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天野楽と買い物 ①

テストのために、徹夜とかしてた疲れを落とすため何日か休ませていただきました。

今日から毎日更新再開です

終業式も終わり夏休みが始まり3日が経つわけだが、

俺はすることもなくソファーに転がりアイスを頬張っていた。これを3日間ずっと続けてる俺はすごいと思う。


「楽。宿題は終わったの?」


「あとでやる。」


「午後からやりなさいよ。七海はもうほとんど終わらせたよ。楽はどうせ最後に急いでやるタイプなんだからさっさとしたら?」


「あーあー聞こえなーい。」


都合の悪いことは聞きたくない。

そういうお年頃なんだ俺は。


それにしても、本当にうるさい。

セミが。


もうちょっと静かにセミ生謳歌できないのかよ。

騒いだって死ぬ運命変わらんのに、馬鹿だな〜。


そんなことを思っていたその時、


「楽兄。これから友達来るんだけど、恥ずかしいから部屋に戻って、でてこないでね。」


そう言ってリビングに現れたのは、宿題を終わらせたという、妹だ。


「いきなりすぎねー?」


「いきなりじゃない。昨日も言ってた!」


「嘘つけ。俺は昨日そんなこと聞いてないぞ。」


「楽兄めんどくさい。早く部屋に入って。ハウス!」


兄にハウス!とかいう妹なんてこの世にいるのだろうか。

お兄ちゃんに友達を見られたくないお年頃なのか?



《ピンポーン》


「あっ。楽兄。もう来たから早く自分の部屋に行って!早く!」


「そんな押さなくていいだろ。」


無理やりと言っていいほど強引に部屋に戻された俺は、部屋にあるベッドに寝転ぶ。

数分もすると目蓋が徐々に下がりだし、眠りにつこうとし始める。

だが、それを妨害するのは…


「楽。」


「火乃香姉……」


「寝るんじゃないでしょうね。ちょっと様子を見に来たらすぐに寝ようとするなんて。馬鹿のすることでしょ。しっかり宿題しなさい」


「マジで?」


「マジよ。今月中に宿題全部終わらせたらゲーム解禁してあげるから頑張ったら?」


「ゲームか、解禁!?」


「そ。」


「嘘じゃないよな?」


「嘘ついても私に得ないもの。」


そうと決まればやるしかない。

ゲームこそ命。


ん?moin?

スマホを見ると、委員長からメッセージが届いていた。

『プールなんだが、明日行けるか?』


プール。楽しそうだ。

てか、俺が暇なのはこの家の人は全て知っている。

行けない理由なんてない。


そうと決まれば、水着買いに行こ。

前まで使ってた水着が小さくてなってるから買いに行かないと、


俺は水着を買いに行くために、部屋の外へ一歩踏み出す。


「なんで出てくんのよ!!!」


「くべぇ!」


部屋から出た瞬間、俺の顔に顔面にドロップキックが炸裂する。


「今から買い物いくんだよ!」


ドロップキックを放ったのは七海だ。

ドロップキックを兄に平気で放つやつの神経を疑う。

てか顔が痛い、マジで痛い。 


「七海ちゃん、この人って七海ちゃんのお兄さん?」


「あっ。えっとー江里これは、えっとー。オブジェクトだよ。あ、あはははは」



そう言って七海は俺のことをもう一度蹴る。

ああ、俺はもうダメだ。

おやすみ。


俺の意識はそれを境に途切れた

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