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天野楽と京都旅行 ②

俺たち2人はとりあえず部屋に入り荷物を置く。


部屋は広く2人は余裕でなれるほどの広さだ。

今回助かったのは、これだけではない。

一番の救いはベッドが敷布団であるという点だ。

普通に設置されてたベッドなら俺自身の理性が壊れてただろうし、これは良かった点と言える。


「すまん。完全に2部屋取るってこと忘れてた。」


俺は正座をしながら進藤に土下座をして謝る。

これ多分家族とか以外で初めて人にする土下座だ。


「過ぎてしまったことはもうどうしよもありません。 とりあえず、夜ご飯食べに行きません?」


「十分飯くったよな?」


「うぐッ べ、別にいいじゃないですか!」


「お、おう。」


俺たちは外へ出てタクシーを使い深夜まで空いている店へと行く。

深夜までやっているいう響きはなんか特別感、いけないことをしている感があって好きなのだ。


タクシーの運転手に聞いたおすすめの場所付近に着くと俺たちはゆっくりと歩いてその店に向かう。


店に着くと、店員さんおすすめの料理を二つ頼みカウンター席に座る。


出てきた料理はどれも美味しく特にまじ癖きゅうりというものが美味しかった。


店を出て宿に戻ると次は風呂。

宿備え付けの風呂は時間を過ぎているため入れなかったので、

部屋備え付けの風呂に入ることにした俺と進藤は20分おきに風呂に入ることを決める。


先に進藤が入り、俺はただただその時間を目を閉じて座禅を組みその時間を精神統一にだけ使った。

気を抜くとすぐに進藤の風呂入ってる姿を想像してしまうのは罪なのだろうか。


逆に学校一の美少女と宿に来て、すぐ近くでその人が風呂に入ってるのになにもしない俺を褒めてくれたっていい。


早く時間過ぎろ〜〜〜



私はお風呂に入りながら今日一日の出来事を思い出す。

髪の毛を切るまでは私の予定通りだったのですが、

まさか天野君が京都に連れてきてくれるなんて思ってもみませんでした。


確かに前、京都に行ってみたいと口から溢した覚えがありますがそれを覚えててくれたのは素直に嬉しかったです。


しかも、私が天野君を連れていると髪を切っていないときはみんなから嫌な感じがしていたのですが、

天野君が髪を切っただけで大変身して、女の子からずっとみられて変な色気を出す奴がいたのはなんか嫌でした。


そして一番困ったのは、終電を逃してしまったことです。終電を逃したって聞いたときは絶望しましたが、なんとか宿を取れて良かったです。

それにしても、あの受付の人とっても純粋な人でしたね。


私は考え事をして風呂に入っていたので時間が来ていることに気づかず急いでお風呂を出た。


「あ、天野君。お風呂終わりましたので次どうぞ。」


私は宿備え付けの浴衣を着て天野君の元に戻る。

天野君は座禅を組んで目を閉じていた。


「天野君?」


私が呼びかけても返事がないので肩をポンポンと叩く。

すると天野君はビクッと跳ねて私の顔を見て顔を赤くして急いで風呂場に行った。


あっ。寝るのってどうするんだろう。

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