね。」

っと。

打ち合わせ通りに散策を開始した。

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