無双ゲーあるある 攻撃によっては味方は吹っ飛ぶ事もある
唐突だが無双ゲーと言うのをご存じだろうか?
かの有名なゲーム会社「モーエー」が発売してきたシリーズで色んな意味で人気のあるゲームシステムだ
子会社には成人向けのアドベンチャー系の無双ゲーも発売してる大手ゲーム会社なのである
では何故そんな話をしているのかと言うと……
「ゴブリンとスライム多過ぎぃっ!?」
絶賛逃亡中です☆
………いやいやいや、可笑しいでしょう?
なんでふと気がついたら目の前に大群のゴブリン&スライムの大群が目の前に居るんですかねぇ…
一にも二にも逃走一択ですよ奥さん
と言うか武器がなんかボロいロングなソードしか無いってどゆことなの?
「と言うか全然引き離せてねー!?」
「グギャグギャッ!」
「……(プルンップルンッ!」
「ゴブリンは兎も角スライムが大群で飛び跳ねながら追っかけてくるー!?」
やべぇやべぇ本当に死ぬいや死に炊たくねあこれ死んだ―――
「オラァッ!」
ドーンッ! そんな感じの音が真後ろから響いた
と言うか
「俺事吹っ飛ばされたー!?」
ちょっ!?まっ!ぐぇっ!
ドタンッバタンッゴロゴロゴロッ!
……一体何が…と言うか痛ぇ…
「おー、結構集まってたのかLVが上がったなー。」
「……うぅ…。」
「んぁ?……あー、大丈夫か?」
「何処を見たら大丈夫だと思うんだよ…イテェ…」
「えーと、ポーションあるから飲んでくれ。」
「助かる…。」
くそ痛かった傷が塞がったのか痛みが徐々に引いていくのか…
「なぁ、これ高いんじゃね?なんか一瞬て訳じゃ無いけど傷が引いていくし怪我も治るし。」
「いや?準備してる時にスキルを設定してると自動的に1回分補充されるけど?」
「どんなチートだこの野郎。と言うか一般冒険者じゃねーだろお前。」
「いやいや、最近冒険者になったんだよ。俺はレード、お前さんは?」
おーと此処で俺の名前を尋ねられまったぜ
んーと、確か…
「モブワキだ、まぁ平凡な冒険者さ。」
「そーなのか。ならモブワキさ、ちょっと手伝ってくれない?」
「いや何を手伝うんだよ…?」
「俺は依頼でゴブリン退治に来たんだけどなんか凄く数が多いからさ、何とか原因を突き止めようとしてるんだけど1人じゃ流石に厳しいんだわ。」
「いや俺入れても2人じゃ厳しいだろどーすん?」
「モブワキ以外にも同業者が居るかもしれないから声を掛けに行くんだよ。それなら厳しいのが普通になるかもだろ?」
「まぁ良いけどよ、お前が説得しろよ?俺は今回の依頼は薬草集めだったし。」
「OK!それじゃ行こうぜ!」
「あいよ、…て後ろっ!」
レードの背後、草むらからゴブリンが飛び出してそのままレードの後頭部目掛けて混紡を降り下ろそうとした瞬間
キンッ!ザンッ!
一太刀で混紡を切り、そのままゴブリンを切り落とした
なんか凄い既視感を感じる……
無双ゲーでもこういうシーンあった気がするんですが…
まさか……
「なぁレード、お前必殺技とか使える?」
「必殺技?なんか使う時だけ周りが動かなくなる奴の事か?」
「因みにその後の行動は?」
「なんか凄い技を放つことが出来るけど?」
……この世界が何らかの無双ゲーと言う事は解った(解りたく無かった)
無双ゲーあるある
敵の大群を倒し続けると体力と必殺技が全回する