第110話 学校も終わりに
お待たせしました~
ブクマ登録感謝ですっ!!
最後は笑いながら解散したのだけれど………
カトリーヌは”私達”と言う言葉を使っていたわ。
あれは恐らく、自分と違う世界・未来の自分を含めた意味。
なのだと思うの。でも
最後に使った”私達”は違う。
恐らくカトリーヌと誰かを指す意味。
旦那様に聖域で言われた言葉
「この世界の鍵はアーシャなんだと思う」
この言葉が正しい場合、その誰かは多分………
私、なのだと思う。
シリアお母様も私とカトリーヌが対を成すって仰ってたし。
ま、時が解決するのでしょう。
今は目先が大変なのだから、其方を頑張らなくてはね?
お腹に大切な御子も宿せたのだし、この子の為にも。
そう言えばカトリーヌは男の子って言ってたわね?
楽しみだわ!旦那様似だと嬉しい!
どんな子になるのかしら?
今から待ち遠しくって!
「アーシャ、眠れないの?」
「赤ちゃんの事を考えていました。楽しみで。」
「そうか。男の子だしな?俺みたいな鈍感にならないか心配だよ」
「うふふ。それは母親の私が見ますから大丈夫です。この子が家を継ぐ頃には
どんな世の中になっているのでしょうね。
ただ、エリダ様の子にも十分な配慮が必要になりますから
バランス良く、統治を配分しなくてはなりませんね。」
「そうだね。だが、随分先の事だし状況も変わって行くだろうから
その都度修正になるんじゃないかな。でも、そうか。一応の決め事は作っておかないとダメか。
この子がうまれたら、一度案をつくらないとな。
それでエリダが出産したら追加。他の子にも大筋を決めてあげないとな。
だけど基本は好きな事をやらせたい。縛ってはダメだ。
本人の人生だし、適正も有るだろうからね。
俺としては、伸び伸びと自由に育って欲しいかな」
「そうですね、基本的な決め事は大事です。
ですが私も本人に選ばせたい気持ちはありますわ。
でも長男は流石に継いで貰わないと困ります。皆も困惑しますから。」
「そうだよなぁ。その為にも巨大都市建設を頑張らないとね。
オストラバ地区とニルヴァーナ領が増えたと言っても、まだ王都は西寄りだ。
次に東でってなるとウチのアルテンになってしまう。
大きいとは言え、東方の人々の交易を支えるには規模も立地も不十分だから。
実は都市の名も考えて有る。”ストラーナ”だ」
「ストラーナ、ですか?あ!ストラスバルトとニルヴァーナですね?」
「うん。いいだろ?遷都しても問題無いし、誰が継いでも問題無い。」
「はい。良いお考えです。ふぁぅ~ねむく、なってきました……」
「おやすみ、アーシャ」
おはようございます!カトリーヌです。
今朝もいつも通りに起きて、朝の鍛錬からですね。
お顔を洗って自分と旦那様の身嗜みを整えて、お茶を淹れます。
ゆったりとお茶を飲んで目を覚ますんです。
その後は二人で雷帝宮内を見て回ってからテラスに戻って霊魔力循環。
旦那様は刀を振ってから闘気操作や神力の鍛錬です。
エイミィちゃんも出てきて型をなぞってるし、テーブルでは母さんがお茶。
ザガンとロブスも木剣の素振りに参加で
アーシャ様、ソニアさんは瞑想。アウラさんは精霊と交信。
すると、何やらガチャガチャとした音が近づいています。何だろう?
「「「「「「「「「「おはようございます。」」」」」」」」」」
「「「「「「「「………」」」」」」」」
え~~っと、残りの妻連合と侍女軍団が思い思いの武器を手に……
「な、何か、お祭り、ですか?」
「いいえ。決戦に備えてこのターニャが遂に!武を示す時が来たかと。知識は豊富なのよ?」
「このソフィア!念願のモーニングスターで敵を粉砕するのです!」
「不肖ラティーナ!こ・この・グレーと・そーど・で、ぬぐぐ、じゃしん・を・まっぷ・たつ、ふぃ~」
「私はまだ移動椅子なので鎖鎌ですね。」
「わ、わたし、も、レイピア、で、が・頑張り、ましゅ!」
「え、えっと。其方の鎧兜の方は、リーリアさん。ですか?」
「………」
「……あ、の。リーリアさん?」
「………おもいの。」
「はぁ~。参戦、と言ってもですね?武器を持つだけが、いえ。それも助かりますけどそうではなくて
何て言えばいいのかなぁ。まぁ、鍛錬自体は良い事だとは思いますけど。」
「あら?間違えちゃった?槍なら何とかなると思ったんですけどね。旦那様、教えて下さいませ。」
「私も!このモーニングスターを振り回して、邪神の脳天カチ割るのです!是非!」
「グレートソードは、重くて、持てません~」
「私も身体を鍛えるに丁度良いのかと。」
「か、カトリーヌさん、みたいに!レイピアで!」
「………うごけないの。」
「リーリアは脱ぐとして。そうだね、鍛錬自体は良いと思う。木剣や棒槍でも振ってみる?
