もしもこの人物を大河ドラマにするなら『松下幸之助』
もしも本当に大河ドラマ『松下幸之助』が制作されたら、という仮の話。
実現性はほとんど無いが、それでもあえて書いてみた。
名前
松下幸之助
よみかた
まつした・こうのすけ
職業
松下電器産業【現・パナソニック】の創業者、別名『経営の神様』と呼ばれる
生没年
1894年【明治27年】~1989年【昭和64/平成元年】
備考
『なろう系』は会社で働くのが嫌だという引きこもりニートが異世界に転生してチート能力を使って活躍する、努力しないで成功する、という内容の話が多いが、
松下幸之助はまさにその会社の経営者として歴史に名を残す人物である。
会社の経営者、創業者の創業物語は、朝ドラや他の民放のドラマなどではやるが、これを大河ドラマでやったら、という話になる。
松下電器産業の創業秘話はもちろん、戦後の復興期からは、松下電器産業の家電製品が世の中に出回り、それが世の中を大きく変えていく過程を描く、という形になるだろう。
とまあ、こんな感じで制作されることになるだろう。もし仮に実現した場合は、このようになるという妄想をいだいている。
ここでは第二次世界大戦前後の人物や事柄までしか書けないという規約がある。
第二次世界大戦以降の存命の人物に関して書くのは規約違反、また第二次世界大戦をまたいで、戦前戦中から戦後にかけて生きたような人物に関しても、戦後になってからのエピソードは規約に抵触する可能性があるという。
それは、わかっているよ、わかっているけど、だけど…。
戦前、戦中生まれでも、本格的に活躍するようになったのは戦後になってから、という人物もいる。
じゃあ、たとえば映画とかで、ナチスドイツを称賛するような映画とか、戦前戦中の軍部を称賛するような映画とかだったら、どうなるんだという話だ。
いっそのこと本当に規約変更を訴えてみようかと考えたこともあるが、それはさすがにアカウント削除、出入り禁止などのリスクを背負うことになりそうなので、やめた。
本筋からそれてしまったが、再び松下幸之助の話に戻る。
『経営の神様』というくらいだから、どんなに一流の大学を出ているのかと思えば、実は小学校までしか出ていないという。
しかも、和歌山県の尋常小学校を9歳の時に4年で中退したのだという。
この人物の特筆するべきは、小学校までしか出ていない、しかも尋常小学校の4年で中退したというのに、そこから独学で経営学を学び、松下電器産業の創業者となった、ということに尽きる。
家が貧しく、上の学校に進学させるためのお金が無かった、それで進学を断念したような人たちも数知れず。
今の時代は、学校に行かれるのに行きたくない、いや、行きたくないのに行かされる人たちがいるという、当時とは対極、真逆の環境ともいえる。
そこから生まれた名言というのが、『学歴がないから、多くの人の知恵を借りる』というものだ。
つまり、学歴がないから知恵がない、だから多くの人の知恵を借りる、という意味であると解釈する。
これが後に『経営の神様』と呼ばれることになる、松下幸之助の人生の第一歩となる。




