14話 ハートもキャッチです・・。
普通のことなのに
一つ一つを意識的にみてしまう
些細なしぐさも私に見せる笑顔だって
『わかってないでしょ?』
小さな胸がいっぱいいっぱいになって
異常のどきどきが私の身に
起こってしまっていることを・・
そして、また昨日以上のすきを感じてる
「ねぇ、寄り道しない?」
「寄り道?」
「簡単に言うとミニデートってこと。」
赤面するこの日。
あの図書室の出来事から3日たった。
まだまだ、周りの目が気になるところだけど、彼。
朝日向椿くん。
ずっと私の傍にいてくれた。
そのおかげかイジメもぴたりと止み普通に高校生活を送っている。
この状況に不安が募っては、椿くんが消し去ってくれた。
5時間授業というこの日は、なぜかいつもやっていた特別授業は打ち切りになった。
この時は学校の玄関を丁度出ていた。
少し夕暮れかかってはいたがいつも帰る時間帯よりはまだまだ明るい。
もう、秋も終わりに近づき冬が来ようとしている。
だから、少し肌寒い。
でも、ちょっとした言葉が一気に私の体温を上げた。
一時停止した私に、下から覗き込む186センチの彼。
いい?お願いポーズで『ミニデート』を押してくる。
また、私の体温を上げ、鼓動がドクンと跳ねる。
デートしたいなんて考えられなかった。
傍にいる事があまりにも幸せすぎで、それだけで満足いや満腹だった。
もう、食べれない状態だった。
本当にいっぱいいっぱいだったのである。
行きたいけど・・・恥かしい!
っでも、断ったらなぁ~?
ねぇ?ともう一度聞いてくる。
「行きたいけど・・で
「やったぁーー!よし、じゃぁ行こうっっ!!」
「えっっ??」
言おうとしていた言葉を笑顔でかき消されてしまった。
まぁ、いっか。
そんな、ことを思う暇もなく手を握られ引っ張られていく。
そんなぬくもりと、触られているところが・・
ムズムズする。
やはり、まだまだ恋の初心者・・------泣き虫は、コケル。
<ドサッ>
私の体重が走っていた椿くんを急ブレーキをかけさせた。
驚く椿くん。
そして・・
『バカな命。』
笑顔でそういった。
自然と私も笑っていた。
だって、バカって言葉がすきって意味する事を知ってしまったから・・・。
「これって・・」
目にしたのは、椿くんからは考えられない光景。
-- ゲームセンター --
である。
少し耳うるさい音楽や声がそこら中から聞こえる。
しかも、男グループか女グループ。
カッカップルなんて私たちだけじゃないだろうか?
そんな恥ずかしさを兼ね備えた私は椿くんについて行くの精一杯だった。
一瞬で取り出したものは・・
「えっ!銃!?」
男の子が大好きそうなゾンビゲーをいとも簡単に当たり前と言うように取り出した。
何をするのだろう?
後ろで椿くんの顔をまじまじと見つめた。
それに気づいた椿くんはなにやってんの?雰囲気で私にもう片方の銃を持たせる。
「命もやるんだよ。」
「えっ!私わかんないよ!」
「そっか。」
背後に回る椿くん。
そして、私の手にそっと添える大きな手。
「では、椿先生が・・いやお前の彼氏がじきじき指導してやるからな!」
「/////」
またもや赤面でゲーム開始。
ここ!と後ろで叫んでくる。
だが集中してきた椿くんは私からはなれ自分の銃へと持ち替えた。
どのみち、やり方を覚えたがゾンビたちに倒されていた私だった。
「椿くん強いね・・」
「ん?すきだからな。こういうの。」
少し熱いのか腕まくりをした椿くん。
「次こっち!」
「えっ?!」
その後、たくさんのゲームで惨敗または失敗する私に比べ椿くんはその逆の結果になっていた。
やはり、体力にも差があって私は一息をついてアイスを食べ中である。
ずるいと椿くんもやってくる。
「俺、チョコ好きなんだよな。」
丁度、チョコを食べていた私のチョコアイスをパクリと食べた。
その衝撃に・・ゆでたこになる!
可愛いしぐさにきゅんとなる。
「うま。」
心臓の鼓動が激しく聞こえる。
もう、このアイスを食べれない。
けど、そんなわけもいかず、最後まで食べたのだった。
すると、目にするのは可愛げな羊のぬいぐるみ。
少し近づくとやはり可愛い・・。
「これ、ほしいの?」
「うっ・・ぅん。」
「よし!俺に任せろ!」
UFOキャッチャーに向かう椿くん。
その横顔をずっと見つめていた。
やっぱりかっこいい。
そう思っていると・・
やばい心臓がまた、どきどきする。
はぁ、私・・死んじゃいそうだなぁ~
そうこうしているうちに!
はじめてから2分、がらんとした音と同時に目の前に来たのは、ガラスの向こうの羊・・。
「はい。命にあげる。」
<ドキッ>
「!・・・ありがとっ!」
「いいえ。どういたしましてっと。さて、帰るか!」
とびっきりの笑顔が私のハートもキャッチした。
やばいほどどきどきする。
そして、可愛い羊くんと一緒に帰ることになりました!
めちゃくちゃうれしいです。
・・・
・・・・
外に出ると綺麗な夜空が広がっていた。
少し涼しいくらいに感じる。
さりげなく手を繋いでいる。
また、意識しちゃう私。
あたり前のカレカノの生活と感じるかもしれないけど・・
普通がこれほどにもどきどきするなんて知らなかった。
桜庭命。高校生で恋愛中なうです・・。
コメが聞きたいぃ・・
展開が速いのはわかっているので温かい目で見たコメ下さい!
そして、他のシリーズもぜひ見てみてくださいだぁっ!
いったん『打ち切り??』みたいなのしますっ!
いい内容があったら46ですww




