表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

大型連休(二百文字小説)

作者: りったん

「もしもし、母さん?」


「お前かい? どうしたんだい?」


「大型連休に帰省したいので振り込んで欲しいんだ」


「ようやくお前もタイから帰れるんだね」


「違うよ! 僕は振り込め詐欺一味じゃないよ」


「じゃあ、アポ電強盗一味かい?」


「それも違うよ!」


「だったら、泣き売一味かい?」


「そんな歳じゃないよ! とにかく、振り込んでよ」


「この電話は犯罪被害防止のため会話が録音されます」


 母の声真似に呆れた息子は通話を終えたそうな。

ストップ、振り込め詐欺。私は騙されない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