姉妹?
「知ってたの?」
「....確証は無かったですが..フラミ様がおしえてくださいました」
「そっか」
気付かれてたのか...
確証は無かったって事はギルドや王族から教えてもらった訳じゃなくて
俺の行動や態度で予測しった事なんだろうけど...フラミさんの勘ヤバすぎだろ...
「ルキナはどうしたい?」
「....行きたいです」
「危険だよ?それに言うけど俺が死んだ場合はルキナは奴隷から解放されて俺の全財産を受け継ぐんだ。ルキナにとっては...」
「関係有りません!。私は貴方の奴隷です。解放される気も無いです。足手まといかもしれませんでも連れていって欲しいです」
「......」
意味が分からない
何でそこまで俺の隣に居ようとするんだ?
ルキナにメリットが全くと言って良いほど無い筈なんだ。
一緒にいたのは約一日程度だ。何でそんな奴に命を掛ける?
俺なら絶対しないぞ....どういう理由があって隣に居ようとする?
でも....ルキナが良いのならそれで良いのかもしれない。
「そっか....分かったよ」
「ありがとうございます」
「でも。これ以上は危険だと思ったら連れていかないからね」
「はい!」
「それじゃあ。もう寝ようか。予定を少し変えて明日の朝にフレスベルグに向かおうと思う」
「わかりました。おやすみなさい」
「おやすみ」
ルキナがベッドに潜ったのを確認してから俺はルキナに背を向けた。
予定を変更したのはいち速くルキナには迷宮に慣れて貰おうと思ったからだ。
それに此処からフレスベルグまでは約12時間かかる。夜に出たら朝方に到着し昼に出ることになる。
俺だけなら別にそれで良いかもしれないが。ルキナの時間バランスは崩さない方が良いと今更ながら思ったのだ
リンクさんに聞いたが回復魔法はMPと精神力を同時消費するスキルなのだから疲れされる事はしない方が良いだろう。
ルキナ (15)(呪い)
Lv34
奴隷契約 八神悠斗(主)
MP317/317
『ステータス』
STR(E+6)INT(D+5)VIT(E+8)AGI(E+5)DEX(D+2)SEN(A+5)
『スキル&魔法』
初級弓術
中級聖魔法
???
???
???
???
上級家事術
???は多分まだ使えないスキルの事を差していると思うし
更にルキナのステータスはINTやMPは高いが他は低く迷宮で戦えるかがかなり不安だ。
それと....毎回思うが家事万って...スキルで良いのか?。いや剣術や弓術があるのだから可笑しくは無いだろうけど...弓術や聖魔法より腕前が良いってどういう事よ..
記憶を失う前は料理人でもしてたわけ?
まあいいや...今の問題はそこじゃない。
問題はどうレベルを上げるかだ。経験値事態は一緒に戦え貰えるがLAを決めた者が経験値を多く貰える仕組みでもある。
手っ取り早く上げるなら俺が人をギリギリまで削って止めを刺せば良いけど...
それだと限界がある。
ルキナは自分一人で勝てるようになって貰わないといけないんだよな...
弓と万が一の為の短剣を渡しておくが心配だ..
今考えても仕方無いか...もう寝よう
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ルキナに起こされた俺は昨日と同じように裏庭の行き体を動かした。
魔力操作はどんどん上達していき今では全身に魔力を纏いながら必要な部分だけを過剰強化することまで出来ていた。
あの剣士みたいに1分間や1撃に全ての魔力を使いきるなんて芸当は出来ないけど。いつか出来たら良いなとは思っている。
もしかしたらやる事になるかもしれない死神戦の前には使えるようになっておきたい気もする。
皆と朝食を取っている間に今日フレスベルグに変えることを伝えた。
迷宮の事は話してないが...
「マジか。もう行くのかよ。俺まだ準備してねえよ」
「そうか。頑張りたまえ」
「もうちょい、いれば良いんじゃねえか?」
グレンやフラミさんはわかったらしい。
ルウガさんやリンクさんは分かってないっぽいけど。
「グレンは遅れて来ても良いさ。ルキナと俺でもある程度までは行けるし。試しに潜るだけだ本番にはしねえよ」
「そうか?まあ。無理すんなよ」
「分かってる。ヤバくなったらルキナだけでも逃がすさ」
.....
もしもの話だから...
ルキナさん睨まないで....美人なだけでに結構手に怖いです。
朝食を食べ終わった俺達は直ぐに馬車屋に向かった。
リンクさん達も見送りには来てくれた。
「気を付けろよ。」
「死なないことを祈ってる」
「俺達はしばらく此処に残るからフィーネを頼んだ」
「...頑張れ」
「「はい」」
グレン、フラミさん、リンクさん、ルウガさんの順番で声を掛けてくれた。
俺は手を振り軽く振り、ルキナはお辞儀をして馬車に乗り込んだ。
この馬車は地球で言うバスみたいなもので他の客も乗っている。
馬車に揺られながら俺は昨日の夜考えてた事に思考を回した。
MPとINT、SENが高いんだし魔力身体強化を覚えさせるか?
