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vs極光龍機グレイズ・ジークストライク2




どう避けたか?だが簡単に言えば転移の連続使用だ

銃弾が俺に当たる寸前で変幻自在で幻影を作りながら体一個分下がり、銃弾が幻影を貫き本体に当たる瞬間に幻影と重なるように変幻自在をもう一度行う

こうすれば奴の目線からは銃弾は俺を貫通したのに貫通していない状況になる


俺には超スローモーションでの思考と実行が可能だから出来るが敵には超スローモーションとか出来るはずがない、なら俺が後ろに転移し元に戻る転移を見れるはずがない、

見えるとしても銃弾が俺を貫通するのに意識が集中するため俺を視認出来ない


そして...仕留めたと思った奴ほど仕留めやすいものはない

俺を倒したと思ってからの無傷の生還、いくら機械とはいえ固まるだろ?実際に固まってるし

その隙に俺を疑似転移を行いで右手での剣で突きを放ち、白銀の銃の銃口へと突き刺し、左手の剣で白機龍の左腕を切断させた


次元剣で切断させたため一応繋がってはいるのだが、取り敢えず白銀の銃を奪い疑似転移をして離れてから『ディ・リザレクション』を発動させる


「ーーーーーウガッ!?ーー貴様!?ーー」


「へえ、以外と軽いんだなこの銃」

ついでに転移した先でエアリフィルをボックスに戻して両手剣を回収、まだ白銀の銃を握っている|左手『残骸』を剥がし放り投げ、銃を投げた残骸へと向けて引き金を引くと問題なく銃弾は発射され、木っ端微塵に破壊した。反動もあるっちゃあるが少なく、威力も申し分無いだろ


「前から欲しいと思ってたんだよな、銃器、貰っとくぜ」


「ーーーーーー雑魚ノ分際デ」


「雑魚はあんただろ白機龍、機械の癖に慢心や油断をし武器を奪われる、それには俺はお前みたいな俺より強いやつを何度も撃破してきた、格が違うんだよ」


「ーーーーーーーー」

ちょっと格好付けすぎたかな

でも、まあ事実だし俺は転移者でステータスを羽上げられてるんだし格が違うのも嘘ではない

だけど...成長チートやリアルチートはあったかもしれないが、ここまで強くなったのは努力の成果だ


「ーーーーーーーー今マデノ非礼ヲ詫ビヨウ、ココカラハ本気デ行カセテ貰ウ」


「ふっ、ほざいてろ!」

白機龍は何事も無かったかの様に腕を再製させ、その手には紫電の剣がもう一本握られていた

そして尻尾の先端を刃の様に鋭くし、...背後には5つの魔方陣が浮かび上がる


「ーーーーーーーーー」


「ちっ!」

転移で近付いてきた白機龍は右手で紫電の剣を振り下ろしてくる、構えからしてこれを防御すれば左手での薙ぎが、後ろに下がれば魔方陣からの魔法、後ろに移動すれば尻尾での攻撃、

逃げるとしたら右か上かだよな....だけどここはあえて防御する


白銀の銃をボックスへと仕舞い、両手剣を双剣へと変え交差し受け止める、やはり白機龍は予想通り左手で剣を横一線に薙いで来る

当たる寸前に疑似転移で剣がギリギリ当たらない距離まで下がり同時に双剣を両手剣へ変え鞘に納め、白銀の銃ボックスから取りだし、自分の魔力を注ぎ込み撃ち放つ

白機龍が展開させている魔方陣を連続射撃で撃ち消し、白銀の銃をボックスへと戻してから抜剣と同時に前に踏み込み右手で剣を振り上げる


「ーーーーーーーッガ!?」

白機龍は転移する事もせず、そのまま左腕ごと胴体を切り裂かれた

続けて両手剣から双剣へと変えて勢いよく翔上がる、体を捻らせて左手の剣で同じ箇所を更に切り裂き振り下ろされる紫電の剣を、双剣から右手に両手剣へと変え、ボックスから取り出した白銀の銃を左手で持ち、紫電の剣目掛けて発射する

高圧縮魔力銃弾を受けた紫電の剣は弾き飛ばされ....

