奴隷市
俺がレイシアの護衛の依頼を終わらせてから3日後
今はゆっくり観光をしながら貯金を有り余ってるお金を使いのんびりやっていた。
昼になって適当な食堂へ行くと...
「あれ?ユウトじゃねえか。」
「ん?あ、グレンか、ここ、座るぞ。」
偶然グレンと出会した。
俺はグレンの席に座り注文を済ませると。
「見てたぜ演説。すげえな。まさか不滅魔竜まで倒すとは。それに王女との結婚かぁ~~~羨ましいぜ」
「いや、結婚じゃねえし。まだ婚約者候補だっての」
「そうか?俺の見立て通りだと、お前さえokなら即結婚出来る。あってるか?」
何なんだろうな。こいつの勘の鋭さは
「ノーコメント。だけど。結婚はあり得ないよ。今はな」
「何でだ?王女とは結婚な美人さんじゃねえか。スタイルも抜群だしよ」
「まあな。だけど。悲しましたくないからな」
「ん?どういうことだ?何でお前と結婚することが悲しむことに繋がるんだよ。王女の方がお前の事が好きなら。嬉しいじゃねえのか?」
まあ...普通はそうかもしれない
だけど。俺は転移者だ。
家族を救ったらもうこの世界とはお去らばになる。
その時。結婚していたら....
なら、別に俺の方は「好きだ、結婚したい」って訳ではないんだし結婚しない方が良いだろう。
だけど...こいつになんて話す?。俺が居なくなる...あ
「俺、もうすぐランクアップ依頼が来るんだよ」
「ん?それが関係あるのか?」
「まあね。いきなりAランクに上げることになるから。ヤバイ依頼なんだよ」
グレンは驚きのあまり飲んでいたジュースのコップを落としてしまった。
なんとか俺が途中で受け止めたけど...
「す、すまん。。で?依頼内容は?」
「無限迷宮完全攻略」
「ぶふふううううう!?」
「うわ!?汚ね、いきなり吹き出すなよ」
伝えると飲んでいたジュースを俺に向けて吹き出してきた。
.....エアロバリア間に合って良かった...
「すまんすまん。って言うかさっきの話マジか?」
「ああ。国王から直接聞いたことだ。」
「確かランク昇格依頼って拒否不可でその依頼の間は他の依頼が出来なくなるんだよな?。大丈夫かよ」
「さあな。まあ、受けるよ。俺の魔法があればボス戦以外は無傷で進めるし。回復魔法使いでもいればなんとかなる。俺が不滅魔竜を倒したことで知ってるだろ?」
「ま、まあ、有名というか祭りにすらなったからな」
グレンが微妙な顔で肯定してきた。
その時に俺の昼食がやって来た。
それを食べながら
「ああ..だからお前が結婚を嫌がるのか。好きな人と結婚するってのなった直後にその人を失うのは天国から地獄へ落ちると同じだからな」
「そう言うことだ。そもそも英雄と呼ばれていても対怪物戦ならともかくステータスやレベル、経験に関してはAランクに負けてるんだ。結婚できる資格がある方が可笑しい」
「そうか?そう言うもんか?。まあ良いや。んで?どうすんだ?迷宮攻略」
「まあのんびり腕の良い回復魔法使いでも探すかな。」
「俺も迷宮攻略手伝おうか?」
......いや。別にお前は弱い訳でも無いけどさ
強くもないじゃん、これがフラミさんとかAランカーならまだしも....グレンじゃ高階層になりにつれて足手まといになる
「俺にメリットが無いだろ?高階層まで行くと足手まといになるかもしれない」
「そっか...そりゃ残念だ」
口では残念とか言ってるけど表情から見てもともと参加できるとは思ってなかったようだ
自分の実力の把握や俺と迷宮攻略してた時に薄々感じていたんだろう
「一人で潜るのか?」
「そうだな...腕の良い回復魔法使いとかなら欲しいとは思っているが...」
「無理だろ。Aランク20人だっけか?そいつらを退けた化け物が待ってるんだ。普通は行きたがらねえよ」
確かに...グレンの言うとおりだよな...誰だって死にたくないんだ。無謀な真似はしないよな
俺も強制依頼じゃなければ迷宮完全攻略とか絶対にしない
回復役がいないってなるとやっぱり一人で潜ることになりそうだな
「うーん....あ、奴隷とかどうだ?」
「奴隷?ああ...でも回復魔法使える奴がいるとして、奴隷に落ちるぐらいだし腕が良いのはいないんじゃないか?。」
「ノンノン。1週間後だが町の西側で奴隷市が開かれるんだ、そこには奴隷落ちした元王女って奴もいるんだぜ?、腕の回復魔法使いなんているだろうよ」
奴隷市?あれか?本来は店で売ってる奴を露店で売り出すのか?
