ウェポンマスターと影のローズ
攻撃が通らない。
全てを黒の根に遮られ私たちの攻撃は全く通らない。
「妖刀を使います。」
「待て。使うとしても届かない可能性が高い。それに妖刀の耐久力もあと少ししかないだろ?」
「はい。次『無明剣』を放てば壊れるでしょう。」
「なら一発貫通力と衝撃を詰め込んだ攻撃の方がいいと俺は思う。」
「どうしろと?」
「アイカ。お前の黒蒼を使えるか?」
「使えるよ?それがどうしたの?」
「イシュタル。お前は千本桜ってスキル使ったことがあるか?」
「ないです。すみません。」
「………賭けに出るか」
「賭けですか?……」
そしてシュートは作戦を語り出す。
作戦はこうだ。
シュートの全力の一撃で黒の根を一部破壊してその間にできた穴をアイカちゃんの黒蒼で黒蒼に乗った私とオキタさんが通り抜け、
オキタさんと私の攻撃でローズを倒す。と言うものだ。
「できるか?」
「やるしかないんです」
「それじゃあ開始だ。『変幻自在』!!」
シュートは50ほどの矢を一か所に集めて回転させ始める。その回転で矢の周りは風が吹き荒れてきている。
「アイカ行け!!」
その声を合図にアイカちゃんの黒蒼は走り出す。
それを追い越すようにシュートの全力の一撃が放たれ黒の根を『パン!!』と音を立てて破壊する。
その間を黒蒼は通り抜けローズの近くまで全力疾走する。
「行けますよ。イシュタル。 『無名剣』」
妖刀を出しオキタさんは必殺を繰り出す。
それと同時に私もスキルを使う。
「はい!! 『千本桜』」
言葉が紡がれた後に出現したのは、
私がウェポンリングにしまっていたはずの武器。
それと同じものが5本ほど出現する。
私の持っている武器は20個だ。いくつかは耐久値がなくなり消滅したものもあるが、
それでも20あった。
その20ある武器の一つ一つが5本増え、
私の周りに展開する。
そして刃を前にしてその武器はローズに向かって飛んでいく。
ローズは抵抗するようにフラワーウォールを出現させるが、それはこのスキルの前にはただの紙でしかなく、穴を開けローズに突き刺さる。
オキタさんの『無名剣』も同じようにローズの体にどんどんと穴を開けていく。
ローズは膝をつき倒れるとともにプレートを残して消え去った。
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・固有スキル『植物魔法』『氷炎』
『シャドーデミゴッド』に奪われたローズの影
影には固有スキルが閉じ込められており、このプレートをローズが使うことで固有スキルを取り戻せる。
ローズ以外に使用不可能
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「終わったのか?」
「はい。終わりました。」
後ろにいるオキタさんを見ると手に持ってあった妖刀が崩れて消えていくのが見えた。
《ユニーククエスト 表裏一体をクリアしました。》
《ダンジョン 聖明山をクリアしました。》
《ユニーククエストクリア報酬 スキル『変換』を付与します》
そのアナウンスが聞こえたあと床に青に光り、宝箱が現れた。
この宝箱も前と同じ配置だったので、さっきまでと同じところの箱を開ける。
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・変幻の武器 天
この武器は神話の時代に存在したとされる武器のかけらである。
全てのかけらを集めることで真の力を解放することができる。
このままだとただのゴミ。
筋力:+?
魔力:+?
幸運:+?
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・刀のかけら 参
この武器はとある剣士達が使用した刀の力の集合体のひとかけら、
全てのかけらを集めることで真の力を解放することができる。
このままだとただのゴミ。
筋力:+?
防御:+?
幸運:+?
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・最果ての弓 矢
この武器は全てを射抜くとされる弓。その武器のかけらである。
全てのかけらを集めることで真の力を解放することができる。
このままだとただのゴミ。
魔力:+?
竣敏:+?
幸運:+?
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《全てのかけらが集まったのを確認しましたので武器として再構築します。》
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・変幻の武器
この武器は神話の時代に存在したとされる武器。
この武器はどんな形状にも変化することができる。
破壊されると力を増して復元する。
筋力:+?
魔力:+?
幸運:+?
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・霊英刀
この武器はとある剣士達が使用した刀。
刀の持ち手の魂により効果、性能が変化する。
破壊されると力を増して復元する。
筋力:+?
防御:+?
幸運:+?
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・最果ての弓
この武器は全てを射抜くとされる弓。射程範囲は無限大。矢は撃つと戻ってくる。
破壊されると力を増して復元する。
魔力:+?
竣敏:+?
幸運:+?
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「みんな〜見て〜」
アイカちゃんがニコニコしながら駆け寄ってくる。
手にはキラキラと光る糸が丸くまとめられてそこにある。
「どうしたのアイカちゃん?」
「私の新しい武器」
そう言って私にその綺麗な糸を見せてくるが、どう言うことだろう。アイカちゃんの固有スキルは、ぬいぐるみを操るスキルのはずだが、
「アイカちゃんのスキルってぬいぐるみを操るスキルじゃないんですか?」
「違うよ〜。私の固有スキルは、『糸使い』だよ。」
「え〜〜〜!!」
「ん? 言ってなかったっけ?」
「教えてもらってませんでした!!」
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