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第100話.キラメキ★フェスティバル学園【1】


今日は【キラメキ★フェスティバル学園】入学式。出席者は皆とうに─



ああああ

「遅刻遅刻ー!せっかくの入学式なのにー!」


どうやらまだ登校していなかった生徒がいたらしい。



持っていたパンをくわえたああああが門の中へ走り込み─


ドンッ!!


ああああ

「きゃあっ!」


叫んだ拍子にパンが舞い落ち、尻もちをつきそうになったああああ。



???

「おっと、・・・大丈夫かい?」


咄嗟に腕を掴んで引き寄せると、ああああの身体を抱きしめる男子生徒。



ああああ

「ご、ごめんなさい!大丈夫です!」


???

「俺は2年の坂本。君は?」


息の触れ合う距離にイケメンの顔があり─


A.羞恥で赤くなりながら小声で名乗る


B.羞恥で赤くなりながら小声で『離してください』


→C.憤怒で赤くなりながら小声で『パンが・・・』



ああああ

「パンが・・・」


坂本

「ごめん、聞こえなかった。」



真っ赤なああああをからかうように至近距離で覗き込む坂本。


A.胸を押す


B.(羞恥がMAXになり)キッと睨む


→C.(お前のせいでパンが!)キッと睨む



ああああは怖い顔で睨んでるつもりでも、その顔は赤く、瞳は潤んでいて庇護欲をそそるものになっていることを、当人は気付いていない。



坂本

「・・・ヤバい(ボソッ)あ、あのさ」


A.話を聞く


B.急いでいるのでまた今度


→C.大外刈


説明しよう!大外刈とは相手の胸倉辺りを掴んで身体を真後ろ、または右後ろに崩し、片足で相手の片足を刈り、真後ろまたは右後ろに投げる技である。


打ち所が悪いと脳震盪を起こしちゃうから、良い子は絶対マネしないでね!


坂本

「うわぁあ!!」


ズシンッ─


ヤバいヤバい!完ッ全に間に合わないよぉお!


地面でピクピクしている坂本よりも、大遅刻の方が気になりパニックのああああは、坂本放置で大急ぎで立ち去るのであった。


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・



3ヶ月目


ああああがトイレに入ると、外でガタガタ音がし、ドアが開かなくなるというお馴染みの嫌がらせが。


学園に入学してからというもの、閉じ込められたり物を隠されたり等、数えきれない多岐にわたる嫌がらせを度々受けるようになったのだ。


A.坂本先輩に話しかけてるから


B.坂本先輩が話しかけてくるから


→C.坂本が空気読めないから


空気読めない坂本は、どういうわけかああああにチョッカイをかけてくるため、嫉妬の嵐に嫌でも巻き込まれてしまうのだった。


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・



5ヶ月目


尾他助(おたすけ)モブ代

「坂本先輩ってポーション作りにはまってるから、素材をプレゼントしたら喜ぶんじゃないかな!」


6ヶ月目

家→学園→ダンジョン(バイト)→家→学園→ダンジョン(バイト)・・・


7ヶ月目

家→学園→ダンジョン(バイト)→家→学園→ダンジョン(バイト)・・・


8ヶ月目

家→学園→ダンジョン(バイト)→家→学園→ダンジョン(バイト)・・・


9ヶ月目

家→学園→ダンジョン(バイト)→家→学園→ダンジョン(バイト)・・・


10ヶ月目

今日はダンジョン学習で、学園敷地内のダンジョンにやって来たああああだったが・・・


グループでやって来たのに、いつの間にか独りで取り残されていた。


ああああ

「こんな場所でも嫌がらせするなんて。」



死ねばいい──そう思われているのが透けて見えた。


学園敷地内にあり学園所有のダンジョンではあるが、危険が全くない訳ではない。魔物は当然存在し襲いかかってくる。


その為に数名で組んで戦い方を学ぶのだ。



私が何をしたっていうの?


A.坂本先輩を好きになってしまっただけ


B.坂本先輩に憧れてただけ


→C.坂本にしつこくされてただけ



空気読めない坂本にしつこくされてただけなのに、なんでこんなに上手くいかないんだろ。



グルルルル─


我慢して我慢して、きっと皆そのうち分かってくれると期待していた結果がこれ。この階層に居ない筈の大型の狼系魔物がああああの目の前に。


覚悟を決め剣の柄に手を─



坂本

「無事か、ああああ!」


ああああ

「先輩!?どうし─」


最後まで言う前に魔物がこちらに跳躍した。



坂本

「ああああ!!!」


A「坂本先輩!」


B.立ち竦む


→C.決意する



ああああの前に坂本がシールドを展開した後、素早さと力をアップする魔法をああああにかける。



坂本

「今までやってきたことを思い出せ!お前なら必ず倒せ─ッて居ない!?」



邪魔な坂本をここで消す決意をしたああああに一切の戸惑いはない。


あっという間に坂本の悲痛な呼び声も聴こえない程の距離を稼ぎ、ああああはただただ出口に向かって走る。


ああああ

「私の邪魔してた女子達(クズ共)は皆消してやる・・・」


暗い笑みをああああは浮かべた


【邪魔者排除END】






「・・・・・・」


SpecialLOVEENDに辿り着かない・・・だと・・・?












キラメキ★フェスティバル学園


1年後にENDを迎える。ハッピーエンド以外は早めにENDがくる。


好感度の低さは稼いだお金でプレゼントを貢ぐと上げられる。


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