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花の魔術師と受付嬢の愚痴



翌日。

なんと《Gift seed》のアップデートが終わったとの通知を《世界樹》から受け取り、

俺は早速ログインする。


ログインした俺は早速ステータス画面を開くが、

なんら変わりはない。

何が変わったのかと色々触って行くが何もわからない。


俺はついにアップデート内容を確認するのを諦め、

今まですることのできなかった普通のことをしようと冒険者組合に向かう。組合は依頼を受けモンスターの討伐、薬草の採取、街のお手伝い、護衛などいわゆる何でも屋である。


NPCも生きているこの世界において冒険者組合はとても重要なものらしい。『掲示板調べ』


「ごめんください。」


俺はそう言って組合に入る。

ごめんくださいって言ったのはただの勢いだ。

何の理由もない。


組合に入った瞬間こちらに向けられるのはむさ苦しいおっさんたちの熱い視線。

俺はそんな視線はいらないのでさっさと依頼を見に行く。


依頼はやはりモンスター討伐系のものが多くあり依頼版のほぼ全てを埋め尽くしている。

次に多いのは護衛依頼主に商人からの依頼だが少しだけ家族からの依頼もあるようだ。


そして俺が望んでいた薬草採取の依頼だがない。

俺はそんなことはないはずだと受付に向かう。

受付では、依頼の受注、完了届をするときに利用するものだ。


「すみませ〜ん。薬草採取の依頼ってありますか〜。」


「薬草採取ですか……………薬草採取?!受けてくれるんですか?!」


何だいきなり。薬草採取って危険なの?


「危険じゃないなら受けるよ。」


「危険じゃありません。ぜっっっっっんぜん危険じゃないです。むしろあれが危険なら夜中にトイレ行く方が危険なくらいです。」


「そんなに簡単なのに何でみんな受けないんだ?それに依頼版にもなかったし。」


「それ、聞いちゃいます〜。まあまあ聞いてくださいよ。あっ、そこにおすわりになってくれて結構です。」


いきなりなんか始まったんですけど何これ?


「あそこにいる人たちも最初は薬草採取でも依頼受けてくれてたんですけどランクと実力が上がるにつれ受けなくなっていくしここ最近異世界人が来たと思ったら新人とパーティー組んでモンスター討伐。新人くんたちは異世界人と一緒に行ったらすぐに強くなって薬草採取の依頼はモンスター討伐系の依頼の山に埋もれたってわけです。」



《クエスト 受付嬢の愚痴 発生》

《クリア条件、薬草採取の依頼を達成する。》


ふつーのクエストだ〜。

最近はもう自分でもおかしいと思ってたんだよ。

ユニーククエスト、ユニーククエストって

ユニークは聞き飽きたんだよって思うわけよ。


それにしても普通のクエストなら受けてもいいだろしやってみるか。


《クエスト 受付嬢の愚痴 を開始します。》


「薬草採取の依頼やりますよ。俺」


「本当ですか! ありがとうございます!薬草の種類はムンムン草です。形はこんなんでベロベールの森に生えていて危険もないんでお願いします。」


受付嬢は俺に薬草の写真を見せ群生地も教えてくれた。これはかなり優しいクエストだな。



俺は薬草採取のための道具を買い揃え足早にベロベールの森に向かったのだった。

【作者から読者の皆様へのお願い】


『面白い!』、『続きが気になる』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


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