平成30年史~戦後76年史を大河ドラマでやるなら~いずれ昭和の戦後から、平成時代の人物たちも大河ドラマになっていく可能性~
平成も30年。
翌年の平成31年で幕を降ろし、新たな年号となるが、11月に入ったところでも新年号はまだ発表されておらず、正直な話、まだ実感がわいてこないでいる。
昭和どころか、平成までも歴史の一コマになっていく。
『平成30年史』を大河ドラマでやるとしたら…。
あるいは『戦後76年史』を大河ドラマでやるとしたら…。
という提案である。
なぜ『戦後76年』なのかって?
それは、大河ドラマは既に2020年のものまで決まっていて、次に決まるとすれば2021年以降。
1945年の終戦の年から数えて、2021年は、76年目となるので、『戦後76年』ということになる。
1986年の『いのち』と同様に、歴史上の人物は登場せず、
『戦後76年』、あるいは『平成30年史』を生きた市井の人々の物語、という話だ。
そもそも平成という時代は、時代として語るほどの価値のある時代なのか!?という疑念がある。
特定の主人公は、あえて決めておかない。
そういう人物がいないような時代であれば、無理に特定の人物を主人公として持ってくる必要もない。
実在の人物を取り上げると、規約とか何とか、変な形で取り上げないでほしい、とか言われそうだから、だったら架空の人物でもいいわけだ。
ただし、昭和の戦後から平成にかけての時代。
その間に起きた事件や災害や、流行りもの、トレンド、その時代のヒット曲などが次々と登場するという形になる。
以前は失敗したようなことでも、あえてやってみては?という提案だ。
実際、近代三部作は失敗だったという声が当時から根強かったという。
1986年の『いのち』は、視聴率はそれなりに取ったものの、結局その時の近現代路線は、5作やる予定が3作で打ち切りになった、という経緯がある。
終戦からまだ40年程度しか経っておらず、戦争経験世代なども、まだまだ存命であった。
なまじっか変な形でドラマにされたくない、というのもあったのか。
いろんな理由があるが、結局は『大河ドラマ』=『時代劇』ということから逸脱してしまったことがいえるのか。
また、当時の日本の時代背景としては、その当時はバブル景気に浮かれ、過去を振り返ってなんとやら、という気分ではなかった。
今の、先の見えない、未来に希望が持てないような、昔はよかったと懐かしむ風潮が目立つようになり、そういう世代の人たちが増えていくような時代。
そういう時代ということで、あえて『戦後76年史』や『平成30年史』を振り返ってみてはどうか、という、大河ドラマ改革のための一つの提案である。
第一世代 戦中派 復員兵
第二世代 団塊の世代
第三世代 団塊ジュニア世代 アムラー世代とも呼ばれる
第四世代 ゆとり世代、さとり世代とも呼ばれる
第四世代の主人公は学校にも行かず引きこもりニートで、アイドルグループ『AJPN48』を追っかけて、それに関する情報を入手することと、
あとは、スマホを何時間も使って、自作のWeb小説を執筆して、Web小説投稿サイトに投稿することだけが、唯一の生き甲斐という男。
ところが、その投稿した自作のWeb小説が、たちまち反響を呼び、あっという間に有名になり、紙の書籍でも出版する運びとなり、それもバカ売れするというストーリー展開になる。
現代編は、登場人物名はそのまま登場させると、いろいろと言われることも、今なおあるようだ。
今の我々の生きているうちにはたぶん、よほど元気で長生きしていないと無理かもしれないが…。
2021年は戦後76年、2022年は戦後77年と、戦後と呼ばれるのは、この先もずっとなのか。
戦争経験世代がいよいよ少なくなり、もしかしたら憲法九条改定などで、もはや戦後ではなく、次の戦争の戦前になってしまうのではないかという懸念もある。
戦争当時を振り返るドラマは数えきれないほどあるが、
戦後の昭和20年代から戦後復興期、昭和30年代以降の高度経済成長期、さらにはバブル景気、昭和から平成へ、平成に入りバブルがはじけ、
そして平成も終わろうとしている時期まで、一括して振り返る意味で、
戦後○○年を振り返るドラマを大河ドラマで放送したら、という空想を、この10年くらいずっと思い浮かべている。
もしかしたら、この空想が本当に現実になるのでは?と思いながら…。
いっそのこと、『大河ドラマ』を打ち切りにした後は、『大河アニメ』として、歴史をテーマにしたアニメに差し替えたら、とか、いろんな空想を描いているが、所詮空想は空想で終わるのか、というのが現実だ。
2018年は『明治150年』だから幕末の『西郷どん』とか、
2019年は、来年が2020年の東京オリンピックだから、オリンピックに関わった人物たちを題材にした『いだてん』とか、
なんだか最近は、このような形で決まることが多いようだが…。
大河ドラマが今後、10年、20年、いや100年、200年と続いていったなら…。
いずれ昭和の戦後も、そして平成も、歴史の一コマになっていく。そうなっていったら、昭和の戦後や平成の時代の人物たちも、大河ドラマの主役になっていくことがあるのではないか。
いや、作者が存命のうちは無理かもしれないが、我々の子孫たちの時代になれば、その頃までテレビ番組があって、大河ドラマが続いていたら、あるいは大河ドラマのような番組をやっていたなら、もしかしたら、昭和の戦後や平成時代の人物も…。という期待がある。
続いていかなかったら、無理だろうが。続いていけば、という期待がある。
たとえば、長嶋茂雄や、王貞治が大河ドラマになったら、という話をしている。
昭和、平成は、芸能界のスターや、スポーツ選手らが活躍した時代でもあった。
そうした芸能人やスポーツ選手の生涯を、大河ドラマでやったらという、もしものシナリオ。
大河ドラマが続いていかないで、打ち切りになってしまうようなことになったら、それは無理だろうが。
もはや、何時代のどの人物をやるかより、どの役者がどの人物の役をやるかという、キャスティングの方が重要と思われているんじゃないかとさえ思う、今日この頃。
昭和史や平成史を振り返るという意味でも、やってみるべきかと思われる。
それとももはや、振り返る価値は無いとでもいうのか。
思えば、1年間という長期にわたり、1つのテーマ、1つか2つの時代をテーマにして、毎週日曜夜8時に放送する、そんなドラマは、大河ドラマ以外には他に無いだろう。
民放の連ドラだったら主役級という人たちが、一同に会して、それぞれの人物たちの役を演じて、物語を紡いでいく、そんなドラマは、大河ドラマ以外には他に無いだろう。
2020年まではもう決まっているので、2021年以降の大河ドラマが、どうなっていくかというのを予測するのが、このエッセイの1つのテーマだ。
過去の大河ドラマをもう一度見返してみて、未来の大河ドラマにつなげていく、というのもテーマの1つだ。