それに見栄えの為に良い奴隷がいる
その中には回復魔法が得意な奴がいるかもしれない
「へえ...それは良いかもな。まあ、そこで居なかったら諦めるしかないか」
「だな。ボス前に帰ってきて回復受けて挑戦してっての感じで行くしかねえな」
「それは是が非でも見付けないとな...資金はあるし。金の問題はねえだろうしな」
「さっすが。『英雄』さんは違..グフッ!?」
二つ名を言おうととしたグレンは取り合えず殴った。
俺も昼食食べ終わったし。この後どうすっかな...
「痛えな...自業自得だけどよ。それより今、お前暇か?」
「いんや。のんびり観光してるだけだよ。依頼しなくちゃいけないほど金に困ってねえしな」
「そうか。なら俺と依頼してくれね?俺も奴隷、買いてえし。金貯めてんだよね」
「良いけど。後1週間だぞ?。大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫。いざって時はお前から借りるから...グヘッ!?」
さらっと俺の金を使っておる宛にするな。
まあ...100万位は良いけどな。
俺から金を借りようとしてくる奴なんかこいつ位だし。
「んじゃ。依頼を手伝ってやるとするかね。」
「んで?貸してくれんの?」
「は?貸すわけねえだろ。もし貸したとしてお前が返せるかも疑問だしな」
「......くそぉ」
最初っから借りる気満々じゃねえか
良いけどさ、お前みたいな奴がいても。
同年代で気兼ねなく話し掛けてくるのはこいつ位だ。大事にするさ。
さて...こいつはどんな依頼を俺にやらせるのかね?
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奴隷市当日
俺達は朝早くから現地に来ていた
資金は6200万。ギルドに無理を言って全額引き出して貰った。
「ひゃっほーーーー。奴隷がいっぱいだぜ!」
「黙れ。グレン。人が見てるだろ?」
「すまんすまん。」
「早く行くぞ。オークションが終わると同時にこの市は終わるんだろう?。そしてオークションは夕方に開催だ。それまでにいちよう全店舗見て回るんだから」
「へいへい。二手に別れて探すか?」
「いや。二人一緒に行く。お前が何やらかすか分かったもんじゃない。それに買うのは俺なんだ。俺が居なくてどうするよ」
「そりゃそうだ。んじゃ。回復魔法使いを探すと行きますか。
回復魔法使いを探すために俺達は会場へ入っていった。
会場はバザーをしてる感じだった。売ってるのは人だけどな
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「結局居なかったな。」
「そうだな...オークションに出る奴が持ってる奴を見付けたいところだ。」
会場の全店舗を見て回れたが腕の良い奴は居なかった。
回復魔法使い事態はいたが小さい傷しか治すことが出来なかったり
持ってるかも不明な奴もいた。
だから買わなかったが...勿体なかったかな?。
「お、そろそろ始まるな」
「ああ」
回りには大量の人が立っていて
目の前の大きな舞台を全員が見ていた。
今。その舞台の上に司会者が現れたのだった。
「レディース&ジェントルメン!ようこそこの奴隷市にお越しになられました。今宵は100もの店舗が選りすぐりの奴隷をお客様の為に持って要らしました!。では、エントリーナンバー1番...」
司会者が奴隷を呼び
呼ばれた奴隷とそれを売ってる商人が出てきた。
その奴隷の事を商人が細かく説明し...最低落札価格を言う。
そしたら客が我先にと値段を吊り上げていき。最後に言った人が落札をしていた。
半分を切っても回復魔法使いは現れなかった。
「いないな...」
「そうだな。そう言えばお前奴隷買ってないよな?」
「まあな。今は俺の奴隷より回復魔法使いを見付けることが最優先だろうが。」
どんどん奴隷は落札されていき..
そして...
「これでラストになります。エントリーナンバー100番。クリシュハル奴隷商。カモーーン」
....ヤバイ..
すげえ...あの子.すげえ可愛い..
会場もラストと言うことでかなり盛り上がってたが
全員がやって来た奴隷に見惚れ..会場が静かになっていた。
「ええ、この奴隷の名はルキナ。家事全般がかなり得意です。そして回復魔法使いでございます。この奴隷の回復力は凄まじく傷だけではなく体力まで回復することが出来ます。」
それを商人が言うと会場は今日一番の盛り上がりをみせた。
当然だ会場の全員を見惚れさせるほどの奴隷が回復魔法使いなんだ..
「マジかよ...体力までって..」
「......」
「ん?どうしたユウト。おい、ユウト」
「....え!?あ、ああ。そうだな。なんとしても買わなきゃな」
俺も思わず見惚れてた。
....全財産使ってでも買わねえと..
「しかし。この奴隷は性奴隷ではありません」
それを言った途端に会場からブーイングの嵐が巻き起こった。
まあ。当然だろう。だってあの奴隷、遠くからみても見惚れるんだ。
男としては抱いてみたいだろう。
「この奴隷には呪いが掛かっているのです。その内容はこの奴隷の意思を関係無く襲うと動物や魔物以外は死んでしまうのです。」
会場の皆が思ったことだろう
じゃあ、襲わなければ良いじゃないかと。
俺もそう思う。メイドとして置くだけでも箔がつくし、回復魔法が使えるから戦闘奴隷にでもつかえると。
「この奴隷の最低落札価格は50万スピナでございます。」
「奴隷の紹介が終わりましたあああ!。今宵最後の落札。スタートォオオオオオオ!!」
「55万」
「60万」
「70万」....etc
落札が開始した。
他の客も買いたいようでどんどんはね上がっていく。
もう100万を超えた
「お前も早く言えよ。」
「ああ...150万」
「160」
「180」
「210」....etc.
