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 「ねぇねぇ〜何してるの?」

 

 出会った頃と変わらぬ姿の妖精が問いかける。


 「ふふ、君と出会った時を思い出していたんだよ。」

 

 それに対して、背も伸び、声も低くなった今の僕が答える。


 「?」


 この妖精はわかっていないのだろう。あの時の言葉に僕がどれほど救われたか。



 妖精は僕のこころを探してくれた。

 僕が一人にならないよう、ずっと一緒にいてくれた。

 

 


 初めての僕の大切。

 

 僕はこれからもずっと一緒にいる。

 僕がなくなるその日まで。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] ずっと1人のままであったなら、本当に心は無いままで終わったかもしれませんね。 楽しい悲しい寂しい嬉しい、誰かと触れ合うことで感じることの多い感情ですものね。 妖精がこころを見つけてくれたこと…
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