カトリーヌの意味は多分だけど、純粋な腕力や武器での破壊じゃないとおもうぞ?
だが、心身を鍛えるには有効だから、自分のペースに合わせた鍛錬はお勧めだ」
「そうですね。そんな感じなんです。それにダイエットにも良いですよ?」
「「「「「「「「「「それもっと早く教えて!」」」」」」」」」」
朝から一騒動だったけど、皆で毎日剣術・棒術の鍛錬が開始になりました。
最後に旦那様考案の瞑想です。気分も落ち着くし、魔力や霊力と向き合うのにもいいです。
妾組の人達は魔法使いなので普段からやってますし、フェンディさんはレスティナさんに教わるみたい。
まったく、ビックリですよぉ。私の侍女のミレーヌなんて、本当にバトルアックス持ってましたもん。
やっぱりこの国の人って、密かに武器に憧れ持つ人が多いんだなぁ~
って訳でして、今日は準備学校の終了日!
なのでエイミィちゃんと【重力転移】で学校へ。
「「おはようございます。」」
「あ、おはようございます!お二人共。今日で終了なので主従ですね?騎士団として、頑張ります!」
「おはようございます、これからも宜しくお願い致します。」
「おはよ~!私も婚姻したら貴族かぁ。色々お願いしま~す。」たゆん
「そうなのですが、主従的には旦那様ですからね。私達だけの時はお仲間感覚で良いのでは?」
「そうですね。私はその方が嬉しいですぅ。」
「「いえ、貴女はとんでもない存在だから!」」
「そうだよ?【大魔導】の称号って凄い事だよ!」
「あ、大魔導カトリーヌちゃん!おはよ~」
「大魔導ちゃん!おはよ~」
「おっはよ~!今度魔法教えて~」
「大魔導さん、おはよっす!」
「あ、先生達ですね。」
「諸君、おはよう。全員この部屋なのは今日で全員が無事に終了だからだな。
じゃ、これから考課表を渡すから名前を呼ばれたら取りに出てくれ。
アーノルド……アントニオ……エマニュエル……エイミィ……オダノブナガ……」
「全員手にしたな?その内容が現段階での君達の評価だ。既に銅クラスの審査を受けれる者も数名いる。
これを元に自分の足りない分野を伸ばして頑張って欲しい。
ここを出た瞬間から現役冒険者になる訳だが、現在、魔物の出現が増えている。
国軍は基本、国の事案。防衛等の国威に関る事が仕事だ。各領地の領軍も街や村の巡回や領内の事件に回って
魔物や野盗の討伐を率先して行える領地は少ない。
そこで冒険者に依頼が出る訳だが、くれぐれも無茶はするな。
一瞬の油断や隙、判断ミスが死を招くぞ?誰だって死にたくは無い。
だが毎年多くの冒険者や軍人が死んでいるのが現状だ。慎重に行動して欲しい。以上だ」
「お~し!校長のダンカンだ!ここを出たら今度はギルマスとして接するが、普段は受付や職員に相談しろ。
先輩にも頼れ!い~か~?少々で泣きごと言ってんじゃね~ぞ~?冒険者、舐めんなよぉ?
だがまあ、半年頑張ったな!これからのおめぇらに期待する!簡単に死ぬんじゃね~ぞ~!いいな!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」」」」」」」
「やっと一期が終わったが、二期。どうするよ」
「解決案が出来た。直ぐに実行するから大丈夫だ」
「ならいいがよ」
「それから三期以降なんだが、間に合えば例の都市建設地で各種学校を開く予定で進める。
昨日、配下にもその方向で擦り合わせを行ったんでな。何とかする」
「向こうで遣るのか?いいけど校長どうすんだ?教員だって移住出来るヤツばっかじゃね~だろうし」
「まだ半年有る。何とかするさ。しないとどうにもならないんでな」
「分かった。その方向で動く」
「ああ、頼むよ」
~~~~~~~~~~
自分、アーノルドです。
短く感じた準備学校も終わり、今日からニルヴァーナ私設騎士団の正団員です!!
いや~憧れてましたからね。まさかこんなに早く叶うなんて。
学校に入って、カトリーヌさんと出会いが無ければ無理でしたよ。
まあ、先生、いや御当主様が居たからこそとも言えるんですけどね。
大陸最強騎士団の一員!最年少!正直勤まるのか不安は有るんですよ……
でも!期待には応えないとです!
