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さよなら

作者: vivi

ガチャ  小さく音をたてて玄関を開けると、いつものように女物の靴が脱ぎ捨てられている。


お風呂もご飯も、何もかも忘れて自分の部屋へ行くと

隣の部屋から男女の愛し合ってる声がする。


「はぁ…」

疲れ切った心と体。



あなたは誰と付き合ってるの?

私はいつまで我慢すればいい?


好きだからこそ最初は辛かった、

“浮気”

その言葉が頭から離れなくて。



でも、そんな日々も今日で終わり。

お揃いで買ったピアスと、“さよなら”とだけ書いたメモを机に置いて

お気に入りの洋服だけバックに詰めて部屋を出る。


玄関の鍵を閉めてポストに鍵を入れる。

今日は飲んでホテルに泊まろう、


明日からのことは、明日考えよう。

メールと電話があなたでいっぱいだけど全部無視して、今日は飲もう。

   

                      終わり

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