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この世界のシナリオを  作者: ISASI
第1章 始まりの始まり
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第7話 悪戦苦闘

「館長、一花の消息が途絶えました。捜索を致しますか?」


 とある一室にピッチピチのタイトスカートを履いたエッチぃ服装をした如何にも「秘書ですよ」オーラを放った金髪メガネ美女。

 それと、その美女と机を挟んだ向こう側に、お高そうな椅子に座った厳つい顔をしたおっさんが居た。


「ああ、頼む。それと今は館長ではなくボスと呼べ」

「失礼致しました館長」

「……」

「どうされました?館長」

「いや、何でもないぞ。ボスは仕事があるのでこれで失礼する。ボスはな!」

「分かりました。お気を付けて行ってらっしゃいませ館長」

「……」


 自称ボスの男は席を立ち部屋から出ていった。


「はぁ…ボス…好き…」




―――――




「さて、おっぱいよ。そんなボロボロの制服ではお外を歩けませんね?」

「ええそうね。新しいのを買ってくれるのかしら?ええーっと…名前は?」


 そう言えば名前を伝え忘れてたな。色々な事が有りすぎて忘れてた。


「小竹大翔ですわ。覚えておくが良いわ、おっぱいさん」

「あら、そんなダサい名前だったのね。しょうがないから覚えておくわ。バルトさん」

「てめぇ!ぶっ飛ばす!おっぱい風情が調子のってんじゃねぇ!」

「何だと!力士見たいな名前しやがって!」

「俺の名前はハルトだ!バルトじゃねぇ!」




―――――




「はぁ…何で俺が女の服を選らばにゃならんのだ…」


 結局あの後ボコボコにされて「服を買ってこなければ殺す」って脅され、嫌々出掛けてきて今に至るんだが何故だ…。


「た、高い…」


 女ものの服はこんなに高いものなのか…。な!こんなので9000円!高すぎる!高すぎるぞ!

服の値段は知らん。

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