幸せの形
私の名前は華恋、今、同棲中の恋人、アツシがいるんだけどこの頃彼氏に対して不満ばかりなの、彼ったら私との秘密も友達に平気でペラペラ話したり、賭け事をするからなかなかお金がたまんなくて、結婚もなかなかってとこなの、そんな時気晴らしに始めたジムで、海人と言う男の子と出会い私の生活ががらりとかわった。海人はとても誠実で彼氏とは違うなにかキラキラした物を持ってるような…そんな海人と付き合う事に、つまり浮気である、それから二人は彼氏の目を盗んで二人で会うようになった。ある日、海人に誘われ海人の家に行くと、お家の人は皆外出中でいないらしい、すると海人が
「今日は二人きりだね」とニタッと笑うと、私のブラウスのボタンを上から一つづつはずしはじめた、私はあまりのショックに声もでない抵抗する事も、海人は次に私の胸に手をやる、私の脳裏にちらりと浮かぶ
「もしかして身体目当てなの?」その時に彼氏が言った一言を思いだす
「君はいつも意見も言わず言われた事を我慢しすぎだよ言われるがままなんて」と、その一言それは、ある時彼氏と喧嘩をした時にビシっと言われた一言、嫌なら嫌と言うべきだと思い
「や、やめて私はやっぱりアツシが好きなのゴメンなさい」と言い海人を突飛ばし家をでる、アツシの一言を思い出した私はアツシへの思いがいっきに溢れだし、申し訳ない気持ちでいっぱいだった、その足でアツシの元へと向うと、アツシの家のチャイムを押す、彼が家から出てきて一言こう言った
「お帰り」と、アツシは家の中へ入って行く、私はアツシの後ろからギューっとおもいっきり抱きしめ
「やっぱりアツシが大好きだよ」と呟いた、アツシは
「なに言ってんだよ浮気した後みたいな事を」と笑いながらながし、それから変わらずラブラブな生活が続いた。アツシは私のアツシに対する思いや不満を察知したかのように賭け事は止め、私との約束を守ってくれるようになった、やがて、男の子の赤ちゃんをさずかり幸せな日々を送っている、私は今だからこそ言える
「アツシじゃなきゃダメなんだ、あの日もしも浮気を続けていたら、こんなにも幸せな日々は来なかっただろう」