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ステータスオ〜プン‼︎

春休みになったので一週間に1話は投稿できるようにしていきたいと思います。

ステータスに職業を付け足しました。


「・・・まだ何も教えていないんじゃが?」


「え?」


「え?じゃないわ!なぜ何もないのに驚くんじゃ!」


「なんで驚いたらダメなの?」


「え?普通ステータス聞いてから驚くじゃろ⁉︎」


「そんなことより早く教えてよ!」


「なぜ少し怒っとるんじゃ?明らかにさっきのはお主が悪いじゃろう!」


「・・・そんなことないよ。絶対にあんたが悪いよ」


「お主一瞬自分が悪いかなと考えただろう」


「考えてないよ。ていうかそろそろ教えてよ」


「何をじゃ?」


「は?」


「何をじゃ?」


「は「何をじゃ?」


「・・・どうやらこのロリババア壊れちゃったみたいだね。アニメでやってるみたいに叩いたら治るかな?よしやってみよう。」



「壊れておらん!壊れておらんからそんな恐ろしいことを言わんでくれ」




「早く教えてよ」


「何w・・・わかった教えるから本当にやめるのじゃ!」


「ん〜?何を止めるのかわからないなあ」


「ひっ⁉︎それじゃよそれ!そのニコニコしながらゆっくりと近寄ってくるのじゃよ! 」


「じゃあ早く言ってよ」


「わかったからそれ以上近寄って来んでくれ。では言うぞしっかり聞いておれよ・・・」


「どうしたの、早く教えてよ。もしかして忘れたなんてことはないよね。」


「いやそんなことはないのじゃが口で言うより紙などに書いたほうがわかりやすいと思っての」




そう言って何処からか出してきた紙にこれまた何処から出してきたのかペンの様なもので

スラスラと書き始めた。

気になる、ものすごく気になる。よし少し見てみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三原優斗 種族:人族 年齢:16 Lv.1 MAX


職業:無職


状態:普通


生命力:750(9999)

筋力:650(9999)

体力:980(9999)

魔力:860


レベルMAXか〜。・・・ん?MAX?レベル1で?ということは僕はレベル1からもう上がらないってこと? いやいやいやそれはないでしょ。見間違えだなうん。




3分後〜


「書き終わったぞー」



よし早速見てみよう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三原優斗 種族:人族 年齢:16 Lv.1 MAX


職業:無職


状態:普通


生命力:750(9999)

筋力:650(9999)

体力:980(9999)

魔力:860(9999)

敏捷:1250(9999)

耐性:950(9999)

魔法耐性:970(9999)

運:280


討伐数ー


スキル【火魔法Lv.1】 【水魔法Lv.1】

【土魔法Lv.1】 【風魔法Lv.1】

【雷魔法Lv.1】 【闇魔法Lv.1】

【光魔法Lv.1】 【回復魔法Lv.1】

【魔力操作Lv.- 】 【魔力解放LV.-】

【魔力感知Lv.1】 【思考加速Lv.1】

【並列思考Lv.1】 【過食Lv.1】

【索敵Lv.1】 【隠蔽Lv.1】

【生命力自動回復Lv.1】 【威圧Lv.-】 【生命力回復量上昇Lv.1】【鑑定Lv.-】 【言語理解Lv.-】 【毒耐性LV1】



エクストラスキル

【空間魔法Lv.1】 【転移魔法Lv.1】


ユニークスキル

【魔法複合Lv.1】 【詠唱無視Lv.1】

【飛行魔法Lv.1】


加護

転生神の加護


称号

異世界人 殺戮者 転生神に託されし者

魔族キラー 空腹を乗り越えし者

限界に至りし者


所持金

白金貨二枚、大金貨三十枚、小金貨五十枚

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


やっぱりレベル1だった。しかもちゃんとMAXって書いてあるし。


「僕のレベル1でMAXなんだけど」


「わしもレベル1でMAXなのを見たのは初めてじゃ。多分お主の持っているスキルか何かのせいじゃろう」


「スキル?」


「ああ、スキルや加護の中には強力じゃが大きなデメリットがあるものが稀にあるのじゃ」


そのせいでレベルが1でMAXになっているということか。ということはその原因になっているスキルか加護を何とかすれば


「自らの持っているスキルや加護を消したりすることはできぬぞ」


そうなのか。う〜んどうするか。 このステータスってレベルが上がらなくても上がるのかな?


「ねえステータスってレベルが上がらなくても上がるの?」


「ああ上がるぞ。しかしレベルアップ時のものと比べると微々たるものじゃがな」


一応上がるけどそんなには上がらないと。

そういえば魔物を倒した時の経験値はどうなるんだ?


