表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
崑蟲王~外れスキル『昆虫テイマー』のオレはチートスキルでスローライフを満喫する……はずが、なぜか闇社会の実力者になっていた~  作者: テツみン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

63/83

第四話 王国軍が攻めてきた……はずが、なぜかヘンなやつらもついてきた⑥

 オレが何者なのか?

 そんな質問をされて、面食らってしまう。うーん……オレって実際、何者なんだろう?

 自分でもよくわからん。


 すると、隣にいたローズがいきなり駆け出し、右腕をランスのような鋭角な円錐形に変形させると、アクバルの顔の前に突き出した。そんなこともできるの? ローズって意外と芸持ちだよな。


「アクバル! バグロード様に失礼です! 今すぐ謝罪しなさい! さもなければ、アナタを殺します」


 いやいや、ちょっと待て。


「ローズ、イイのだ。許可したのは私だ」


 激しく怒るローズをオレは急いで諫めた。そうしないと、本当に刺し殺しそうな勢いだった。


「し、しかし――」

「それとも、その程度の質問で、オレが憤慨した――と笑い者にされたいのか?」

「も、申し訳ありません! 出過ぎたマネを……」と彼女は萎縮しまくっている。なんか、言い過ぎた気がして、心の中で「ゴメンね」と言った。


 それはともかく、どう応えればイイ? まさか、『ただの村人で、昆虫テイマーです』とは言えないしなあ……


「オレは……臭いモノにまとわりつく小虫だ。それ以上でも、それ以下でもない」

 と答えたけど――なんだそれ?


 自分で言ったことだが、意味がわからない。ヤベエ……


「――なるほど、お聞きしたかった以上のお答えをいただきました。このアクバル、バグロード様の期待に必ずや応えたいと思います!」


 ――えっ? あれ? なんか納得しているのだけど――どうして?

「そ、そうか――では頼んだぞ」と、ちょっと引き気味に応えた。


「ではっ!」

 そう言って、彼は出て行った。


 はあ……この世界の人は、役者じみたセリフが好きなのかなぁ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