それにアネッサさんとメルルさんを嫁に貰うので頑張らないとダメなんです!
まだまだ半人前ですからね。
しかも貴族街に入って直ぐの場所に小さいけど屋敷を与えて貰って。
もう頭が上がる気がしません!小さいっても、十分広いんすよ!
メイドも二人斡旋してもらちゃって。
まぁ、二人とはまだ婚約なので、同居はしないです。
あれ?四人がコッチ見てるんすけど。
「あ、ああ。ウチでお茶ですか。了解です」
ま、近いんで歩いて。
目の前をキャイキャイしながら歩く四人を見ながら後ろを着いて行きます。
女の人って、お茶とお喋りが好きだなぁ……
自分はやっぱり剣を握ってる時間だな!
「「おかえりなさいませ、御主人様。」」
「あ、ただいま。お茶と請けを頼むね」
「「畏まりました。」」
「アーノルド君も一城の主です~」
「立派な屋敷ですね?この歳で居ませんよ?」
「そうですね。凄い事です。」
「貴族街って、ちょっと憧れてたんよね~」たゆん
「さ、中に入ろう」
「二人共、婚約って正式にはまだなんでしょ?」
「そうですね。まだ顔合わせと口頭のみです。」
「貴族の嫁かぁ~やっぱり勉強しなきゃダメかな?」たゆん
「当然ですよメルルさん。アーノルドさんが恥をかきます。」
「ふふ。そうですね。貴族は見栄を張る生き物ですから。優雅に見せて、節約してる家も多いです。」
「そうなんだ~良いトコを見ちゃうからね~」たゆん
「ウチの実家もそうです。」
「私も贅沢してるって、時々反省してます。その分世間に貢献しなきゃ。」
「私達は候爵の嫁ですから、カトリーヌちゃんは当然なんです。側室三位で大魔導なのですから。」
「「え?三位だったの!」」
「そうみたいです。だから貴族のお勉強はしてますよ~ソニアさんターニャさんも大変だったって。」
「やっぱりしなきゃダメよね~貴族の付き合いとかも有るんだろうし。」たゆん
「そうですよ?普段剣を振ってた私でも、男爵令嬢としてのお付き合いはしていましたから。
今はもっと大変です。公爵家や王族とのお付き合いですから。
カトリーヌちゃんは凄いですよ?臆せずにそつなく熟すのですから。」
「そこが凄いよね~私なんて奥様達と居るだけでも委縮しちゃうもん!」たゆん
「本当に感心します。お勉強熱心ですしね。」
「私おバカだからあんまり考えて無いのかもですね。」
「「「貴女天才だから!」」」
「そうだよね。カトリーヌさんは発想が違うって言うか、飛びぬけてるよ」
「そですかねぇ。」
「うふふ。自分の事は見えにくいです。しかしアーノルドさん。正団員って凄いですわ。最年少ですし。」
「そうよね!出世頭になるかしらね!?」たゆん
「期待はしておきます。でも無理はしないで欲しいですわ。」
「うん。まあ、今は一番下だから。上は高過ぎて見えて無いよ。総長は人類最強だし、カトリーヌさんが頭だしね」
「え?そうなんですかぁ?」
「「「え?違うの?」」」
「でも、旦那様が作ったんですよぉ?それに私、お花やお裁縫とか好きで、荒事苦手なんです~」
「でもオストラバ地区も。」たゆん
「ゴリアテも。」
「カトリーヌちゃんが率いたわよね?」
「そなんですけどぉ。騎士団の皆が持ち上げてそうなった様な、あぅ、旦那様にも頼むとは言われましたよ?
でも組織運営はデッカーだし、騎士団はクワトロだし、私って普段係わって無いんですよぉ。」
「ま、まあ、アレだよ!そんな事も有るよ!剣の手入れでもしよっかな~」
「「逃げたわ。」」
「カトリーヌちゃんらしいですね。普段はそれで良いのでは?」
「うん。今から忙しいです。学院にお店に研究に。魔法書も纏めないとです。」
「「相変わらず忙しいのね~」」
「私もそっちのお手伝いを頑張りませんとね。」
本格的に暖かい日が増えて来たけど強風が…
今話はどうでしたでしょうか?
暫くはノンビリ日常系が続くと思われまするが、どうなる事やら。
先日、とある施設のトイレから出たら、人が見てるんです。あちしを。
しかも男性限定で。何?モテ期?な訳無いわよね。
ふと、気になって下を見たら……
スカートの端がタイツに入り込んでパンチー見えとるやないかーい!!
急いで戻して、そそくさと立ち去りまちた。
誰か教えてよ・・・
オバはんでも恥ずかしいものですわね。。。
ドジっ子なあちしでした。
ご意見・ご感想、お待ちしております。
あ、作品のですよ?
さら




