第88話 あの人の反撃開始!図体が大きいなら当たりやすいものだな。
12/09日23:15分頃、続きを更新しました。
「あぁーー!」
また当たってしまった。背中に何本も矢が刺さってしまった。自分の体が痛い。痛覚無効がほしかったな……と思った。でも、痛覚無効があったら、自分の体が疲れているのかわからなくなるから、壊れちゃうんだよね。人間の体って、ホントよくできているよね。
「あぁーー!」
また当たってしまった。背中に何本も矢が刺さってしまった。自分の体が痛い。痛覚無効がほしかったな……と思った。でも、痛覚無効があったら、自分の体が疲れているのかわからなくなるから、壊れちゃうんだよね。人間の体って、ホントよくできているよね。
「これは効いてるみたいですネ。」
「うぅ……」
今までの弓矢も、若干のダメージは受けていた。でも、そこまでの量当たっていなかったため、気にするほどでもなかった。でも、さっきのパンチをくらわしたあと、あの人の攻撃パターンが変わった。もっと的確に量も増やして、攻撃を仕掛けてきたのだった。これは、図体の大きい私にとっては、かなりの不利状況であった。よけきれないのだ。それによって、地味に痛みが増していったのであった。
「あぁーー!」
もう一度、私はあの人に突進パンチをした。でも、今度は絶対に左によけるっていう動作をしなくなった。ギリギリまでどこに逃げるのが適切か判断してから、よけるようになったのだ。そのため、左手を準備をしていると、あの人は左にはよけない。私が突進していく中で、一番の弱点を見出し、そこからよけているのだった。
「やっと、よけれるようになってきましたネ。さっきは完全に油断してましたからネ……。」
あの人は、さっきのパンチを結構根に持っているようだった。確かにあれはクリーンヒットであった。でも、あれだけのクリーンヒットを食らったのにもかかわらず、生きてるあの人もたいがいじゃない。普通ならは死んでるはずなのに生きている、どれだけあの人は固いのだろうか?
「うぅ……。」
私は考えた。でも、有効な手段が思いつかない。そうあれこれ考えていると。
ザザザザザザザーー。
上から弓矢が降ってきた。私に考える暇を作らないように、立ちまわってるみたいだ。これはほんとに戦いずらい。ここまでも人間と戦うということは、難しいものなのかと私は思った。
ふと、あの人の顔を見てみた。すると、若干だがニヤニヤしているのがわかった。きっと、この方法なら勝てるのでは ?と思ったのであろう。これはほんとにまずい。
「あぁーーーー!」
このままでは負けてしまう。どうにかして、この状況を打開しないと……。
ザザザザザザザーー。
また弓矢が降ってきた。それもさっき私がいた場所にいっぱいと、逃げ道に何束か。結局私はその何束かに当たってしまっている。
……逃げ道を替えれば、その弓矢には当たらないかもしれない。……だが、それではなにも変わらない。私が不利のままだ。有利にしなければ、私に勝ち目はない。
せめて新しい技があればな……。ん? 新しい技!? ……これだ!
私は新しい技を繰り出すための準備をし始めたのだった。それが私の大きな賭けになるのであった。
「(思ってた以上にいたかったですネ。)」
彼女の突進左パンチを、見事に食らってしまった。これは単なる油断だった。今までの行動パターンを分析して、次も右でパンチしながら突進してくるものだと思い込んでいたのが、大きなミスであった。
「(でも、なんとか耐えれましたネ。)」
彼女は約20人分の筋力を兼ね備えている。それをガードなしで食らっていたなら、即死であっただろう。とっさにガードが出来てほんとによかったと感じた。
「(でも、かなりのダメージを負いましたネ。)」
ガードをしたとは言え、かなりの負傷を追ってしまった。この状況は、かなり厳しそうだった。
「(とりあえず、このままでは劣勢ですネ……。どうにかしてこの状況を打開しなければですネ。)」
とりあえず、相手の突進攻撃を見切ること。そして、自分の得意スタイルをどう持って行くかが”カギ”であった。
「(とりあえず、弓矢で攻撃しますかネ。)」
な るべく相手の行動を読み、相手が通りそうなところに配置。そして、一か所に集めてそこに大量の弓矢で迎撃。それで行くしかない。
「(これで失敗したら、ほんとに勝ち目がないかもしれない……。ある意味かけですネ。)」
彼はその作戦を実行させた。それはかなりうまくいったのだった。
「おぉ!」
「決まりましたね!」
「……。」
見事にバケモノのパンチが、決まった時の三人の反応だった。
「先輩! あのパンチをあの人が食らいましたよ! あの攻撃を食らってしまえば、かなりの深手をおったはずです。これであのバケモノの勝利ですね!」
「……それはどうだろうかな。」
あの攻撃は、確かにクリーンヒットであった。でも、当たる瞬間にガードをしているようにも見えた。つまり、あのガードの強度によっては、生きている可能性が高いということだ。
「あの人のことだ、何かしらの予備はしてあると思ってた方がいい。」
「それもそうですね。」
「隊長、あの人が立ち上がりました。」
「やはりな。」
俺が思ってた以上ににあの人は厄介な人であった。しっかり準備をしてある。だから勇者のパーティメンバーにも選ばれるわけだ。そういったところも買われたのだろう。
「再び、バケモノが攻撃したけど、今度はうまくよけてるみたいですね。」
「もう二度とあのパンチはあたらないと思ってもいいかもしれないな。」
「じゃあこのままでは……。」
「隊長、バケモノが苦しみ始めました。相手の弓矢に苦戦しているみたいです。」
「今度は完全にバケモノが劣勢になったな。」
あの弓矢く劇は地味にダメージに来る。最初のうちは無視しても問題ないものかもしれないが、減って生きぬ連れて意識をしなくてはいけない攻撃となる。これは完全に、一発型のバケモノにとってはやりずらい戦いになるだろうな。
「どうなってしまうんでしょう、バケモノが負けちゃうんですか?」
「……まだわからない。この状況ではな。まだあのバケモノにも、勝ち目は残っているからな。」
三人はふちのほうで静かに二人の対決を見ることしかできなかった。




