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エピローグ 総括班処分なし

貴旅団の功績により、反乱は無事鎮圧、各員の保養に努められたし。


この単純な通知が届いたのは、鎮圧直後、その後吹き荒ぶ嵐は旅団は無関係であった。嵐が収まる気配を見せないとわかった時に声をあげたのは伊織だったが、ミカは全く取り合わない。押し問答とも言えない伊織の一方的な物言いが徐々に激しくなって、ついに一線を超えた。

 「先輩!」

 伊織が怒鳴る。ミカの視線は定まらない。

 「先輩!!」

 伊織が机を叩く、大きな音が響く。

 「なぁに、聞こえとーよ」

 伊織が掴みかからん勢いで詰め寄るが、茜が抑える。

 「良いんですか!?みんな死んでる!殺されてる!なんで旅団だけ!何にもないんですか!?おかしいでしょ!なんか言いなさいよ!」

 激昂する伊織をぼんやりと見つめるミカ。その目にさらに伊織は怒りを滾らせる。

 「先輩!どうしちゃったんですか!!ほっといて良い訳ないじゃないですか!なんで!!なんで!!なんで!!」

 話にならないと感じた茜が伊織を羽交締めにしたまま部屋を出る。

 「やってるのは03小隊ですよ!先輩が殺してるようなもんですよ!!先輩!!」

 扉や壁を殴る音が聞こえたが、しばらくすると静かになった。

 部屋の中では、静かに鼻を啜って、嗚咽を漏らすミカだけが残された。


明日、終章を投稿して完結となります。

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