私服姿
俺の首元に剣が当たる。
避けようと思っても体が反応せず、見えているのになにも出来ない
また。負けた。...
「俺の勝ちだな」
「ですね。はあ...」
「どうした?負けるのは何時もの事だろ?」
「そうですけど...。毎回どう剣が走って何処に当たるのか見えてるのに連敗してるのは堪えますよ」
剣術だけでの勝負だとリンクさん達Aには歯が立たない。
剣の軌道は全部見えてるのだが体が中々反応してくれない。
「まあ経験とステータスの差だな。」
「...STRとVIT以外AでSENはSですよ」
「ん?お前そんなに高いのか?」
「まあ。はい」
ここまで高くなってステータスの差とか...
まあ。Aランクは皆レベル100らしいし。
仕方ないのかもしれない。けど解っていて止められないのは悔しい
「レベルは?」
「73です」
レベルを教えるとリンクさんは何かを考え始めた
ステータスはレベルで上がるけど他にも何かあるのだろうか?
「そうか。まあ覚えるのレベル100してからだな。」
「何がです?」
「剣術だよ」
「剣術ですか?」
どう意味だ?
俺の場合だと双剣術だろうけど。双剣術を編み出してる人いないから
自分で考えなくちゃ行けないんじゃ無かったのか?
「剣術を作るにしてもまず土台がしっかりしなくては活けない。それは解るな?」
「はい。」
「なら。まずはレベル100になってからだ。それからゆっくりと剣術を考えていけば良いだろう」
「わかりました。」
「んじゃ少し休むか?連戦続きだろ?」
「そうですね。さすがに疲れました」
ルウガさんとグレンの模擬戦はもう終わっていてベンチで座っている。
そこに俺達も行きベンチに座るとグレンが
「お疲れ。そう言えばもうすぐ買い物終わってる頃か?」
「お疲れ様。さあな?普通の買い物ならもう終わってるんじゃないか?」
「さあなって。お前調べようと思ったら出来るだろ?」
「はいはい。」
グレンの言う通りなのだが...町全体にウィンドサーチやるのって結構キツいんだけど
まあ。もうすぐ昼食だし。合流して食べるか別々に食べるかは終わってるか終わって無いかで決まるし
やる必要はあるか...
(ウィンドサーチ)
.....お、いた。
もう此方に向かってきてるな
「もう終わってるっぽい。此方に向かってきてる」
「そうか。なら合流して昼食にするか」
「.....そうだな」
「んで?ルキナちゃんの服装はどうなんだよ?」
知らねえよ
形としは何となく感じられるけど
実際に見る訳じゃないから解るわけがない
「わかんねえよ。まあ可愛いんじゃないかな?。というかルキナのルックスで似合わない奴探す方がムズいだろう?」
「それもそうか。んま。褒めてやれよ。」
「善処するよ。お。来たな」
俺がやって来た二人を見ると他の三人も顔を向けた
....やばい..可愛すぎじゃね?
何故かフラミさんはぐったりしてるけど...
「お待たせ」
「お待たせしました」
「「「え。ああ。うん。」」」「........ん」
「どうした?4人とも殆ど同じ反応して」
いや....仕方ないんじゃ?
白のキャミソールに水色のカーディガン。そしてベージュの短パン...
フラミさんナイスというべきか?それとも...
「えっと...ルキナ。その...似合ってるよ。可愛いと思う」
「え?あ、ありがとうございます」
....いや..
そこは笑う場面では?何故に赤くなる...
「どうかな諸君。ユウト君はイケメンスキル発動して真っ先に褒めたからよしとして。君達は見惚れているだけかい?」
「「「.....っ!?」」」
「まあ。そのイケメンスキルを発動した本人と言われた本人は恥ずかしくてダウンしたけどね」
「「....っ!?」」
「初々しくて結構!いやぁ...発散できたね。本当にルキナ嬢との買い物は苦痛だったよ。何が見付からないだよ。何がオーダーメイドだよ...私なんかどこ行っても売ってるサイズだよ」
....フラミさん自爆してる
まあ。売ってないよな。F64だなんて。普通は70だ。
女子高生ならアンダーが60~65なんて普通だけど。そのままの状態で巨乳なんて...あり得ないと言って良い。
実際にあり得てるんだが...
「まあまあ。フラミさん胸だけが女性の魅力じゃないですよ。顔やウェスト。ヒップ。性格。色々ありますし。人によって好みは変わりますよ」
「....フォローありがとう。それで?君はルキナ嬢と私どっちが好みだい?」
詰んだ...
軽い気持ちで言っただけなのに...
そりゃ...ねえ?ルキナでしょうよ
同年齢。美少女、巨乳、痩せてる、性格は穏やか...
「どっちも良いと思いますよ?」
「....どっちでしょうか?」
ルキナ....そこは突っ込まないで!?
それに何でルキナが追い打ち掛けてくるの!?
「そりゃあ。ルキナちゃんだろうよ」
「そうだな。」
「.....俺はフラミだけど?」
.....ルウガさん。ナイス!
あ。これ。単純にフラミさんがルウガさんの好みなだけか...
なんかフラミさんも「え?」って顔してルウガ見て固まってるし...
「えっと。もう昼食行きましょうか?」
「そ。そうだね」「.......んん」
「そうですね」
「「だな。」」
なんか微妙な空気になってきたので切り替えたけど
皆も同じだったみたいだ。
そう言うことで俺達は宿に戻り、宿の食堂で昼食を頼んだ。
何故か隣に座っているルキナは不服そうな顔してるけど...
さっき答えなかったことまだ根に持ってるのか?
それはないか。別に俺達付き合ってる訳じゃないし。
気になったので耳元で聞くと
「... 」
.....どうしよ
マジで根に持ってたよ..
ずっと不機嫌でいて欲しくないし恥ずかしいけど言うしかないか
「 」
「 」
お互い顔を赤くさせて会話は終了した
顔をうつ向けながらも笑ってるしこれで良いのかな?
昼食を食べ終えると
「さて。これからどうする?まだ決めてなかっただろ?」
「そうですね。いちよう俺はルキナと町を回ろうと思ってます」
「ふむ。二人はデートか。なら私達は何か依頼でもしていようか」
「「デートじゃないです!」」
「「そうだな」」「.....了解した」
いや。本当にデートじゃないからね?
ルキナ...顔赤くさせてハモらないでよ...真実味がないじゃん...
食べ終えて予定が決まった俺達は宿を出てそこでグレン、Aランク三人、俺とルキナで別れた
グレンは何か欲しいものがあるらしい。
「それじゃ。行こうか」
「はい」
取り合えず旅行社や冒険者向けに出てる屋体の所でも行くかな
チラッとルキナを見ると普通に笑顔を返された...
反則的な可愛さだな..と思いつつ屋体通りに向けて歩きだした