今では最低落札価格の10倍まで来てしまった。
まだまだ買うおうとする人が多く...だんだん叫ぶのが面倒臭くなってきた...
「おい、どうしたんだよ。言わねえのかよ」
「だって..面倒臭くなってきた。最後の最後に買うよ」
「そ、そうか..」
そして2000万と誰かが言ったところで落札者が消えた。
「2000万、2000万以上な方はいませんか?」
「じゃあ、3000万で」
俺がそう言うと会場は別の意味で盛り上がった
グレンも「上げすぎだろ」とか言い出しそうな顔してたし
「くっ!3100万」
「3500万」
「ぐぬぬ...4000万。4000万だ!」
「4100万」
e
t
c
さっきまで盛り上がっていた観客は
どちらが落札するか見守るように静寂になっていた。中には賭けをしてる人もいるぐらいだ。
「おいおいどうすんだよ。もう次であいつは5000万来るぞ」
「そうだな...結構ヤバイ俺5000万位しか持ってないし」
これで良いはずだ...
これで次の奴は
「5500万だ!これで勝っただろう」
「.......」
「5500万、5500万以上の方はいませんか?それでは..」
やっぱりいきなり吊り上げてきた。
相手も多分俺に止めを差すためにほぼ全額を言ってきただろう。
「5600万」
「なっ!?」
「「「うおおおおおおおおお!?」」」...etc
「凄い!凄い金額です。今までのオークション最高価格を塗り替えました!この落札戦どちらが勝つのでしょうか?5600万。5600万より上の方はいませんか?」
「5....いや...6000万だぁああああああ!」
「6200万」
それを伝えたとき会場で"ドサッ"と言う音が聞こえてきた
ウィンドサーチによると俺と落札戦をしていた人が泡引いて失神したっぽい。
「よし、俺の勝ちだ」
「よし、じゃねえよ!お前5000万しかないんじゃねえのかよ」
「ん?俺は5000万位っての言っただけだぞ?1億の位で考えたら5000万も6000万も変わんねえだろ」
「.....お前。ゲスいな..わざとかよ...」
「なんの事だ?」
「何でもねえ」
落札戦で相手にわざと俺の金額を打ち明けた。
すると相手は金額がキツくなると俺にさっさと止めを刺すために金額を上げるだろう。
そして俺が苦しい感じに地味に出していったら安堵をして一気にまた上げるだろう。
相手は、今度こそ終わりだ。さっきまで苦しそうだったし行けるだろう。と勝手に思い込むだろう。
その時に俺がなんの苦しい顔もせず即座に値段を言ったらどうだろうか?
心が折れるだろう。どうせ飾りだけだしと思い諦める。
もしくは心に精神に大打撃を受けて今みたいに失神、もしくはフラフラになるだろう。
まあ、俺も全財産使いきるとは思ってなかったけどな
「6200万、6200万以上な方はいませんか?」
誰もいないようだ。
そりゃそうか...こんな金額を家事万能なだけの回復魔法使いに使う理由がない。
それに抱けないと来たら尚更だ。
「では。6200万で落札です!おめでとうございます。」
「「「うおおおおおおおおおおおおおお!?」」」
「今回の最高落札金額は当然ながら6200万を出さしてみせたクリシュハル奴隷商です。おめでとうございます」
「いえ、まさかここまでの値段になるとは...」
「では落札者は後程裏方にまでお越し下さい。では奴隷市オークションはこれで幕開けとなります!またのご参加を。では。see,you,again」
それを言うと司会者は舞台裏に消えていった。
会場にいた。客も帰り始め、落札者だけが裏方の方へ行き始めた。
「さて、俺達も行こうぜ。」
「ああ、そうだな」
金ヤバイなと思いつつ二人でオークション会場の舞台裏に行くのであった。
.....皆冷たい目で見ないで..
あ、ごみ。投げつけないで痛いです。
本当にすいませんでした...
でもメインヒロイン出したよ?
家事万能で回復魔法まで使える奴隷ルキナだよ。
見た目は次回で書きます。
書きますから今日の所は許してええええ!?
ってな訳で
メインヒロイン登場しました。
呪いがあると言っても悠斗は誘惑や色シーンにならない限り防御固いので問題ナッシング。
レイシアとのお風呂シーンでも性的興奮は無かったですからね。
悠斗にとってそういう好意事態が恐怖対象です、合意の上だろうと怖いものは怖いんです!
ちょっと悠斗の事を喋ったので終わります。
では。 また。( *・ω・)ノ))バイバイ




