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プロローグ 『再起』

彼は未来に絶望感を覚えた。

様々な方法を試そうとした、その度に誰の事も救えない未来を見る。 


「--こんな未来にしたい訳ではない……」


と呟いた。

彼には誰にも相談、話す事も許されない。

唯一無二の能力……


「俺には唯一無二の能力がある……しかし、これを活かすだけの力がない。」


そう力のない、自信のない声で呟いた。

ただ、彼は誰の事も救えない絶望感を覚える度に声が聞こえる。

そう誰なのかも分からない声で……


「君なら他にアイディアが思いつく筈だ。諦めてはならない。そう君が諦める事は許さない、許されない。」


「もう諦める。もういいんだ、俺には出来ない…… 出来る訳がない。」


最初は弱々しい声であったが、最後は力強い声で反抗した。

しかし彼の声が相手へ伝わる事はなかった。


「ーーそうか君は諦めるなと言うだけ言って、俺からの声は無視するのか…… だったらやってやる。」


自分が諦める事なく考えつくアイディアでこの絶望を希望に変えると決心して。


「俺は必ず未来を変えて見せる。そして救ってみせる。唯一無二の能力を持つ俺が絶対に。」


と力強い言葉と共にニシナ カイトは再び立ち上がった。

初めて書かせて頂いた作品です。

至らぬ点も多くあるかと思いますが、是非応援して頂けると幸いです。


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