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プロローグ Scenario of this world
初投稿なので暖かい目で見守ってください。
驚くことは誰にでもあるものだ。
例えそれが動物だったとしても、赤ん坊だったとしても。それは、生きるもの全ての性と言っても過言ではない。
と言う前置きを入れておくと知的な文章になり、ちょこっと格好良くなったりする…まあ、本題に入ろう。
前述のとおり『驚くことは誰にでもある』。その言葉を体現しているかの用に、今お口をあんぐりと開けた学生がいる。
小竹大翔
年齢18歳、学生、彼女無し、アパートで一人暮らしのごく普通の男の子。
この、少年とも青年とも言い難いモラトリアムの中にいる学生こそが、今作の主人公であり。今、この学生が、お口をあんぐりせざるおえない状況こそ、これから始まる物語の全てへと繋がって行く。
時は平成、場所は東京。
一人一人は文章に過ぎないが、幾多の文章は練って、交えて行けば一つの物語になり。素晴らしい作品が作られて行くだろう。