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ルキナの武器

「ご主人様。朝でございます。起きてください」


「んん?.....おはよう」


「はい。おはようございます」

今日はルキナに体を揺さぶられて目を覚ました。

一緒に寝たせいかルキナの顔は若干赤くなっていた。昨日の事で恥ずかしがるなら頼むなよ。とか言いたいが...

何となくだけど嬉しそうな顔してるし言わないでおくか。何故嬉しそうなのかは一切わからないが


「さて。ご飯食べようか」


「はい」


俺は適当に髪型を整えてからルキナに呼び掛け、

ベッドの横に立て掛けてある霊験を腰に差してから部屋を出て飲み屋に向かった

飲み屋にはもう何人かの冒険者が朝食を取っており、フィーネを含む店員が忙しそうにしていた

朝食を取りながら回りの冒険者を見ていると。ふと、思うことがあった


「うーん」


「どうかなされました?」


「いやさ...このままで良いのかなって思ってさ」


「?何がでしょうか?」


「そのさ。もう宿とかは営業開始してるのに俺達、冒険者は無料でギルドに泊まってるから。このままで良いのかなと。」

あのフレスベルグでの魔竜及び魔王軍幹部の襲撃事件以降、宿は大半が破壊され。住むところが無くなった冒険者はギルドにある部屋で暮らしている。

別にそれはそれで構わないのだが。もう復興作業は完全に終わっており、宿も営業を再会

でも。冒険者はそうなった今でもギルドの部屋に無料で住んでいる。俺達を含めてな


「良いのではないしょうか?。ギルドから出ていけと言われてる訳ではないですし」


「そうだけどさ、災害で家を無くした人は借り宿で過ごし、もう解決した後もそこに色々理由をつけて無料で住み続けようとして問題となる。最悪死傷者も出るかもしれない。そういうの起きたら面倒じゃん」


「....そうですね。では私達は宿暮らしをするんですか?」


「そう...だね。別にギルドの部屋に私物を置いてる訳でも無いし。今日からは宿暮らししようか。面倒毎に巻き込まれたくない」


「わかりました」

朝食を取り終わった俺達はギルドの人に部屋を出ていけ宿暮らしに戻る事を伝えてからギルドを出た

リカルドさんの所に行きたいが...先ずはこれから泊まる宿を探さなくちゃな


「どこに泊まる?」


「そうですね。何処でも構いませんよ。ただ」


「ただ?」


「これから迷宮攻略をしていくのなら、ギルド近くの宿にした方が良いかと」

ギルド近くか.....

それも良いんだけど....かなり高いんだよな

まあ、金持ってるし。迷宮を深く潜るならそれだけ稼げるんだし。問題はないか


「そうだな...まあ多少高くても何とかなるし。そうするか」


「はい」


「場所は決定しけども....問題は何処の宿に泊まるかは決まってないんだよな」


「ですね」

鑑定サーチアイじゃどんな宿かは分からないんだよな

備わってる設備とかはわかるけど従業員が何名で男女比はいくつなのか。客の年齢層や職業。評判

そういうの不確定要素の数値は丸っきりわからない。当然その店の評判も

例え年間何人泊まるか分かったとしても。それで宿が決まると聞かれればそうでもない。

日本とかなら言えたかもしれないがここは日本ではない。人が多く泊まってるしここは良さそうだな?。そんなのは治安が整ってる国や町だけだ。

冒険者や旅人とかが多いこの世界で。いくら多くの人が泊まっていようと良い店だと思えるわけがない。冒険者や不良や犯罪者が多く泊まってるだけかもしれないからな...その場合寧ろ泊まる人数が少ない方が良い。


それに....高級な店に行くほど貴族や金持ち、実力のある冒険者が多くなる。

つまり、ルキナが危ないかもしれない。見た目や性格が良く家事が万能。そして奴隷。呪いの事を伝えてから知っていなければ。「いくらで買うぞ、」とか「よこせ」とか。無理矢理の行為が行われるかもしれない


宿の事からルキナの事へと議題を変え何となく見ながら考えてると、

ルキナは俺が見ている事に気づき。首を傾げてきた


「どうかなされました?」


「いや。何でもない。」


「そうですか。...あの」


「ん?」


「宿の事何ですが」


「うん」


「適当に決めて。とかじゃダメなんでしょうか?。何処が良いか。どんな感じのが良いかとかは大事だと思いますが...普通は何となくで決めるものだと思います」


「........」

いや....その...

