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エピローグ 反乱の後の大嵐

 事態が収集してからの軍部の動きは迅速だった。戒厳を部分的に解除しつつも戒厳司令部を継続させ、朔望団関係者を文字通り片っ端から処刑し、朔望団に便宜を供したと“される”者も容赦なく投獄された。

 朔望団幹部がいた部隊については苛烈を極めた。山形いた軍本部作戦課、安藤がいた輜重隊、川崎がいた歩兵隊、五十嵐がいた車両部隊、全ての上級将校は軍籍剥奪、降格、禁錮、処刑のいづれかであった。

 この処理はマナの有無、軍籍の有無は関係なかった。マナがあろうがなかろうが、軍人だろうが、民間人だろうが、疑わしきは全て罰する。戒厳司令部にその強い処理が、軍以外の関与を全て拒否するようだった。

 結果的に処分された人間の方が今回の事件で死亡した人数を大きく上回る形となった。事件のこと口にすることすら憚れる大きな嵐が吹き荒れていた。

 その嵐を生き延びるため、荒れ狂う嵐に投げ出された小さな船のように、船にしがみつき、嵐が過ぎ去るように祈るだけだった、皆口を閉じた、目を背けた、嵐の前に何があったのか、語ろうともしなかった。

明日、終章を投稿して完結となります。

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