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魔王は隠居をやめる  作者: 春アントール
新たな世界へ
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会議

「……という訳だ、アリス」


「わかりました、それでは、ここを空けるということですか?」


「だね……だけどアリスはここに残ってくれ、危険な目にまた遭わせる訳にはいかないし」


「……わかりました、でも、彼女と会う時だけは私も連れていってください」


「無論、そうするつもりだよ……そっちの方が僕の生存確率が上がるから……」


「分かりました……いつここを出ますか?」


「明日の朝、すぐにでも」


「わかったわ、それじゃあ今日は早く寝てください」


「む、もう少し待ってくれよ」


「そうですね……あと2時間だけなら起きててもいいですよ」


「相変わらずアリスちゃんは変わってないね」


「ローズさんも、お変わりないようで」


「ローズ、どこをどの順番で辿る?」


「まずは剣聖の街、ソウルドからにしよう」


「わかった、それじゃあ明日はソウルドに向かおうか」


「そうだね……懐かしいな、こうやってまた世界を歩くことになるなんて……」


「老衰するまで隠居するつもりだったのにな?」


「全くだよ……魔族の寿命は無限に等しいから老衰するまでどれだけかかるのかにも興味があったけど……世界平和に比べたら些細なことだよ」


「……まぁ、そうだなぁ

ま、そういうことで、また明日」


「あぁ、また明日」

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