正論言われた気がする

何時でも何処でも此処はこんな場所だ!ってわかるわけも無いんだから。

普通は適当に決めて宿に泊まるんだよな....必死に考えてて馬鹿らしくなってきた


「それもそうか....」


「はい」

それから適当に宿を見て回り、風呂がある宿でを選らんだ。

取り合えずツイン部屋1週間分のお金を払い鍵を貰い、部屋の場所と中を確認してから

リカルドさんの所へ向かった


リカルドさんの武器屋にはやっぱり客は来ておらず

一人ぽつんと新聞を読みながらのんびりしていた

「おはようございます」


「ん?おお、英雄様じゃねえか」


「悠斗で良いですよ。英雄様は止めて下さい。じゃなかった。頼んだ武器は出来ています?」


「おうよ。ちょいと待ってな」

リカルドさんは一度奥に行きガチャガチャとした音を立ててから戻ってきた

手には鞘に入った短剣を持っていた。鑑定(サーチアイ)を掛けてみると..


変魔霊弓ショートセイバー

作成者 リカルド

『能力』

矢箱

不壊

『長弓時追加能力』

魔法効果上昇(高)

魔法伝導率(高)

『短剣時追加能力』

絶斬(極)

MP回復(中)


矢箱ってなんだ?

多分。名前通り矢を入れる物何だろうけど...

それにショートセイバーって...あれか?漢字の部分で弓を現して、名前の部分で短剣感を出したのか?


「それが頼んだ?」


「ああ。そうだ。嬢ちゃん持ってみな」


「はい。」

リカルドさんから短剣を受け取ったルキナは短剣を鞘から抜いた

色は主にピンク色をしていて模様のように白の線が入っていた...何故かピンク色?


ルキナは軽く貰った短剣を振るった後に弓に姿を変えさせた

弓は全体的に青く所々白色。手に持つ所としなる所を別けるためか、それとも狙いを定めやすくするためか。もしくはその両方か、全く違いただデザインの為なのかわからないが

矢を飛ばす方向へ向けて真っ直ぐな出っ張りがあった。そしてまあまあデカい

まあ。あれだ。現実ではなくアニメやゲームとかで見るような奴だ


「どう?」


「そう...ですね。軽いですし、しなり方もかなり良いです。ただ...」


「ただ?何かあるの?」


「矢はどうしましょうか?」


「え?その弓、矢箱ってスキルあるし...そのスキル使って矢を持ち運ぶんじゃないの?」


「え?」


「んん?」

あれ?....違うのか?

矢箱っての言うから。矢を入れる箱だと思ってたけど...


「ユウト、何でそれに矢箱があるって分かった?。俺は一言も言ってねえしお前から頼まれた訳でもねえぞ」


鑑定(サーチアイ)ですよ。それでわかりました。何か可笑しいですか?」


「.....いや。何でもない。そうか鑑定(サーチアイ)か...まあ良い。ユウトの言うとおりその弓には矢箱が付いてる一応短剣時にも出せるようにもな。だから矢の事は気にする必要はねえぞ。矢の出し方は本数を決めてから念じるだけだ。入れ方はこっちも念じるだけで良い」


「そうですか。なら何も問題は無いですね」


「そっか。リカルドさん。この弓の値段は?」


「そうだな...金貨45枚でどうだ?」

何故値段に迷った?それに何で一瞬だがルキナを見たんだ?

俺の霊剣はリカルドさんがお礼として安く売ってくれた物だ

つまりだ。普通ならもっと高い代物でもある。そしてルキナが持っている武器は俺が見ている持ってる弓と遜色がない程の業物だ。

何故こんなにも安い?


「リカルドさん。ちょっと」


「ん?なんだ?」

それが気になり、ルキナには聞こえない様に小声でリカルドさんに聞いてみた

すると

「それは。まあ。自分が使う武器が主より高かったら使いにくくなるだろうよ」

と返ってきた。


なるほど、だから一瞬だけどルキナを見たのか

それに若干ルキナの顔も少しだけど安心したような顔付きをしていた


「わかりました。これで良いですか?」


「おう。丁度だな」


「それじゃ。俺達はもう行きます。また武器が必要になったら来ますね」


「おう」

お金を払ってから武器屋を出た

ルキナは買った弓を短剣へと変えて鞘にはめ、来ている服で少し隠れるように腰に差していた


「矢を買ってから。修練場に行こうか」


「はい」

リカルドさんの所では弓は売っていても矢は売ってないので買えなかったので、

他の武器屋で矢と、矢を買うときにルキナに言われた弓懸?を購入してから俺達はギルドの修練場へと向かった

このお話って...大体のストーリーはもう全部決めてるけど

殆ど思い付いた事を書いてるだけなので。そこまでじっくり考えた事無いんですよね....

それで思ったのが

主人公って別に双剣に凄い適正があるわけでもなく、ただ使ったら強くなれるだけでして。別に双剣をメインに戦う訳でもないんです

あくまでも両手剣と双剣そして魔法を使って臨機応変に戦うスタイルで今後やって行こうかと思ってるんです。

その....別に双剣使いではあるんですが...双剣じゃなくても良いと言いますか...


このお話のタイトルが間違ってはないけど合ってもいない状況でありまして....

適当でも構わないのでタイトル考えててくださると嬉しいです。


では。また( *・ω・)ノ))バイバイ

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