「ルキナ」
「はい。どうしましたか?」
「魔力を全身に纏ってみて」
「え?わ、わかりました。出来ないと思いますがやってみます」
ルキナは目を瞑った。
少しすると全身から魔力が漏れだしてきて....途中で無くなった。
ルキナは息を荒くさせてかなり疲れたようだ...そんなにキツいか?
「はあはあ...すいません。出来ませんでした」
「...もう一回出来る?。今度は俺も手伝うから」
「え?あ。頑張ります」
もう一度ルキナは目を瞑り魔力を放ち始めた。
俺はその時にルキナの肩に触れルキナから溢れ出る魔力を操作し体を纏わせた。
この方法はフラミさんが俺にやった事を真似しただけだ。
これでコツを掴んでくれると良いけど...
「手を離すよ?目を開けて魔力を維持してみて」
「はい」
手を離しルキナは目を開けると
辛そうな顔をしながらも魔力を纏い続けた。
しばらく耐えるとどんどん顔色が落ち着いていき普通に戻った
「この状態が魔力での身体強化状態だ。一度解いて今度は自分でやってみて」
「はい。」
目を瞑り集中するルキナはさっきと同じように最初は魔力を漏らしていたがだんだんと制御が出来ていき
纏うことが出来た。
辛そうな顔はだんだんと落ち着いていき目を開けた。
「出来ました?」
「そうだね。まあ目を瞑らず魔力を漏らさず出来たら良いんだけど。今はこれでも良いかな。」
「はい。頑張ります」
「それじゃその状態を俺が止めさせるまで続けてね」
「....はい」
俺はルキナにMPが残り10になるまで身体強化をさせた。
やり終えたルキナは直ぐに眠りにつき、俺の目の前ですやすやと寝息をたてながら寝ている。
無防備だなと笑いながらもボックスから上着をとりだし掛けてあげた
「身体強化はこのまま練習させるとして次に弓と短剣がどこまで使えるのかも調べないとな。そして身体強化をしつつ体を動かす事にも慣れさせないと」
身体強化をしながら運動をルキナにもやらせ無いとな...
キツいだろうけど俺みたいに筋肉を意識しながらさせる訳じゃないし。レベル上げも同時にさせていくから
直ぐに出来るようになるだろう。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
夕方になる頃にフレスベルグについた。
取り合えず真っ直ぐギルドへ行くとフィーネの所へ向かった。
「あ。ユウトさん。帰ってきたんですね。おかえりなさい」
飲み屋の厨房にいたフィーネは俺に気付くと走って出て来て抱き付いてきた。
軽く撫でてから引き剥がし
「ただいま」
「うん!...っと。この人は?」
「彼女はルキナ。俺の奴隷かな」
「ルキナです。始めたまして。フィーネちゃんで良いのかな?」
フィーネに聞かれたのでルキナを紹介すると
ルキナはフィーネに近づき背を会わせるように屈んでから自分で名乗った。
「綺麗...それにおっきい..。ユウトさんの奴隷って本当ですか?」
「そうですね。奴隷です」
「....ううーー」
何故かルキナを見てフィーネが落ち込み始めたので
ルキナは抱き締めて撫でて始めた...
最初は嫌がってたけど気持ちよくなっていったのか抵抗しなくなっていった。
「気持ち良さそうな所悪いけどフィーネ。晩御飯作ってくれる?」
「え。はい。今から作りますね!」
「あ。なら私も手伝います。家事は得意ですし」
「えっとルキナお姉ちゃん?。一緒に作ろ」
「はい。じゃあ行ってきます」
「うん。よろしく」
ルキナを連れて厨房に入っていったフィーネはしばらくすると二人で三人分の料理を運んできて
三人で食べ始めた。
「ルキナお姉ちゃん凄いんだよ。私より料理上手かった」
「へえ、そうなんだ」
まあ。上級だしな
「そうでも無いですよ?フィーネちゃん色々な料理方法、知っていてかなり勉強になりました」
「まあね。でもルキナちゃん教えたこと直ぐに出来るようになってたし。本当にすごいよ」
こうして見てると。姉妹に見えてくるな
落ちとけてるようで何よりだ。
夕御飯を食べ終えると食器を洗いに行き帰ってくると
「今日の仕事無いし。ルキナお姉ちゃん。一緒にお風呂入ろ?」
「わかりました。...良いですよね?」
「ああ。うん。」
「じゃあ行こう?」
フィーネが手を引きルキナを浴場へと連れていき、俺は修練場に行って体を動かし終えてから風呂に入った。
夜もフィーネがルキナと寝たいらしくそのまま連れていった為。今日は一人で眠りに付く事になった。
人殺しを書いてて投稿遅れました




