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新しいご主人様1

ルキナ目線ですー

はあ....また。

買われるんだ...

今度はどんな人なんだろうか...

そんな事どうでもいいか....どうせ


「死んじゃうんだから」


「ルキナ~もう行くぞ」



「はい」

私を商品として売ろうとしている商人に言われ

今回私が買われる場であろうオークションの舞台へと着いていった。

オークション、ラストの品だからか自分に見惚れているからか解らない

だが静かになっていた。


オークションで買われるのは何回目だろうか...

毎回私が現れると会場は静かになる

静寂になった会場の中で商人が商品()の説明をしていく


そして


入札が始まった。


皆が皆、獣のよう吠え、金額を増やしていく。

はあ....そんなに自分て良いものだろうか...

家事は出来る。回復魔法も出来る。容姿が整ってる....はず。だけど

呪いがある...皆、怖くないのだろうか?

いや、怖くないから買おうとするんだろうけど。

皆、襲わなければ問題は無い。そう思って買うんだろう。

でも、今までのご主人様は死んでいった。私の目の前で体を破裂させて...

人が死んでいく。その姿は何度見てもなれないし怖い....だけど自分は奴隷だから...

売られる...そして...また。人が目の前で死んでいく...


8回目ぐらいの時から売られる前はこんな事を考えてしまうようになった。

はあ....もう嫌だ...楽になりたい...

ん?あれ?....何故か会場が静かになってる....


顔を上げ。会場に目を向けると


「うそ....」

5000万と叫ぶ人がいた...

5000万?あり得ない....今までの最高値段が2000万なのに...

なんで.....


そして....


「6200万、6200万以上な方はいませんか?」

いるわけがない...

だって競いあってた人は気を失って倒れたんだから...

それに....金額が可笑しい。6200万って...


「では。6200万で落札です。おめでとうございます」


「「「うおおおおおおおおおおおおお!?」」」

司会者が落札を宣言すると会場が一気に盛り上がった。

当たり前だ。こんな値段。奴隷にかける人なんて滅多にいない


「行こうかルキナ。新しいご主人様の所へ 」


「はい。」

ああ...そうか...

また。人が目の前で死ぬんだ...

こんな大金を払った人も1,2週間すれば....死んじゃうのか...

それを思い自分で自分の心を傷付けながら奴隷商人に着いていった。


私たちが入った部屋には二人の男性がいた。

やんちゃな感じの人と落ち着いてる人。

二人とも私に釘付けになってる...やんちゃそうな人は胸を、落ち着いてる人は顔を見ている気がする

商人がソファに座り私はその後ろに立った。



驚いた...この落ち着いてる人が『英雄』ヤガミ・ユウトだなんて...

噂には聞いていたし商人からも恩人として聞いていた...

それに6200万までに膨れ上がった落札価格が最低落札価格にまで下げたことも驚きだ。

そして買うに当たってこの人は冷静に呪いの発動条件を聞いてきた。...


命令して裸を見るとか...覗きとか...

それに奴隷商のスタッフさんで覗いていた人が居たことにも驚いた。

そして私の購入が決定し私は商人に言われるがままソファに座った

やんちゃそうな人は胸をずっと見続けているが...

主人となられる方は全体を軽く見たあと胸に目線を移動させ...

顔を赤くして目を反らした..


契約は無事完了したが。血を滴時にご主人様は指を深く切ってしまっていた...

この人は本当に『英雄』なのだろうか?そう思いながらヒールを発動させて切った指を回復させた

驚いた事にこの人は「ありがとう」と言ってきた...

そして奴隷証明のアイテムがどれが良いか聞いてきた。

驚きはしたものの余り奴隷として見られないように腕輪を選んだ。

色までも選ばせて貰えたが好きな色等無かった...悩んでいるとご主人様の腕に赤の腕輪があるのが見えた

だから赤を選んだ。


奴隷商とは別れて二人が泊まってる宿まで行くことになった。

宿に着くとご主人様は個室は二部屋を頼んだ...

自惚れじゃなければ私の部屋なんだろうけど...奴隷に個室ってなに考えてるんだろうか?普通は金が勿体無いから床に寝させるものだろう。過去15人のご主人様もそうだった。

満員と言われたご主人様はツインの部屋を借り、部屋へ向かうためグレン?様と別れた。


向かったお部屋に入ると今までで見たこともない上等なベッドが二つあり。ご主人様は奥のベッドに座った。

私はどうすれば?


ご主人様は扉の前で立っている私を見て首を傾げ

「どうかしたの?」と言ってきた。

そんな事を言われましても...勝手にベッドに座り怒られたくないし...


「いえ...私はどうしたら良いのでしょうか?」


「ん?空いてるベッド使えば良いんじゃないかな?。その為にこの部屋借りたんだし」


「.....はい」

承諾を得たのでベッドに座った。

この人はいったいどんな人なんだろうか?

