表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/152

【2】




「美羽ちゃん、ここはゲームの世界じゃないよ。」


「…ずっと思ってたけどアンタ誰?アンタみたいなキャラ知らないんですけど。モブはモブらしくしてなさいよ。やたら皆と親しげだけど、どういうつもり?何でしゃばって生徒会メンバーと仲良くなってんの?…ああ、もしかしてアンタも転生者なわけ?『私モブなのに何故かイケメンに構われちゃって迷惑です』なパターン狙ってんの?おあいにく様。誰一人アンタになんてあげな~い。アハッ…痛ッ!ちょっ、手、痛いッ」


どうやらイラッとした二人の手に力が入ってしまったようだ。



「さっきから言ってるけど、ここはゲームの世界じゃないよ。私達の話聞いてなかった?彼等は私が造ったの。私の作品の《自動人形》ってやつなの。」


「はぁ?」


何言ってんだこいつって顔で見られた。


解せぬ。



美貌で男子を虜にするのが無理っぽいと気付いた幼き日、イケメンが惚れないなら惚れるイケメンを造ればいいじゃないって気がついた。


気付いた私は早速行動にうつした。



父親がエロ目的で開発した人の皮膚っぽい何かを人の皮膚そっくりに改良し、父親がエロ目的で開発した人肌の温もりっぽいものの体感を人肌の温もりそっくりに改良し、父親がエロ目的で開発したアレとかコレとか兎に角改良しまくって最高の《自動人形》を造りあげたのだ。



ちなみに生徒会メンバーが《plantae》恋の緑化大作戦~君で光合成~の攻略対象者そっくりなのは、前世で友達がそのゲームをやってたのを見ていて印象に残ってたからパクっ…え~と、参考にさせてもらったからだ。


私的には俺様とか鬼畜とか、正直イラッとなるだけでキュンとしない。


俺様素敵ー!とか、ドSにいじめられたいはあはあとか、鬼畜最高はあはあとか、聞くたび思った。


なんでドM攻略ゲームはないんだと。



世の中ドM女子で溢れているの?


経済はドM女子が担ってるの?


ドM女子が世界を廻しているの?



個人的なことを言わせてもらえば、ドS美形男子をドMに変えていくゲームが欲しいです(真剣)



そんな訳で生徒会長と副会長の素は変えた。


一応、最初は、俺様と鬼畜の性格にしてあったんだけど、なんか話しててあまりにもイラつ…違った。小心者の私を怯えさせる言動を繰り返すので、調きょ…調整し直したよ。



別に変態にしようと思った訳じゃないのに、何故か二人共あんな感じになってしまった不思議。


この先もっとイケメンを増やして、将来リアル乙女ゲームなテーマパークとか作るのが私の夢だ。そのための生徒会だったりもする。


断じて盗○趣味を正当化するために、後から思い付いたとかではない。(棒読み)



実は生徒会以外にも何体か情報収集目的の《自動人形》が学校に通ってる。


勿論、理事長には内緒だ。



情報を制す者が世界を統べると私は思うので、これからも情報収集特化タイプを増やしていろんな場所に潜ませ、いろんな方面の偉い人や権力者やらの弱みを握って上手いことやりたい(真顔)


夢が広がるわ~。



「…っと!聞いてるの!?」


いや聞いてない。



藍蒔の勝色の髪をいじる。

なんか飽きたな。


「めんどくさいからもうゲームの世界ってことでいいや。」


「モブのくせにホントムカつく女。イケメンとちょっと仲良くなれたからっていい気にならないで。所詮モブはモブ、ヒロイン気取りのアンタに思い知らせてあげる。真のヒロイン力をね。」



別に気取ってないです。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