表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世界のシナリオを  作者: ISASI
第1章 始まりの始まり
4/11

第3話 ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!

「下半身に血液溜めすぎ」


 !?!?


「な、何を言ってるんですかね?」

「何そんな事で動揺してんのよ。アンタもしかして…」

「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」

「まだ何にも言ってないわよ…」


 しまった!早計(そうけい)だったか!


「はぁ…そんな事より横にしてくれるんでしょ?早く部屋に連れてってよ」

「あ、はい、そうでしたね」


 ふう、やれやれ墓穴を掘っちまったぜ…。



―――――



「へぇ、男の部屋にしては綺麗なのね」

「他の人とかどうなんですか?」

「いや知らない、予想」


 予想って…


「そんな事どうでも良いわ布団借りるわよ」

「それは構いませんが、その…汚いと言いましょうか…何と…言いましょうか…」


 人間の産まれる所であり死ぬ所である神聖なる布団を汚されては流石(さすが)のおっぱいでも許せないかな。


「ああ大丈夫、汚いのには慣れてるから。おやす…み」


 途端、布団を正面に立っていたおっぱいが膝を崩して布団に倒れた。

 よく崩れるなこのおっぱいは。

 さて、俺の布団が汚いのか自身の状態を見て汚いと言ったのか、とてつもなく気になる。

 後者は別に良いが、前者に関しては完全に異議を唱えたいぞ!その布団は昨日洗ったばかりだ!態々(わざわざ)知りもしないおっぱいの為に貸してやってんだ!感謝しろよな!

 全く…このおっぱいは…。


 ん?あれ?おっぱい…?


「このおっぱい何て名前だ?」


 会ってからドタバタしてて聞きそびれたな…。まあ、明日にでも聞けば良いかな。

 さて、俺はどこで寝れば良いんだろう…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