奴隷の為にツインの部屋を借りて片方に寝かせるなんて...普通はあり得ない...

私に気に入られようとしてるんであれば納得が出来る。でも、この人は違う気がする

単純に当たり前な事をしてるだけ。そんなふうに感じる


「えっと。俺は八神悠斗。これからよろしくね。ルキナさん」


「はい。よろしくお願いします。ご主人様」

何を思ったのかこの人は自己紹介をしてきた。

名前ぐらい知っている。多分今この国で一番有名なお人なんだから。

それに....ずっと私にはさん付けで。グレン?様と接するように砕けた感じはない...


ご主人様は突然立ち上がり


「ルキナさん。俺。ちょっと裏庭に行ってくるね」


「え?」

なんで裏庭?

それになんでわざわざ私に伝えてきた?


「晩御飯の時まで体を動かしたいから」

私も行かなくては....

回復魔法目的で買われたんだろうから...


「は、はあ....私も行ってよろしいでしょうか?」


「え?あ、うん。良いけど。」

マズかった?...

少し困ったような顔をしていたけれど...

ダメと言われた訳ではないから仕事として着いていった。


裏庭まで着いていくと私はベンチに座り

ご主人様は全身に濃い魔力を纒だし体を破裂させて動かし始めた...


凄い...ただ単純に凄いとしか言えない...

纏う魔力の量も普通とは桁違いだし魔力が何処かに漏れるって事もない...

確かにこの人は英雄と呼ばれても不思議ではない。そう確信できた。

ご主人様は素振りを100回を終わらせると腰に差している双剣を抜き.

誰かと戦っているような動きを始めた...

それを終えると魔力を纏うのを止めて肩で息をしていた。

多分勝敗はご主人様の負けが5回、相討ちが3回。勝ちが1回だろう。

こんな強い人でも負けるんだなと驚いた。


「お疲れ様です。少し休憩なされてみては?」


「え?ああ...うん。そうするよ」

激しい運動の後その場に立ち尽くしていたので休憩するように進めた。

ご主人様は私の声に少し驚きながらも私の言った通りに私の横に座った。

ご主人様は物凄い量の汗をかいており熱気も伝わってくる...相当キツい運動なんだろうと思う。

だから


「回復魔法、使いましょうか?」


「うん。お願い」


「かしこまりました。【ヒール】」

承諾をとってから回復魔法をかけてあげた

疲労で辛そうな顔をしていたご主人様だが。回復魔法をかけると穏やかに気持ち良さそうにしていた。

ご主人様は回復魔法との相性が良いのか私の回復魔法と相性が良いのかは解らないが今まで発動してきたヒールより何倍もやり易く回復効果が高く出た気がする。


「もう大丈夫だよ。ありがとう。」


「いえ。他にすることがありましたら言って下さい。」


「ああ..うん」

ある程度回復したのか感謝を良いながら回復魔法を止めてきた

言われた通り回復魔法を止めるてからそう伝えた。

少し迷いながらも頷くご主人様。

やっぱり可笑しいとは思う。どう見ても奴隷として扱ってない。

でも、こういうご主人様は好きだ...物ではなく人、奴隷ではなく知り合ったばかりに普通の女の子として扱ってくれる。

このままの状態が続くならば続いて欲しいし。多分。奴隷として幸せなんだろう。

けど...きっとこの人も呪いで死んでしまう。そう思うと余計辛くなる...


ご主人様は立ち上がった。

多分運動の続きをするんだろう。

そしてまだ体力は完全には回復していないだろう


「え?もうですか?」


「まあね。体力回復して貰ったし問題は無いけど?」


「そうですか...頑張ってください」


「うん。」

体力が完全に回復していない状況であの運動を行うならさっきよりキツいだろう

でも、私は止めてはいけない....奴隷だから

だから「頑張って下さい」としか言えない。

さっきと同じ運動をしているが魔力の位置が一ヶ所に集まってる。それに運動量が2倍になってる。

魔力を一ヶ所に纏うだけでもキツいし、それを長時間行うなんて地獄でしかない。そう7人目のご主人様が言っていた気がする...それを運動しながらなんて...

ご主人様ってマゾなんだろうか?。でも、顔を見ると必死に行ってるのがわかる。決して快感があるようには見えない。


その運動を終わらせると私の回復魔法を受けに隣に移動座ってきた。

そしてご主人様は自分にクリーンを掛けて汗を無くすと。息を整えてから立ち上がり


「それじゃ戻ろうか」


「はい」

そしてご主人様と一緒に宿に戻ると

3人の冒険者がたっていた。

一人は若い女性でもう二人は歳を少し取っている男性だ

ご主人様はその三人に話し掛け始めたのだった。

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