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ウェポンマスターと第二の試練 ①

通路は長く無く少し歩いたら押し開く系の扉があった。罠を警戒しながらもその扉を開けると、

そこには四つの宝箱があった。


元々四つなのではなく、ここに入ってきたプレイヤーの数を識別して出現させたのだろうと勝手に思い込む。

それが四つある理由で一番私が納得できる理由だからだ。


一番活躍したオキタさんから宝箱を開ける。

オキタさんは四つ並べてあった宝箱の一番右を選んだ。中には『刀のかけら壱』というアイテムがあったらしく、かけらを集めることで装備できる刀になるのだろう。


続いてアイカちゃんがオキタさんの宝箱の一つ隣の宝箱を開ける。なかには中に入っていたのは見せてくれなかった。

アイカちゃん曰く「全部揃ってからのお楽しみ」だ、そうだ。



続いて私が開けることとなった。

開けるのは左端の宝箱。

開けると中には『変幻の武器 海』が入っていた。


========================

・変幻の武器 海


この武器は神話の時代に存在したとされる武器のかけらである。

全てのかけらを集めることで真の力を解放することができる。

このままだとただのゴミ。


筋力:+?

魔力:+?

幸運:+?

========================


なんか凄そうだ。

私がこれを揃えるのか……そうとなればそれ相応の相手と戦わないといけない。


「やったーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」


「「「うるさい!」です」」


いきなりシュートが叫ぶ。

それに対して私たちは「うるさい」と言ったがこれが見事にかぶる。


アイカちゃんはシュートに近づきゲンコツ。


「痛い。」


「うるさかったから叩いたの。あなたローズお兄ちゃんより落ち着きないのね。」


「俺はまたローズに負けたのか……ん? ローズお兄ちゃん?」


「何?どうかしたの?」


「お前ローズの妹なのか!?」


「違うけど……」


「だったら何故ローズお兄ちゃんなどと」


「もう行きますよ。」


オキタさんの声に二人は話し合いをやめ奥へ進む。

流石オキタさん。人の扱いに慣れていらっしゃる。



部屋を出ると博物館の中央階段のようにデカい階段があり私たちはその階段を進む。


その先には先ほど亀と戦った部屋と似た部屋だった。

違うのは炎の色先程は緑だったけど今回は青みたい。


《第二の試練 持久戦》


先ほどの亀と同じように光が現れるが今回はその量が違う。

この神殿のような部屋を埋め尽くす光に目をつぶる。

目を開くとそこは灰色の空と匂う鉄の匂い。


そうそこは紛争地だった。




「何ここ」


アイカちゃんは目を見開きそう呟く。

私も同じ気持ちだ。

なんなのここ。


周りには、甲冑を着た男達が武器を振り回している。

武器を振り回す相手はオークやオーガといった大型モンスター。


逃げる村人は「助けてくれ」と大きな声で叫ぶ。

私たちはその光景を前にし足を震わせるだけで何もすることができなかった。


その時私の中でゲームを始めた時の記憶が蘇る。

確かパーダは言った。


『この《Gift seed》は何をしてもいいよ。悪人になるも、善人になるのも全部あなた次第。ゲームにはシナリオはなし。クエストはあるけどね。

ゲームのNPCは一度死んだらもう戻ってこない。人間と同じだね。復活するのはプレイヤーだけ。』


この村人は死んだらもう二度とこの村人と同じ村人は現れない。

そう思うと自然に足がモンスターに向かう。


「何をする気だイシュタル」


「助けるんですよ。あの人達を」


「助ける? あれはNPC蘇るだろ」


「シュートさん忘れたんですか?パーダは言ってたじゃないですか、『この《Gift seed》は何をしてもいいよ。悪人になるも、善人になるのも全部あなた次第。ゲームにはシナリオはなし。クエストはあるけどね。

ゲームのNPCは一度死んだらもう戻ってこない。人間と同じだね。復活するのはプレイヤーだけ。』と」



「あっ。……」


シュートは思い出した。確かにパーダはそう言っていたと、

それを思い出したシュートも立ち上がる。


「そうだったな。すまない動転していた。俺もあの人達を助けに行こう。」


「私も行きますよ。」


「わ、私も」


オキタさんもアイカちゃんも決心がついたようだ。


「なら行きましょう。」


私は操剣をウェポンリングから取り出し敵の方へ駆ける。

相手は格下ではない。気を抜いたらやられるだろう。

まあこの戦いの最中気を抜くこともないだろうが….。


敵へ近づき真っ正面から相手を切り刻む。

倒したモンスターのドロップアイテムはストレージに送られるのでモンスターのいた場所には何も残らない。


私たちに気づいたモンスターは私たちの方へ侵攻してくる。

その数ぱっと見ただけで500は超えるだろう。

だがこのモンスターを倒しきらない限りこの村人達に安息は訪れない。


やるしかないのだ。

殺さなければ殺される。ただそれだけのことだ。

【作者から読者の皆様へのお願い】


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