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爆走シュリンプ エビちゃん!  作者: 芭奈菜みかん
4/5

エビちゃん、おつかいに行く

なんの説明もなく始めます。

ポポポポ~ポポ~ポ~~~♪

ポポポポ~♪

ポポ♪ポポポポ~♪

ポポポポポポポポポ~~~~♪


(ポとボが見分けにくいですね。フォント変えられないのかしら。)


「エビナ~。エビナ~。」

「なあに、ママー。」

エビちゃんのママである。

エビちゃんはパパとママとの三人家族、一人っ子だ。

「エビナ、ちょっとおつかいに行ってきて欲しいの。晩御飯に使うお塩が切れちゃって。」

「おつかい~?うーん、わかった。」

お塩なら、歩いて行ってすぐのお店で売っている。

「いってきまーす!」

「いってらっしゃい。寄り道しないのよ。」

「わかってるー!」

寄り道か。

ちょっと先の、本屋さんにでも行ってみようか。

「あ、エビちゃん、どこいくの。」

家を出ると、クラスメイトとバッタリ出くわした。

「ちょっと、おつかい。」

「おつかいね。あたしもよ。」

行く方向が同じのようだ。二人はならんで歩きだす。

「宿題はもうやった?」

「あ、まだだ。帰ってからやらなくちゃあ。」

漢字ドリルに計算ドリル。

なんでドリルはドリルじゃないのに、ドリルなんだろう。

「うわー!」

なんだ?人の叫び声。

「タコル星人だー!」

タコル星人!

「でたなタコめ!変身だ!」

ライド・スーーツ、ドレ--ス・アーップ!

(変身の掛け声である。)

エビちゃんはライド・スーツに瞬時に着替え、フルミネイト・ライドを呼び出した。

ビューーーン。

ものの数秒でやってきたライドに飛び乗り、エビちゃんはタコル星人どもの元へ向かう。

「エビちゃん、頑張ってねー!」


「チュ~!チュ~~!」

お店が並ぶ街中で、タコル星人たちが暴れている。

「見つけた!これでもくらえ!」

ビビビビ!

ビビビビビ!

ライトニング・レーザーをお見舞いだ!

「チュ~!チュ~~!!」

あ、タコル星人が、タコスミを吐きかけてきた!

だが避ける!

お返しにレーザーを叩き込む!

ビビビビ!

ビビビビビ!

「チュ~!!!」

やった!

あっという間に、タコル星人どもは消え去った!

「すごい、エビちゃんすごぉい!」

「ありがとう、エビちゃん!」

追いかけてきたクラスメイトも街の人も感激!

よかったなあ。

最後にバブル・バレットで、街をキレイにして去ってゆく。

今日も街の平和は守られた。

ありがとうエビちゃん。

さようならエビちゃん。


「エビナ、お塩は買ってこれたの。」

「あ、しまった!」

おつかいのことは、しっかり忘れたエビちゃんなのであった。

トホホ。


次回「エビちゃん、サッカーをする」


もちろん宿題のドリルも忘れました。

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