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200文字小説集

たまにはこんな日があってもいい(200文字小説)

作者: 日下部良介

ホームから空を見上げると、淡いブルーの下でゆっくりと雲が流れていた。

こんな日にデスクワークをするのはもったいない。

反対側のホームに来た電車に飛び乗った。


会社とは逆方向。

この電車は海の方へ向かう。


海辺の駅で降りた。

海岸沿いの道を歩きながら、スーツを丸めて鞄に押し込む。

ワイシャツを腕まくりしネクタイを外した。


誰もいない砂浜に降りて腰を下ろす。


肌に絡みつく潮風が心地よい。


たまにはこんな日があってもいい。


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― 新着の感想 ―
[一言] 仕事で精神的に来ているときは、いつも思いますよね。 実行に移す勇気は、私にはありませんでしたが。 でもいつか、やってみたいなあ・・・。 憧れます。
[一言]  なるほどー。そうですね、たまには、こんな日があってもいいでしょうねー。  でも、たまーに、にしておかないとクビになりそうですけどね?  あ! そうか! こんな日は…。  双子の弟が会社に…
[一言] そうですよね、たまには息抜きをしたっていいですよね。 この気持ち、すっごく共感できます。 堅苦しい社会で生きていくのも、退屈だし、何の変哲もないし、肩が凝るばかりだ。 でもまあ、この後…
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