ジョニー・ダークネス
ジョニー・ダークネスは同胞からの抑圧に耐えきれず、怒りを爆発させて皮肉たっぷりに民衆を罵倒した。「みんなが望むのはファシスト独裁政権だ。民衆は民主主義なんて望んでいない。忠臣も正義もいらない。ただ自己中の欲望を満たしたいだけだ。公共利益? 共同利益? そんなものは存在しない。たまたま一致した自己中が重なってるだけだ。お前らが本当に欲しいのは権利や自由や民主主義じゃない。他人を抑圧したいだけだろ! 正義の仮面を被って自己正当化してるだけだ!」
「権力者が民衆を抑圧するのは当然だ。金と権力があるからな。でも権力もないお前ら一般市民が同胞を虐げるとはな! 学校の入学ですら賄賂を要求するような腐った連中が、よくも正義を語れるもんだ。真の敵は権力者だろ? 民主主義もクソもない。多数派による独裁だ。民衆同士が虐げ合ってるこの状況が!」
「本当に困窮してる人間はデモなんか起こさない。ゴミ箱を漁り、野草を食い、地面に寝るような人間に、政治を訴える余裕などない。お前らの『苦しみ』など偽物だ! お前らが欲しいのは民主主義じゃない。他人を支配する権力だ!」
ジョニー・ダークネスは嘲笑を込めて付け加えた。「ホモ・サピエンスなど存在しない。この星は異星人で溢れてる」
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これは構想中の小説の一場面である。まだプロットが固まっておらず、より大きな物語宇宙の一片に過ぎない。最終ボスとなるジョニー・ダークネスは「地球上からあらゆるシステム(教育・貨幣・企業・政治など)を破壊する」という目的を持ち、バッドエンドで目的を達成する予定だ(私はハッピーエンドが嫌いだ)。
続編では白ウサギ耳の少女に転生し、前作以上に暗く衝撃的な展開を経て死亡する。この物語宇宙全体を通し、人間の利己主義を痛烈に批判するテーマを貫く。ただしトールキンの「指輪物語」レベルの構築には数十年を要するため、現時点ではコンセプトを書き留めるに留めている。怒りに駆られて生まれたキャラクターだが、彼を軸に数十作品を連結させる壮大な計画だ。