素早く空中で体を回転させ右手の両手剣で白機龍の胸元を刺し貫き、空中を踏み込みそのまま首、顔へと剣を滑らせ切り裂いていく


「チェックメイトだ、『風絢爛舞【砲烈の型】』『ディ・リザレクション』」

風の巨剣を真正面から白機龍の腹へと突き刺し圧縮空気を解放させ強引に引き剥がす

体を縦真っ二つにされた白機龍はまだ次元で繋がっている為生きているがとどめに『ディ・リザレクション』で次元を元に戻し繋がりを断ち切る


「はあはあはあ.....何で....経験値が..はあはあ...入らないんだ?」

目の前には縦半分ずつになった白機龍が倒れており動き出す気配は全く無い。ウィンドサーチで他を探るが何もなく....どうなってるんだ?

途方にくれているとこのボスフィールドでウィンドサーチで調べられない場所がいきなり現れ...そちらに顔を向けると....


「嘘....だろ....」

次元の裂け目と思わしきゲートからもうもう一体の白機龍が現れ、そしてそれと同じく破壊された白機龍の残骸は何事も無かったかの様に消えていた.....何が起きてるんだ...

新しく現れた白機龍は最初に現れた白機龍同様右手に紫電の剣、左手に白銀の銃を持っている


「ああああ!もうめんどくせえ!」

転移で近付き剣を振り下ろす

だけどその攻撃は白機龍の前に現れた魔法障壁によって防がれ、何故か体を後方へ吹き飛ばされた

今さらこんな事でミスるはずもなく難なく着地するが....


顔を上げた瞬間には目の前には白機龍が存在しており剣を振り下ろしてくる

両手剣で受け止めると....有り得ないほどに体へかかる重力が増え....潰される訳にも行かないため転移で逃れるが....また目の前に現れ今度は逆に剣を振り上げてくる、


くそが....転移しても意味がねえぇ...何故か変幻自在のストックが回復されねえし

一体どうなってるんだよ


「ぐあっ!?」

その攻撃を両手剣で受け止めるとさっきと反対に体にかかる重力が無くなったかのように軽々と空中へと吹き飛ばされ、

白機龍は空中に投げ出された俺を狙って何発もの銃弾を撃ち放ってくる


ヤバイヤバイヤバイヤバイ....

マジでどうなってるんだよ....さっきの白機龍と比べものにならないほど強えぞ


ボックスから白銀の銃を取りだし、此方に向かってくる銃弾を狙い撃ち全て相殺させる....が

転移でやって来たのであろう白機龍が俺の前に現れ...剣を振り下ろしてくる

ここまで躊躇なく連続で攻撃をされ続けるとさすがに思考する余裕もなく俺は咄嗟に両手剣でその攻撃を受け止めてしまい

地面目掛けて一直線に叩き落とされた


「ぐああっ!?.....こんにゃろ...」


「ーーーーーーーーーーー」


「舐めんなあああああ!!」

地面に激突し蠢く俺にとどめを刺すように銃弾が降り注いでくるのが見える

超スローモーションへと視界が切り替わってから、ボロボロの体を無理矢理立ち上がらせて、両手剣と白銀の銃をボックスにしまい烈風双剣エアリフィルを取り出し、自分に当たるであろう全ての銃弾を切り刻んでいく


「はあはあはあ.....」


「ーーーーーーーーーーー」


「..............」

そういや....最近ここまでボロボロにされてないな....

今までの俺TUEEEEしてたからな....命かけて戦ってなかった....だから鈍ってたんだな

なめてたのは俺の方か


「はあ......かかってこいよ白機龍、七つの命(セブンライフ)全部使ってでもぶっ潰してやる」










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