天野楽とテスト結果
短いですがすみません。
「天野、テストはどうだったんだ?」
「………」
「えーっと、国語86点、社会76点、理科62点、英語38点、数学42点、」
「………」
「副教科、50点満点の保健30点、美術48点、家庭科16点、音楽12点、」
「………」
「高低差激しいな。」
「うわーーーー!!!!」
「うっ。なんだいきなり!」
「ゲーム禁止だ〜。」
「ドンマイとしか言いようがない。」
俺の四徹の成果は虚しく散った。
文系のものは得意だからなんとかなってるものも多いが、数学などの理系科目は酷い結果となった。
全教科50点は取らないといけないという天野家の決まりがあるので、それを守れなかった場合ゲーム禁止というわけだ。
「天野く……ん。委員長、天野君どうしたんですか?」
「どうやらテストの点数が低すぎてゲーム禁止になるらしい。です。」
委員長は聞いてきた相手が進藤だと知ると、語尾に『です』をつけ敬語にしていた。
そこまでして敬語つけなくていいじゃんかと思ったのは内緒だ。
「そうなんですか……残念です。」
「あのですね。し、進藤さん次の日アップデート日知ってますか?次のアップデートは、明後日から2週間かかるらしい。ですよ。」
アップデート、今の俺には縁のない話だな。
ん?待てよ。 二週間後から夏休みじゃね?
そうだ。夏休みだ。
「二週間後ってことは夏休みですね。 夏休みは祭りとかプールとか行きたいですね。」
「それじゃあ行きませんか?プールとか」
「いいですね。 私と委員長と天野君で楽しみましょう。あっ。七海ちゃんも一緒だと嬉しいかな。」
委員長が悲しそうにしてる。
進藤さんと二人っきりでとか考えてたに違いないな、そう思うと笑いそうになる。
ゲームできないなら外…か。
今年の夏はやること多そうだな。