「レベルMAXの時に魔物を倒すとどうなるの?」


「この世界を永いこと見ておったがレベルがMAXになったものは初めて見るから何とも言えんな」


史上初のレベルMAXってことかな?レベル1だけど何だか嬉しいな。



「そういえば僕のステータスって強いの?」


「ああ強いぞ?」


「どのくらいの強さなの?」


「先代勇者がレベル999の時のステータスぐらいじゃ」


「ふ〜んレベル999の時と同じかー」


「ああ同じじゃ」


「え?・・・勇者がレベル999の時と同じ?」


「だからそう言っておるじゃろ」


「うっそだ〜」


「嘘なんてついておらんぞ?」


「は?嫌々そんなことないでしょ。ないよね?」


「そんなことあるのじゃ。ちなみに普通の冒険者は強くても500いくかどうかじゃったぞ?」


「え?今なんて言った?」


「だから普通は強くても500いくかどうかじゃったと言ったのじゃ!」


フラッ


「おい、おーいしっかりせい!」


はっ⁉︎びっくりしすぎて意識が飛びそうになってたよ。どうしてこうなった?嫌々、転生したからね、強いとは思ってたんだよ?でもさ、流石に勇者のレベル999の時と同じはないでしょ。これ絶対あの女神のせいだよね?まだ確証はないけど。


「ああそうじゃスキルの説明などを見たいんだったら自分で開いてみたらいいぞ」


「は?どうやって?」


「ステータスオープンと言うか念じるだけじゃよ」


「そんなんできるんだったらあんたが書く必要なかったんじゃないの?」


「ハッハッハッ〜忘れておった。テヘッ?」


「忘れておったじゃないだろ!何がテヘッだよ!」


「いいからさっさと開いてみよ!」


「怒った感じにいってもダメだからな。忘れてたあんたが悪いんだから。」


「いいからさっさと開けと言うとろうが!」


「わかったよ開けばいいんでしょ開けば」


「・・・」


「・・・」


「おい早く開かぬか!」


「いや、叫ぶか念じるかどっちにしようかなーと思ってさ」


「そんなものどっちでもいいじゃろうが!」


BBAがうるさいからそろそろ開こうかな。ステータスオープン!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三原優斗 種族:人族 年齢:16 Lv.1 MAX


生命力:750(9999)

筋力:650(9999)

・・・


「ねえBb・・・スキルの説明はどうやってみるの?」


「BBAと言おうとしたように聞こえたのじゃが気のせいかの?スキルの説明はスキルの名前をタップすればいいだけじゃよ!」


「い、言ってないよBBAなんて。それより説明みよっと」



危ない危ないババアって言いそうになったよ。なんかロリババアが睨んでくるからさっさと見ていこう。まずスキルより気になった

転生神の加護からみよう。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【転生神の加護】


全ステータスが+9999される

獲得経験値が10倍になる

獲得経験値を所持金に変えることができる。

備考:この加護がある限りこの加護の所有者のレベルは1から上がらない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はい?全ステータス+9999?獲得経験値10倍?幾ら何でもあの女神ちょっとやりすぎじゃないですかね?

それにレベル1でMAXだったのもこの加護のせいかい! あと獲得経験値10倍もレベルが上がらないから意味ないじゃん!

後は獲得経験値を所持金に変える?これはどういうことだ?


「どうじゃ?わかったかの?」


「うんわかったよ。全部あのアホ女神のせいだってことがね」


「アホ女神?誰じゃそれ。」


「僕のステータスに乗ってる転生神とかいう神様の事だよ」


「転生神!・・・て誰じゃ?」


「知らないの?」


「幸運の女神や鍛治の神などは知っとるが転生神なんて聞いた覚えがないのじゃが?神のことが記されている本でも見てみるかの」



数分後・・・



「おったぞ、ぴったりと他の神のページに重ねられておって探すのに時間がかかってしまったわ。どれどれ説明は・・・」


「説明は?」


「なっ、何じゃと!?」


「どんな説明だったの?」


このBBAが驚いているってことは何かすごいことでもしたんだろうか。とてもそんな風には見えなかったけど。


「・・・『神の仕事を滅多にせず人々が備えたものをゴロゴロしながら食べる不真面目な神』と記されておる」


それ誰が書いたの?ていうかもうこの加護の名前転生神の加護じゃなくて駄女神の加護でいいんじゃないかな。


「それよりも、これで僕も街に行ってもいいよね」


「無理じゃよ?」


「え?僕のスキルの隠蔽で隠せばいいんじゃないの?」


「お主の隠蔽はまだレベル1ではないか。レベル1ではほとんど効果がないぞ」


「えぇぇぇ!じゃあどうすればいいんだよーー!」


そろそろ優斗を森から出そうかなと思います。

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